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雲のできる高さは湿度が関係していると学びました。

「湿度が高いと雲の高さは低くなり、湿度が低いと雲の高さは高くなる」

ということですが、その仕組みがどうしてもよく理解できないのです。

自分なりに整理してみました。

空気が上昇すると気圧が下がる→気圧が下がると空気が膨張するため、気温が下がる→気温が下がると湿度が高くなる...

とここまでは理解できましたが、湿度がどうして高さに関係するのかわかりません。
おわかりになる方、是非教えてください。

A 回答 (2件)

http://www.mokk.co.jp/siltuke/2.html

上記のページは結露が出来る仕組みについて書かれています。雲が出来る仕組みも結露と似たようなものだと思ってください。
上記のページのグラフを借りて説明すると、例えば、1立方メートルあたり17.2g(相対湿度75%)の水が含まれている空気Aと、12.8g(相対湿度56%)の水が含まれているBという空気があったとします。25度の地上から上空へと運んでいった場合、どうなるでしょうか。
なお、100m上昇ごとに気温が0.5度下がるとします。

飽和水蒸気量と空気中の水分含有量が一致する地点で雲が出来ると考えると、Aは20度になる1000mで、Bは15度になる2000mで雲が出来ると予測できます。


具体的な説明をするとこんな感じなのですがいかがでしょう?
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この回答へのお礼

丁寧に説明していただき、ありがとうございました。自分でももっと勉強したいと思います。

お礼日時:2006/09/07 14:29

 この場合湿度と称しているのは相対湿度で、絶対湿度ではないのです。

相対湿度というのは飽和溶液水蒸気圧にタイするパーセンテージで表わされます。飽和溶液水蒸気圧は気温が下がると低くなりますから、絶対湿度が変わらなくても相対湿度は下がるのです。
 付け足しになりますが、この相対湿度が100%に達すると水蒸気が水滴になり雲が発生することになります。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2006/09/07 14:27

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