古典・古文学が全然分からないド素人ですが、よろしくお願いします。

まず一つ目。
古館伊知朗さんと戸田菜穂さん?のCM(なんのCMかは忘れましたが)で
古館さんが「月日は百代の過客にして・・・」と「奥の細道」を読んでいます。
その途中で
「行きかふ年もまた旅人」のところを
「ゆきかうとしもまた・・・」と読んでいました。
「行きかふ」は「ゆきこう」と読むのではないのでしょうか?
と思ったので質問してみました。


もう一つは
松尾芭蕉の有名な俳句
「荒海や 佐渡に・・・」
ですが
「さどによこたふ」の部分は、よくテレビなどで
「さどによこたう」と読まれていますが、
「さどによことう」ではないのでしょうか?

全然分からないので
教えて下さい。

このQ&Aに関連する最新のQ&A

A 回答 (5件)

前の回答を書いたあとで,もしや…と思って,念のため手元の古語辞典(小学館,全訳古語例解辞典第2版)を引いてみました。



それぞれの単語は,まず見出しが歴史的仮名遣いで書かれ,その下に現代仮名遣いが小さい字で書かれています。
そして,辞典の「使い方」のところには,「読み方が2通り以上ある場合には,一方の読み方を( )で囲んで示した。」として,つぎの例が上がっています。
した・ふ【慕ふ】シタ(ト)ウ

やはり,と思いました。
いくつかあたってみると,同様の例が次々と。
あふ【合ふ・会ふ・逢ふ…】ア(オ)ウ(ただし「逢坂山」はオウサカヤマ,あふぎ【扇】はオウギ,あふぐ【仰ぐ】はアオグのみ)
ならふ【馴らふ・慣らふ・習ふ】ナラ(ロ)ウ
にぎはふ【賑はふ】ニギワ(オ)ウ
はらふ【払ふ・掃ふ・祓ふ】ハラ(ロ)ウ
ゆきかふ【行き交ふ】・・カ(コ)ウ
よこたふ【横たふ】・・タ(ト)ウ
などとなっています。

「あふことの たえてしなくば なかなかに…」の百人一首は「オーコトノ」と読むのが普通ですが,散文の中で文末に「男が女に会ふ。」などと使われると,「アウ」でもあまり違和感がないように思われます。

ということで,「文語体の短歌・俳句・詩などでは,動詞の終止形・連体形が「あ段+う」となった場合「お段長音」になる傾向があるが,散文では必ずしもそうではない」ような気がします。

なお,関西方言では「逢(お)うた」「笑(わろ)うて」などのウ音便が優勢なので,たとえば関西の人と関東の人とでは,「ユキカウ」「ユキコウ」のそれぞれに対する自然さ(あるいは違和感)が違うのかなとも思いました。
特に,あふる【煽る】アオル,はそのまんま「アフル」ですし。もっとも関東でも「オウル」とは読みませんが…。
    • good
    • 0

まだ締め切られていなかったので,もう一つ補足します。


No.1の回答で出てきた,「春の小川」の歌詞が口語化されたのは,昭和17年3月発行の国定教科書「初等科音楽(一)」からです。
この教科書は国民学校初等科3年生用で,3年生の歌う歌詞に文語体はまだ早いということで一部改められました。
(一)なのになぜ3年かというと,1・2年生はそれぞれ「ウタノホン」「うたのほん」という題名の教科書だったからです。
時々,文語体の唱歌を懐かしむ人が,「春の小川」は戦後になって歌詞がつまらなくなった,みたいなことを言っているのを聞くことがありますが,戦時中のことだったのですね。
確かに戦後になって改められた歌もいろいろありますが(軍国主義的な歌詞など)。
(私も文語体の歌は好きですので念のため。)
    • good
    • 0

文語体の文章を読む場合,基本的に「あ段+う」→「オウ」ですから,「ユキコウ」「ヨコトウ」だと思います。


「蛍の光」の2番だったか,「さきく(幸来)とばかり歌ふなり」も「ウトーナリ」ですよね。
このへんは,歌を歌う場合は(ちゃんとした指導者に教わった場合は)きちんと直されるのですが,文章を朗読する場合は,最近では必ずしもうるさく言わない先生も多いようですね。
asadiさんが教わった先生は,そのへんをきちんと心得ておられたのでしょう。
ただ,「笑ふ」などのように現代語でも形が変わらない単語だと,つい「ワラウ」と読みたくなります。
古館さんがどう判断されたかは憶測の域を出ませんが,現代語に近い形のほうが一般の視聴者に分かりやすいという判断かもしれません。
コマーシャルということもあって,通じやすさを優先させたのでしょうか。(もっとも,視聴者に疑問を抱かせることでかえって注目を引く場合もあるでしょうけど…)
    • good
    • 0

 #1の asadi です。



>しゃべりの天才であり、言葉に誇りを持っていて、膨大な語彙数を誇る
>古館さんが上記のことをたとえCMであろうと受け入れることができたの
>でしょうかね?

 古館氏が言葉に誇りを持っているかは私にはわかりませんが、彼が言葉のプロだということは知っています。その場面で「ゆきこう」と発音するよりは「ゆきかう」と読んだ方が耳に心地よい、あるいは流れに沿っていると判断すれば、プロとして当然「ゆきかう」を選択するでしょう。逆に「ゆきこう」と読むべきだと判断すれば、絶対に譲ることはなかったと思われます。

 ということで「制作者側の判断および古館氏の判断」というように訂正させて戴きます(いずれにしても、こじつけですが)。
    • good
    • 0

 本来は、仰る通りに読むべきなのでしょうね。

私も中学・高校の古文の授業では、そのように読むのだと教わりました。

 ご質問を拝見して、小学校で習った歌「春の小川」についての逸話を思い出しました。最初は「さらさら流る」「ささやく如く」と文語体の詞だったのが、子供には難しすぎるとして、現在の「さらさら行くよ」「ささやきながら」という口語体に変えられたのだそうです(いつ頃のことだったのかは分かりません)。

 おそらく「ゆきかう」「よこたう」も、これと通じる部分があるのでしょうね。テレビやラジオにおける言葉は、可能な限り一般に通じるものを用いるようになっていますから、せめて「ゆきこう」よりは「ゆきかう」、「よことう」よりは「よこたう」と発音すべきだという判断があったのではないでしょうか。

 なお、読み方については自信がありますが、その理由は全くの憶測ですので「自信なし」の回答です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
CMをきいて「あれっ」って思ったんだすよね。

ところで、
>テレビやラジオにおける言葉は、・・・・・・と発音すべきだという判断があったのではないでしょうか。

しゃべりの天才であり、言葉に誇りを持っていて、膨大な語彙数を誇る古館さんが上記のことをたとえCMであろうと受け入れることができたのでしょうかね?

お礼日時:2002/03/23 03:36

このQ&Aに関連する人気のQ&A

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人が検索しているワード

このQ&Aと関連する良く見られている質問

Q「奥の細道」で芭蕉が訪れた山寺

たしかJRのポスターだったと思うのですが、芭蕉が訪ねたというお寺で、緑深い山の上のお寺に上る途中のお茶家が映っていたのです。で、「芭蕉もここで一息いれたのかも…」みたいな感じでした。石段かなにかわかりませんが、かなり高いところにあるらしいそのお寺に行って見たいと思ったのですが、何分知識不足でどこのお寺だったのかがわかりません。ポスターにはたぶんお寺の名前が載っていたはずなんですが、覚えてなくて…。めどとして山形の立石寺かなぁと思っています。情報少ないですがもしわかる方いらっしゃいましたら、ぜひ教えてください!

Aベストアンサー

今晩は。
 私もその通りだと思います。参考までに写真が多くあるページを(↓)どうぞ。写真をクリックすると拡大されます。
 またこのほかにも多くの写真の入ったページが有りますから、検索して見てみると良いでしょう。
 ところで玄奘様の旅にはお供が付くのでしょうか??

参考URL:http://www.bashouan.com/psRisshakuji.htm

Q「岐阜」はどうして「きふ」ではなくて「ぎふ」と読むのでしょうか?

全くどうでもいい質問をしてすみません!
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=378504
の中でついボヤいてしまっていることなのですが、子どもの頃から疑問に思っていることなんです。

「岐阜」の「岐」の字は普通「き」と読みますよね。
用例=「岐路」 「分岐点」 「多岐亡羊」・・・これらは全て「き」と読みますよね。
例えば普通は「た」と読む「田」の字が、熟語の下に来る場合は「だ」になったりします。
でも「田」の字が熟語の頭に来る場合は、「だ」にはなりませんよね?
「山」の字にしても、熟語の頭に来る場合は「ざん」とは読みませんよね?
それなのに、どうして「岐阜」では「岐」の字が頭にあるにも係わらず「ぎ」と濁るんでしょう?

もしかして浅学非才な私が知らないだけであって、こういう事例は他にも結構たくさんあるのでしょうか?
尚、お礼に数日かかると思いますのでご承知置き下さい。
宜しかったら、冒頭の質問378504にもお答え頂けたら幸いに思います。

Aベストアンサー

#2(No.2)のものです。
(まさか、私、質問の意味を取り違えていないですよね。)

>こういう事例は他にも結構たくさんあるのでしょうか?

語のはじめにあって、濁る言葉と濁らない言葉があればいいのですね。

分解 ぶんかい
分別 ふんべつ

伴奏 ばんそう
伴侶 はんりょ

貧乏 びんぼう
貧富 ひんぷ

次回 じかい
次第 しだい

大事 だいじ
大安 たいあん
(っていうか「大」の場合は、濁るのと濁らないのともっとたくさん言葉があると思います。)

もし、讀み方の書いてある漢字の表(常用漢字表など)が身近にあったら、
濁るのと濁らないのと兩方載っている漢字を見つけて、
それぞれ頭に附いている言葉を見つけるといいと思います。

もっとたくさんあると思うのですが、すみませんがもう寢たいので、これくらいで終わりにさせていただきます。
(^-^)/

Q「定規」「定木」ってなんて読むの?

 塾のテストで『「さんかくじょうき」を漢字で書きなさい』というものがありました。確か、私が小学生だった頃は、「さんかくじょうぎ」だったと思うのですが、読み方が変わったのでしょうか。それとも逆に、もっと昔は「じょうき」と読んでいたのでしょうか。
 子どもに質問され困っています。どなたか教えてください。

Aベストアンサー

 読み方で「定規」は
 1)ていき  一定の規則のこと
 2)じょうぎ 刃物・筆などをあてて、物を裁ち或いは線を引く具。
        定木(じょうぎ)とも書く。(広辞苑より)
 読みで「じょうき」と読むのは「定器」と書きます。
 1)日常の器具
 2)使用の定まれる器具
 3)(仏事)飯などを盛る器具
 また、日本古来の数学である「和算」でも数取りの用具「算木」=さんぎ を使っていましたが、「木」の読みは「ぎ」となっています。
 先生は、単純な誤り(読み方の)または、意味上の誤り(定器)と間違われたのかもしれませんね。旧い読み方でも存在しません。
 さんかくじょうき=「三角定器」なるものの存在はまず、あり得ないのですが、
あったら、これです。今は全く使いません。
 なお、私は数学の関係者です。

Q「コンクリート示方書」などの「示方書」は何と読むの?

専門が電気・電子なのですが、土建の業務を現在していて表記の文書にたどり着きました。「示方書」は何と読むのでしょうか? 辞書にも見当たらずで困っています。

Aベストアンサー

「しほうしょ」です。
道路橋示方書は略して「道示(どうし)」などと言ったりします。

Q「買春」を「カイシュン」と読むのは…

最近ニュースで「買春」を「カイシュン」と読んでいるのを耳にします。売春との区別をするために買春を「かいしゅん」と読むのでしょうが、「買」という漢字の読みを調べたところ「カイ」と読むとは書いてありませんでした。「カウ=買う」の「カ」としては読みますが…。
(ちなみに買春というのは本来別の意味があるのですね)

もしかしたら私が知らないうちに、ある時から「カイ」と読むように変わったのでしょうか?
だから手元の辞書は古いため、その読みが載っていない?
どなたか詳しい方おられませんか?
それから売春・買春の是非についての話は興味ありませんので、純粋に漢字の読みについて教えて下さい。

Aベストアンサー

 複合語の場合の送り仮名は、その複合の語を書き表す漢字のそれぞれの音訓を用いた単独の語の送り仮名の付け方による(通則6)。しかし、(1)特定の領域の語で,慣用が固定していると認められるものとか、(2)一般に,慣用が固定していると認められるものについては、送り仮名を省くことになっています(通則7)。また、慣用が固定していると認められる限り、類推して同類の語にも及ぼすものであるとなっています。「買」の字を使った「買主」「買物」「買値」「仲買」などは「買春」と同じように、慣用が固定していると認められたものです。      
      

参考URL:http://www.konan-wu.ac.jp/~kikuchi/kanji/okuri.html


人気Q&Aランキング

おすすめ情報