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私はギターの初心者です。
今日、友達とギターの話になって
コードの話になりました。
友達からはコード進行とは別に、
曲としてのキー(コード?)があると聞きました。
(Cとか、Amとのことです)

サビや主な進行がC→F→G→Cで始まる曲が
メジャーキーというのは分かったのですが、
FM7→G→Em→Amというのが主な進行の場合、
どちらに属するのかが分かりません。
そして曲としてのキーがどこで決まるのかも
教えていただきたいです。

ご存知の方、詳しくわかりやすく
教えていただければと思います。
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

キーというのは、その曲で使われている音階のことを表現したものです。

単純に言えば、どの音で曲の展開が落ち着くのかと、音階の長・短(メジャー・マイナー)を表現したものになります。 (コードとキーについては、別物と捉えておくのが無難でしょう。)
例えば、キーがCの場合、曲の展開はC(=ド)で落ち着くことと、曲中で使われている音(メロディーやコードの構成音)がC(ド)・D(レ)・E(ミ)・F(ファ)・G(ソ)・A(ラ)・B(シ)の7音からなるCメジャースケールを基盤としていることが窺えます。
キーがCmであれば、曲の展開はCで落ち着くことと、曲中で使われている音がC(ド)・D(レ)・Eb(ミb)・F(ファ)・G(ソ)・Ab(ラb)・Bb(シb)の7つの音からなるCマイナースケールを基盤としていることが窺えます("b"はフラットとして読んで下さい)。
キーがわかると、曲中で使われる主要な音やコードが把握できることになります。

キーの判断法についてですが、曲の構成というのは、基本的に終末でキーの主音(トニックといいます:キーC・キーCmであれば、トニックはCです)に向かって展開を解決するような構造になります。 ですので、メロディーの展開が落ち着く終わりの部分での音程、もしくはその展開が落ち着いたところのコードを取ると、大抵の場合はその音(もしくはそのコードのルート音)がキーのトニックになります。
また、展開の終末のコードを取ると、キーのメジャー・マイナーの別も判断できると思います。 メジャーコードで終わっていればメジャーキー、マイナーコードで終わっていればマイナーキーと、大抵の場合は判断できます(まとめてしまえば、メロディーが落ち着く部分でのコードが、大抵の場合ではキーと同じ表現になります)。 コードが取れない場合は、メロディーの音階を追って、それがメジャースケールなのか、マイナースケールなのかで、キーの長短を調べることになるかと思います。

なお、キーを日本語の音楽用語に訳すと、「調」という言葉になります。 調号や転調といった音楽用語は、この調に関連する用語で、いずれもキーに関係する言葉ということになります。 (調号は譜面上でキーを知る手がかりになる臨時記号、転調は曲中でキーを変更することを指します)
ちなみに、五線譜の冒頭にあるシャープやフラットの記号を「調号」といいますが、これはその譜面にある曲のキーが何かを知る手がかりになります。 五線譜があり、また五線譜を読める場合は、これを手がかりにするのも良いでしょう。
ただし、メジャースケールとナチュラルマイナースケールの間には、平行調の関係というものがあり、例えばドレミファソラシがハ長調(Cメジャー)の音階、ラシドレミファソがイ短調(Aマイナー)の音階になりますが、これらの二つの音階は構成音がまったく同じになります。 そのため、調号を読むだけではスケールはわかりますが、トニックがわからないため、キーのメジャー・マイナーの判断は別に手がかりを求める必要があります。


C→F→G→Cという展開の場合、使われている音程を集めるとC=ドミソ、F=ファラド、G=ソシレとなり、並べなおすとドレミファソラシの7つの音階になります。 これはCメジャースケールないしAナチュラルマイナースケールの構成音と一致します。 また、展開が落ち着く部分ではコードがCになっているので、AではなくCで展開が落ち着くということが読み取れるので、これはキーがCメジャーであると判断できます。

対して、FM7→G→Em→Amというコード進行の場合、それぞれのコードの構成音をバラすと、FM7=ファラドミ、G=ソシレ、Em=ミソシ、Am=ラドミになり、この音を拾い集めるとこちらもドレミファソラシの7音になり、これもCメジャースケールないしAナチュラルマイナースケールと一致します。 こちらの場合、展開が落ち着くところでのコードがAmになっているため、トニックがAであると読み取ることができます。 ですので、こちらはAマイナーキーになると判断できますね。 (この場合、もっと単純に考えるなら、最後に展開が落ち着くところのコードがAmなので、Aマイナーキーと判断するのでも良いでしょう)


少々入り組んだような話になっているのでわかりにくくなってしまったようにも思いますが、極めて単純に考えるなら、キーを判断するのなら、曲の終わりのコードを見て、そのコードのルートと、メジャー・マイナーの別を読み取れば、大抵の場合はその曲のキーを知ることができます。 キーを判断する時は、その部分を参照するのが手っ取り早いでしょう。

キーなどについては、少し音楽理論に首を突っ込まないとなかなか論理的に把握することが難しいと思います。 興味と余裕があれば、そちらの方面の教則本などを読んでみることもお勧めします。

参考になれば。 読みにくい文章で長々と失礼しました。
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pukka0508さん、こんばんは。



まず初めに曲のキーを見分けるときに見るものは、楽譜の最初に載っている調号です。
シャープやフラットがいくつか付いてたりするのはご存じだと思います。

楽譜の調号からキーを判断する参考として
↓のページを紹介させて貰います。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA028660/mt/keysi …
「C dur」とか「a moll」と書いてありますが、「dur」は長調、「moll」は短調のことです。
つまり「Cメジャー(C)」と「Aマイナー(Am)」のことです。

また、楽譜がない曲のキーはどうやって決めればいいのか?というと
キーを決定するコード進行を探すことでわかります。

基本的に、キーを決定するコード進行はドミナントモーションと呼ばれる[V7→I]の動きである
という考え方が一般的です。(見かけ上の例外はあります)
この[V7→I]という動きはキーがCの場合は[G7→C]ということになります。

そして質問の「FM7→G→Em→Am」という進行ですが
普通に考えると、そのあとに「Dm7→Fm7→[G7→C]」みたいな感じの進行が来てキーがCになるのが自然な感じがします。

しかし、「FM7→G→Em→Am」という進行からだけではキーは決定できないというのが本当のところです。
なぜかというと、V7→Iの役割を持つコード進行がないからです。

例えば「FM7→G→Em→Am」のあとに「F♯m7-5→B7→Em」と来ていたらどうでしょうか?
この場合は [B7→Em]が[V7→I] になりますので
キーはEmということになります。

ここで初めてキーが決定されるわけです。

ですから一時(的)転調という言葉があるように
[V7→I]の流れがあれば、そこでその時点でのキーを決定することができる、と言うことになります。

例えば[C→Am→Dm7→G7||C→E7→Am→Dm7||D7→G7→C |
という進行があったとします。

最後はG7→CというV7→Iの進行で終わっていますので
全体の流れとしてはCと見ることが出来ます。

しかし、途中に「E7→Am」という進行が入っている部分があります。
これはV7→Iの動きなのでこの部分以降のキーはAmになると言うことが出来ます。
しかし、この後にも「D7→G7」という進行が入っています。
後にG7が来ているので、正確には[V7→I]ではありませんがG7のGはIに当たるので
ここではキーがGになったと解釈することが出来ます。

そして、そのG7を受けて、すぐに…→Cと最後に来るので
結局キーはCということになります。

このように、解釈の仕方によって
ひとつの進行の中でもキーがコロコロと変わっていると見ることが出来ます。

ですから、ここは何のキーなのか?ということを突き詰めたい場合は
V7→Iの進行を探してみるというのが一つの手です。

他にも裏コードやディミニッシュコードから派生するキーの決定の仕方がありますが
大抵はV7→Iで考えれば、筋が通ってきます。


それと、キーとコードというのは全く別のものです。
キーというのは、調のことを表していて
コードというのは、和音のことを表しています。
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>FM7→G→Em→Amというのが主な進行の場合、


ちょっと微妙ですが,おそらくキーはCでしょう.
ここで使っているEmのところは,もとは,(コードの)Cだったんですが,ちょっとカッコつけて変えてあると思えばいいです.

ちなみに,この進行(みたいなもの)を「逆循環」と言います.
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ドレミファソラシドってありますよね。


そのドがどのキーであるのかがその曲のキーです。
Cであるならドの音はCです。
マイナーはラの音から始まります。
ですからCとAmは同じ音階を使います。
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曲としてのキー、簡単に言うとどのくらいの音程で歌う(演奏するか)と言うことです。


この場合、キーが高いとか低いという言い方をします。

カラオケに行くとリモコン(?)に♯や♭のついたボタンがあって、押すたびに音程が変わるでしょう?
キーを半音ずつ上げたり下げたりしているのです。
例えばオリジナル(原曲)キーがDで自分には高いと思ったらCに下げる、という事をやっているわけです。

どこで決まるか?は、五線譜の一番左の♯や♭の数です。
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