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父の肝臓が悪く、病院の先生には「移植しかありません」といわれました
父の兄弟よりも、私のほうが
拒絶反応は少なくてすむのでしょうか?
臓器移植と家族間の拒絶反応などの資料がありましたら教えてください
(母を説得する材料に出来たらと考えています)
また、移植した場合、父は免疫抑制剤を一生のみ続けるのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃいましたら、お教えください

A 回答 (3件)

看護師です。


お父様が肝移植が必要という状況では、お辛いですね。

肝移植の臨床では、免疫的な相性というのは、殆ど考慮されていません。
まったくの他人である配偶者間でも、免疫抑制剤の使用で良好な成績を収めているからです。

提供者(ドナー)の全体的な健康状態、血液型(輸血ができる組み合わせか)、肝臓の大きさが十分かなどが身体的には重要な項目です。

その前に重要なことは、十分な情報を得て、良い結果も悪い結果も一度は検討したうえで、本当に提供者となることがよいのかどうかを十分検討したうえで、意思が示されているかということです。基本的に、ドナーには、患者さんが助かる可能性があるという(それが凄いことなのですが)を除けば、身体的には何のメリットもありません。

免疫抑制剤については、2歳以下のお子さんの場合には、免疫寛容といって、服薬が不要になるケースが見られますが、現段階では成人では、生涯にわたる服薬が必要です。「移植手術も大掛かりだけど、無事に終われば単なる始まりに過ぎない」と経験者の方がみなさんお話になります。

最後に移植学会でもシンポジウムが開かれたほどの問題なのですが、残念ながら日本の消化器内科医で、肝臓移植に詳しい人は極めて少ないです。詳しい方でも生存率などのデータを知っておられるだけで、「どのタイミングで外科に紹介するかやドナーの傷がどのぐらいの大きさかなど具体的なことを知っている医師などほとんどいない」と移植を専門にされている内科の先生も昨年、お話になられていました。

 ドナーの選択などは、手順を間違うと家族内の亀裂を生むこともあります。ある程度情報収集されたら、移植コーディネーターがいたり、実績のある移植施設を予約・受診されてご相談されると良いと思います。きちんとした移植施設では、医療職も肝移植の大変さを知っているので、無理に勧めるようなことはありません。

参考URL:http://www.j-shimizu.net/modules/LDLT/
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拒否反応は、臓器を提供される方と受ける方の免疫的な相性によって程度が違います。

その検査をしなければ何とも言えません。一般的に言えば、お父様のご兄弟より貴方の方が若いので、肝臓の再生能力が高い故に、臓器提供が可能な方として優先度が高くなるのです。しかし、肝臓を移植するというのいうのは、健康な人に手術をするのですから、完全な自由意志に基づくものでなければならず、死体からの移植が極めて制限されている我が国特有の状況です。それらを踏まえて、臓器移植の適否や提供者の選考を主治医のDrから良くお話しを聞いて下さい。満足がいく説明が得られない場合、セカンドオピニオンを聞かれることとお勧めします。 肝臓移植は、それほど特殊な手術では、なく、関東では東大、関西では京都大、中部では信州大が症例が多いです。
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おはようございます。

お父様のことで、いろいろな葛藤があるのでしょう。参考になるかは、判りませんが、新聞でドナーになった方の記事が出ていました。連絡先が記載されていました。読んで連絡をしてみたらどうでしょうか。

参考URL:http//www.yomiuri.jp/iryou/medi/renai/20060918ik03.htm
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