国際問題には初心者なのですが疑問があります。
タリバンについてのHPをいろいろ見ていると
あるHPではアフガンの女性は厳しい女性差別(ベールの着用など)を受けていると書かれていたり、またその見解は誤りで実際は文化なのである。
と書かれてるところもあります。実際はどれが正しいのでしょうか?
またタリバンの政策が治安をよくしたという良い意見もあります。
どうゆうことなんでしょうか?
教えてください。

A 回答 (2件)

タリバンについて語るには、アフガンの歴史を振り返る必要があります。

過去にソ連がアフガンに侵攻したことはご存知かと思いますが、ソ連軍撤退後、ソ連と戦っていたムジャヘディンと呼ばれるゲリラ内部で争いが起こりました。つまり内戦ですね。この度重なる戦乱に、終止符をうったのがタリバンです。ソ連侵攻&内乱でうんざりしていたアフガン国民は、当時は歓喜したということです(そういう意味で、タリバンはアフガンの治安を立て直した正義の味方でした)。

しかし、タリバンの出自はソ連侵攻時、パキスタンに非難していた難民たちです。ソ連軍に立ち向かえるイスラム戦士に育成しようと、難民キャンプのイスラム神学校で徹底的にイスラム原理主義教育を受けた組織体です(だからタリバンとはアラビア語で「学生達」という意味)。戦う相手が、ソ連軍ではなくムジャヘディンゲリラになった訳ですが、ともかく政権を取った後、厳格なイスラム教信仰に基づいた生活を国民に指導するのは、彼らにとっては自然なことだったのでしょう。ひげを生やさない男性やブルカ(ベール)を着用しない女性を逮捕し、映画や音楽を禁止したのは、すべてイスラム教の教義に忠実であるためです。

また、ブルカが女性差別か文化かという問題は、タリバン政権以前のアフガン都市部は西欧文化が流入し、イスラム教の教義の適用範囲がかなり緩和されていた背景を無視することはできません(つまり女性はブルカを着ず、男性はひげを剃っていた)。信仰厚い人は、強制されなくても着るでしょう。そうじゃない人は、着用に屈辱を感じていたでしょう。それをわきまえず、一元的に「差別だ!」「文化だ!」というのは、あまり賢い人の発言ではないと、私は考えます。

タリバンについて語るには、本当はアメリカやパキスタンの思惑も無視できないのですが、長くなりましたので終わります。以上です。
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視点の置き方によって,一つの現象や事象が異なる解釈を受けるということは珍しいことではありません。


イスラム教国では,女性は顔を含めて人前で肌を見せてはいけないことになっていますネ。ベールの着用なども,是が理由です。
ホメイニ師が登場してからのイランでは非常に厳格にこれが守まれています。
タリバン政権下でのアフガンも同様であり,教義に沿ったことであるという点では「文化」と言えるのかもしれません。
タリバン政権が発足する前のアフガンは(行ったことがありますが),非常に官憲が腐敗しきっており,何事もすべてワイロで動く状態でした。また,強盗,強姦,窃盗といった犯罪は日常茶飯事であり,犯罪者の一部は警官でしたから,治安面では,自己防衛が唯一ベストな方法といえる状態であったとも言えます。
タリバンが政権を持ってからは行ったことがありませんが,犯罪に対する処罰が厳格に行なわれるようになったことから,犯罪率は激減したということを聞いています。
アメリカの視点からの報道が大半を占め,アメリカの正義が世界の正義であるような観点からすると,タリバンはどうしようもない組織であるように錯覚してしまいます。
けれども,視点を変えると評価は全く異なります。
以上kawakawaでした
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