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イソップ寓話に「金の斧」があります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/金の斧

1.女神は、きこりがどの斧を落としたのか最初から知っていたのでしょうか?
(正直者きこりのときは知らずにいたが、欲張りきこりのときは知っていたように思えますが)
2.知っていたとしたら、どうしてきこりを試すような質問をしたのでしょうか?
3.金の斧と銀の斧は誰が落としたものだったのでしょうか?
 女神のものでしょうか?
 別に所有者がいるのなら、その人に返すべきだと思いますが。
4.欲張りのきこりがもし正直に金の斧が自分のものでないと答えればもらえたのでしょうか?
 もらえないとしたらその理由は。
5.金の斧と銀の斧は装飾品でしょうか?
 やわらかくて実際に木は切れないのでは?

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

 「きこり」は、無意識の森を、「斧」という男性的な合理的・論理的精神性で切り開き、そこに意識の光をあてようとしていました。

ところが、意識を切り開く「斧」は、無意識の森の頑強な木にはねかえされて、心の泉の中に落ちてしまったのでした。この時、「きこり」の中に、女性的な面が登場したのです。そして、「きこり」は女性的側面をあらわす女神に、自分の限界や失敗・弱さを認め、今までの男性的な生き方を悔いたのでした。「無意識」の森は、鉄でできた硬い男性的な「斧」だけで切り開くことができなかったのでした。そして、女性的な側面を持つ金と銀のやわらかい「斧」をもらうことによって、無意識の森を切り開く完全な道具を手にいれたのでした。別の言い方をすれば、自分の心の泉から、自己の中の女性的側面の助けを借りて、金と銀に象徴される優美さや感覚性、情緒性、細やかな感情といった女性的側面を含んだ「斧」を取り出すことに成功したのでした。

 ところが、「欲張りのきこり」は、男性的な鉄の「斧」で木を切る努力もせず、故意に「斧」を泉に捨てたため、自分の弱さや限界に対する気づきを得ることもなく、自己の中にひそむ女性的な側面の援助も受けられなかったのです。そしてそれとともに、自分の中にある男性的な側面を伸ばす可能性も永久に失ったのです。もし、「欲張りのきこり」が正直に、金の斧が自分のものでないと答えれば、女神は鉄の「斧」を渡したでしょう。そして、自己の中にある男性的な側面を充分に発揮するように勧めたに違いありません。そして、その男性性が限界に来た時、鉄の「斧」は折れ、自己の中にある女性性の泉の扉があくことになるでしょう。そしてそこから、かつての「欲張りのきこり」は、女性性をも含んだ完全なる知恵の「斧」を手にすることができることになるのです。
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すでに回答は出尽くしていると思いますが、一点、誤解があるようですので。


#2の方の参照URLにもありましたが、イソップの話(原典)に出てくる神はヘルメス、すなわち男神です。
よく見栄えの問題で絵本なんかでは女神の絵になりますが、本当は男の神様です。
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ソースはきちんと貼りましょう。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E3%81%AE% …
1.神様は何でもお見通しです。
2.原因と結果がはっきりわかるようにするためです。
3.女神のものだと考えて問題無いと思います。
4.欲張りのきこりでも正直に答えれば貰えると思います。
ただし、物語のお約束で・・・。
5.金の斧が装飾品以外で作られることは無いと思います。

イソップ物語では、子供に善悪や道徳的なことを教える目的で世界的に広がっているのだと思います。
「何を伝えたいか?」が物語を作る上で重要になり、結果的には矛盾も仕方が無いかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
そのリンクのURLはどうやって出しましたか?
漢字の部分が変っていますが。

お礼日時:2006/09/16 19:48

1.どっちも知った上、


2.試したかったから、
3.女神だから作り出す力持ってるやろ、
4.一時的に正直者になるので貰えるでしょう、
 でもバレた時には天罰が下るでしょう
5.切れないでしょう、正直者は万が一の時には、
 その斧を削ってお金にして暮らすでしょう、
 まあ、そんな事にはならないとは思うが。
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