このような質問をしようかどうか迷い、また、どこでしたらよいのかさえわからずに質問するのですが・・・

パラレルワールド(平行世界・多元宇宙?)は存在するのでしょうか。
学問的にそのような研究はされているのでしょうか。(証明されているかは別として)
科学者の方はどのように考えてらっしゃるものなのでしょうか。

小説や映画などでは、結構あって個人的には好きなのですが、科学的にはどうなのでしょうか。

このような質問に答えてくださる方がいらっしゃったら、宜しくお願いします。

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A 回答 (4件)

 


  パラレル・ワールド(平行世界)は、人間の想像で古くから構想されていたものです。従って、哲学的に考察されて来ましたし、当然、物理学でも、そのようなものが問題になります。
 
  古代のギリシア・ローマの哲学者のなかには、世界が基本となる粒子でできていて、その並び方や組み合わせが、この現在の世界なら、「時間」が「永遠」であれば、遙か未来には、粒子が、現在の配置や組み合わせとまったく同じ世界ができるであろうということを考えました。世界は幾らでも永遠の時間のなかで再現され、無限に再現されるのだという考えです。ニーチェの「永劫回帰」は、或る程度古典学者だったニーチェにこの古代の考えに連関しています。(時間が永遠であれば、というのは、インド哲学・仏教哲学でも、考えられ、インドにも平行世界の考えがあります)。
 
  しかし、キリスト教では、この世界は神が創造し、開始があり終末があるとされます。しかし、ここから、では神が意志すれば、この世界とまったく同じ世界があるのではないかという考えが出てきます。また終末の後にできる世界は、この世界とどう違うのか、確かに違うかも知れませんが、それも平行世界だと云えないこともありません。
 
  この神が世界を存在させているという考えには、「瞬間瞬間」の世界の創造という考えがあり、これだと、世界の創造は、瞬間瞬間に行われていることになり、無限の数の世界があることになります。ただ、一つの世界系列だけを神は造っているということになりますが、本当にそうかどうか分かりません。つまり、瞬間瞬間に世界が新しく成立しているなら、別の可能性の未来へと分岐して行く世界があってもおかしくないのではないかという考えが出てきます。
 
  インド哲学では、「時間の最小単位」というものが古代から考えられていて、仏教ではこれを「刹那」と言います。この刹那と刹那のあいだに飛躍があり、世界と世界のあいだが刹那で、修業して刹那に入り込むことができれば、分からないことは何もなくなり、また、何かを自由に生み出すこともでき、また刹那から、別の世界に行くことも可能であると、インド古代の古典ヨーガ派の基本教典『ヨーガ根本聖典』に記されていますが、わたしは、修行が足りないので、そんな段階までは知りません。
 
  理論物理学の「多世界分岐」とか、漁師力学的な世界の分岐と拡散は、このキリスト教の神による世界の瞬間瞬間の創造に似ています。世界が、複数の(または無限の)可能な未来があれば、その可能性の数だけ未来が実現し分岐して行くという話で、わたしたちは、一つの世界のわたしたちであるので、他の世界は分からないのです。また、理論物理で考えられている世界の分岐や平行世界は、互いに、影響関係がないものとされていますが、それは影響関係のある平行分岐世界の理論を造れば、理論構成は可能であると思いますし、そういう影響関係にある世界が分岐して造られるというのが、「ない」とは云えません。
 
  「ない」とは云えないので、「ある」のではなく、少なくとも「構想」できる、ということです。また、「時間」とか空間とか、世界とは何かという問題を、哲学でも物理学でも考えて行くと、平行世界がある方が自然だという考えになります。
 
  物理学だと、唱えられているのは、量子力学的な「多世界分岐」と、宇宙論での「多世界解釈」になりますが、両方とも関係があると云えますし、今後の物理学の展開で、もっと色々なものが出てくる可能性もあります。
 
  なお、あまり真面目に書くと、空想・妄想だと考えられますので、かなり控えめにしているのですが、それでもかなり、空想と紛らわしいことを書いてしまっているように見える、以下のような質問の回答があります。これらの質問のわたしの「回答」を参照してください。
 
  >No.189866 質問:もう一つの地球
  >http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=189866
 
  >No.208052 質問:タイムマシーンに乗って
  >http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=208052
  

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=189866,http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=208052
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この回答へのお礼

とても詳しい説明、ありがとうございました。
なかなか難しくてよくわからない部分もありましたが・・・・・・でも、このような質問に親切に答えてくださってありがとうございます。

お礼日時:2002/04/16 14:09

特に詳しいって訳じゃありませんが。



 量子力学に必然的に現れる確率。これがどう実現するかによって宇宙が分岐していく、という意味での多世界解釈は昔からありましたね。ファインマンの経路積分法もそのバリエーションと考えることもできそうです。

 近頃考えられているのは、それとはまた違うものです。超弦理論(これを拡張したDブレーン理論、さらに今ではM理論というものの方が注目されてますが)において、この宇宙(10次元と考えられています)が11次元空間の中の膜の表面である、という風に捉える考え方があります。すぐ「隣」に別の膜があって、膜の間で相互作用がある。つまり幾つかの世界が微かながら力を及ぼし合うのです。もっと野心的なものでは、「複数の宇宙(つまり膜ですが)同士がぶつかった時にビッグバンが発生する」というアイデアも検討されています。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。やっぱり私には難しいです。。。。

お礼日時:2002/04/16 14:10

解りやすくというのが難しいので、まず哲学的なのを簡単にいきます。



結論、ないものいものはない、あるものはある。・・・です。
ないものはないのですが、存在してても認識できなければない。
認識できなくてもあるものは、あるということです。
ちがったら、ごめんなさい。

理論物理学ですと、すべての事象において可能性の数だけ世界がつくられる
ということです、ユークリットなんたら(ごめんなさい、おもいだせない)
という数学の理論体系での数式みたいなのがあったはずです。
又、現実にパラレルワールドは、ある意味で実現されてます。
それは量子コンピューターです。

それ以外に関しましては、次のワードで検索するといいと思います。

エバレト、ステーブホーキング、佐藤勝彦、ステーブンワインバーグ
多世界解釈、量子力学、シュレーディンガー

昔、興味があっていろいろ本をあさったんですが、いざ説明しようと
おもったら難しいです、ごめんなさい。
文才がないもんで(笑)。

それから、ちがってたらごめんなさい。
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この回答へのお礼

二度も回答戴きありがとうございました。

お礼日時:2002/04/16 14:08

学問として研究されてるかたはいるようです。

哲学的アプローチと理論物理学的アプローチに二分されてたように思います。

どちらの説明がいいでしょうか?

ちなみに平行宇宙はあってもなくても一緒ということです。まじわることはないそうですから。

この回答への補足

回答をいただけてとても嬉しいです。ありがとうございます。

できれば、両方説明いただければ、と思っています。
ただ、余り難しい公式とかを出されても、残念ながら私には理解できないと思いますので、できるだけわかりやすくお願いいたします。
無理を言ってすみません。

補足日時:2002/03/23 20:48
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Q物理学で研究職につくには

現在、高3の受験生です。

僕は、将来は物理学で研究職につきたいと思っています。

そもそも、研究職につける人は、かなり限られると思いますし、
物理学という分野でも同じ事が言えると思っています。

それに僕は、そんなに天才的な何かがあるとは思えませんし、
高校時代から物理の難しい本を読んで、
大学レベルの事を勉強しているなんて事もありません。

それでも、やっぱり研究職につきたいと思います。

学校の授業でも物理が一番好きですし、
勉強してて面白いとも思えて、自分には物理があってるのかな~
なんて思っているんですが、
こんなくらいの考えで物理学科なんて行ったら、
痛い目見たりしてしまうでしょうか?

何か質問がよくわからなくなってしまったんですが(笑)

とりあえず、物理学科に行って、研究職につける人というのは、
どれくらいいるもんなんでしょうか?

Aベストアンサー

No.2です。補足です。

No.2で原子核理論と原理核実験を書き忘れるという失態を犯してしまいました。そういう分野もあります。その他、生物物理などもあります。

No.3の方が書かれていますが、物理は実力主義の世界なので、出身大学は関係ないです。
実力主義の結果として東大や京大の特定の大学出身者に偏る傾向があるということになります。
たとえば、東工大は東大出身の教授が多いのですが、それは東工大出身者をコネで採用するということをしていないので、実力で採用した結果そうなってしまうだけです。
しかし、東北大、名古屋大出身の優秀な研究者もたくさんいますので、ご安心ください。
物理学者になることだけが目標であれば、どうせ学部では基礎的な勉強しかしないし、教授と専門分野について語りあうことも一切ないので、旧帝大だろうが地方大だろうがどこでも一緒です。
でも、一般に優秀な者は入試程度でつまづくはずはないです。

さて、宇宙にご興味がおありとのことですが、大きく2つのパターンに分けられると思います。
1.数学が得意で、物事の原理を根本的に突き詰めるのが好き
2.漠然と宇宙が好き
1でしたら、初期宇宙などの宇宙理論、もしくは素粒子論がよいでしょう。
2でしたら、観測的宇宙論や宇宙観測がよいでしょう。

宇宙理論はかなり人気のある分野ですよ。
私は東大出身ですが、同期で宇宙理論に進んだ人は数人いました。
(全員、とても優秀な方でした。)
残念ながら全員、途中でやめていきました。
宇宙理論はそんな感じです。
だいたい、宇宙理論は各大学にポストが2つや3つくらいしかないわけです。
ある大学のポストが2つと仮定して、そのポストについている教授、助教授の年齢が55歳、45歳だったら、(定年が65歳なので)あと10年間はその大学では全く空きがでません。その一方で、毎年数名、大学院に入ってくるわけですから、おのずから競争は厳しくなります。そういう分野は博士課程を終えたあと、世界中を任期が2,3年のポスドクをやりながら転々とします。
たまにポスドクが切れちゃって半年や1年くらい無職になったりする人もいます。
そこまでして続けるというのは、物理が好きというのを通り越していて、物理教の狂信者といった感じですね。
で、諸国を転々として、日本に空きができたら帰ってくるという感じでしょうか。
だから、旧帝大で宇宙理論のポストにつこうと思ったら、それなりの能力と覚悟が必要でしょう。
しかし、基準を下げれば、結構簡単です。
日本には実はたくさん大学があって、地方大学で一般教養の学生に物理を教えるポストや、国際××福祉大学のような聞いたこともないような私立大学で文系の学生にエクセルやワードの使い方を教えるポストもたくさんあり、そういうのは割と簡単になれます。
理論でしたら、お金がもらえて時間があればどこにいようが研究はできるので、そういう手もあります。

ちなみに、宇宙観測に行った同期数人は、ほとんど研究者としてのポストか、JAXAや民間企業などで観測衛星の開発にかかわる仕事についています。宇宙観測も人気があります。

素粒子実験、物性実験は、博士号取得→助手→助教授とかなりスムーズに進むケースが多いです。

生物系では、博士課程の途中で助手になる人もいますし、分野によっていろいろですよ。

今は理系は修士まで行くのが当たり前で、優秀な大学院生も大勢いる一方で、学部の内容さえろくに理解していない本来大学院に来る必要もない大学院生も山ほどいるのが現状です。だから、遠慮することないと思いますよ。(意外かもしれませんが大学より大学院の方が簡単に入れます)
そこそこの大学を出て修士までだったら、希望すれば大抵どこでも就職できるので、とりあえず物理学科に行って勉強したらいいと思いますよ。
理論物理は人間の能力を極限まで鍛えるのに最適です。
物理をやめて今は他の分野の仕事をしている友人が
「場の量子論を経験した以上、他の分野の学問は簡単にしか思えない」
と語っていました。確かに数式には極端に強くなります。

ただし、修士で就職する場合、修士1年の終わり頃から就職活動を開始しなくてはいけないので、大学院に入って1年以内に決断する必要があります。長い間迷っている時間はないです。で、その時期はまだ場の量子論の初歩をかじりかけた段階だと思うので、さしずめ1950年代までくらいの物理しか知らないでしょう。物理の全体像を把握する前に続けるかやめるか決断しなくてはいけないということです。
博士課程まで行って博士号をとるのは簡単なことですが、そこまで行くと27歳なのでそれなりのリスクが伴うことを覚悟しておく必要があります。

最後に、
ノーベル賞を受賞した朝永振一郎(ともながしんいちろう)は、物理学者になると父親に話したときに止められたそうです。そんな道に進んでも高校の教師になるのが成れの果てだぞ、それでもいいのか、と。朝永さんは、好きだからそれでも構わないと思い、物理の道を選びました。
私もこれから進もうとする人に少し怖気づかせることを書いてしまいましたが、kiku511様は朝永さんのようにすごい才能があり、次々と大発見をして歴史に名を残すような学者になるかもしれませんね。

No.2です。補足です。

No.2で原子核理論と原理核実験を書き忘れるという失態を犯してしまいました。そういう分野もあります。その他、生物物理などもあります。

No.3の方が書かれていますが、物理は実力主義の世界なので、出身大学は関係ないです。
実力主義の結果として東大や京大の特定の大学出身者に偏る傾向があるということになります。
たとえば、東工大は東大出身の教授が多いのですが、それは東工大出身者をコネで採用するということをしていないので、実力で採用した結果そうなってしまうだけで...続きを読む


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