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IV地域で、木造在来工法、充填断熱で新築中です。
構造が考えていたものと違う事が判り、戸惑っています。
この構造で結露しないか、断熱性、気密性があるかすごく不安です。

(室内側)石膏ボード/ポリスチレンフォーム板40mm/透湿防水シート/外壁ALC37mm

防湿シートも構造用合板も通気層もありません。
如何なものなのでしょうか?

A 回答 (4件)

No3です。



>冬寒くなく、夏暑くなく、低ランニングコストの家が欲しいと希望を出しました。当たり前のように気密性もあると思っていましたが。。。

AutumnTreeさんの文面からみて”高断熱”の住宅を強く希望されたのだと解釈しましたが ”高断熱だから気密性があって当然” との考えが間違えだと思います。

家の断熱性を高めるため、いたずらに高性能の断熱材を使うと、逆に壁内で結露が発生するリスクは高まります。
壁内結露を予防するには室内側から壁内へ湿気が流入するのを防ぐ為の防湿気密層が必要となる訳です。
つまり高断熱だから気密性があるのではなく、高断熱にするが故に、気密施工せざるを得ないのです。
当然、このままでは室内側の湿気が外に逃げない(室内側に籠もる)訳ですから、室内の空気は機械的に管理しなければなりません。
壁の気密施工には一般的に室内側ボードの裏側全面(断熱材や柱との間)に防湿気密シートを貼り、シート同士の継目や電気配線工事などで生じた隙間全てを気密テープで塞ぎます。
また、床・壁との取り合い部分に施される胴縁・周縁にも気密工事用の専用部材を用いなければなりません。

ところで、ふと気になったのですが、壁以外の床、天井、そして窓やドアなどの開口部はどの様な仕様となっているのでしょうか?

住宅の断熱性、気密性を計る上で指標となる性能数値にQ値、C値というのがありますが、施主からのリクエストで高断熱住宅の施工を請け負った業者なら、設計段階で目標とするこれらの数値がある筈です。

AutumnTreeさんから『何処のあたりを確認すると気密性の有無が判断出来るのでしょうか?』とのご質問がありましたので、これに対する私からの回答は ”施工者に設計上で目標としているこれらの数値を訊ねてみてください” という事になります。
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございます。
工務店に行ってきました。
hide650929さんに回答を頂く前だったので、目標の数値などは聞かなかったのですが、工務店は「特別に気密施工はしていない、今までこの方法で建てていて、お客から不満を言われた事がないので大丈夫」との事でした。結果、防湿シートも不要という事になりました。少しは防湿シートを施工する様抵抗したのですが、シロート知識はプロの経験則に太刀打ちできませんでした。
今後も何かの時は助けて下さい。お願いします。

お礼日時:2006/09/26 01:46

ALCの性格を良く理解した上で、IV地域で永年に渡って施工している会社ならば、ALCの内側に透湿防水シートは施工しませんし、当然ながら通気層も造りません。


透湿防水シートとは外壁の隙間から壁内に雨水等が侵入するのを防ぐ目的で施工するものですが、ALCでは雨水等の侵入は絶対に許されない事です。
その為に目地部にはバックアップ材を充填した後、変成シリコーンの目地材を打ちますし、塗装には透湿防水性の高い弾性塗料が用いられます。
つまり、ALCは”耐候性の全てを塗装に依存する外壁材” とも云えますので、塗装に関するメンテナンスは欠かせません(目地の打ち替え&再塗装)


透湿防水シートは、ALC本来のメリットである透湿性を阻害するものに違いありませんから、余計なものは貼らない方が良いのです。
事実、ALCボードを販売している旭化成では、自社製品の透湿防水シート ”ビクトロン” なる商品を販売していましたが、施工会社には『透湿防水シートは貼らないように。。。』と指導していました。

結露&気密に関する回答は他の回答者さんとほぼ同意見ですが、そもそもAutumnTreeさんは気密住宅を注文されているのでしょうか?
断熱に関しては低~中~高の程度差が存在するかと思いますが、こと気密性に関しては ”有&無” の違いだけです。
中途半端な気密施工というのは、気密性が無いのと同じ事ですから、壁だけの気密性を問題にしてもあまり意味があるとは思えません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
透湿防水シート+ALCは工務店の話を聞いていて私も疑問に思い、透湿防水シートの意味を聞いてみました。答えは「万が一、ALC施工に不具合が出た時の保険」だそうです。そう言われ納得してしまいました。
気密住宅は「やって下さい。」とはお願いしていません。ただ、冬寒くなく、夏暑くなく、低ランニングコストの家が欲しいと希望を出しました。当たり前のように気密性もあると思っていましたが、もしかして違うのか...。でも、熱交換型同時給排換気扇が5台以上付いているし...。
あと、何処のあたりを確認すると気密性の有無が判断出来るのでしょうか?すみませんが教えて頂けませんか。
よろしくお願い致します。

お礼日時:2006/09/23 11:09

結局、ポリスチレンフォーム断熱にされたのですね。



結露の問題ですが一般的には防湿シートが必要とされていますが、
全て透湿する素材の物を使えば結露しないという考えの方もいるようです。

今回のポリスチレンフォームなどは透湿性が低いのですが
やはり木との間に隙間ができる為
防湿シートの施工が望ましいと思います。
防湿シートもポリスチレンフォーム断熱材も石膏ボードに密着するように施工して下さい。

断熱性に関してはポリスチレンフォームの種類がわかりませんが
40mmではグラスウール10k50mmと変わらない性能なので
IV地域でも断熱性能からしたら最低ではないでしょうか。

気密性に関しても、断熱材の隙間に気密テープを貼るとか
防湿シートを全面に貼る等をしなければ気密性は上がりませんね。
外壁側にコンセントなどが付く場合はコンセント周りも
気密材を施工しなければ機密性は下がります。

>防湿シートも構造用合板も通気層もありません。

構造用合板は耐力壁を作る為に施工しますので
筋交いの場合は無くても問題ありません。
構造用合板は透湿抵抗が高い物が多く、壁内結露する可能性が高くなります。

通気層は壁内の湿気の排出に関係するため必要だと思いますが
ALC構造の場合、一般的にどのような施工になっているか解からない為
お答えできません。

壁内結露に関して、
冬型結露の場合、室内側の温度が高い場合に
壁内に入った湿気が壁内の冷たい部分に触れて結露する為
防湿シートが必要と言われる訳ですが、
逆に夏型結露があり、室内側がエアコンで冷やされている場合
温度の高い高湿度な空気が屋外側から壁に入り
室内側の壁に触れた時に防湿シートに遮られる為に結露します。

断熱材や防湿施工も重要ですが
住まい手側の湿度を上げない工夫や、温度調整が重要になります。
冷やしすぎのエアコン温度(28℃設定くらいで十分)
暑すぎる暖房設定(20度設定くらいで十分)
湿度も年間を通して40~60%が良いですね。
湿度が低ければ露点温度が変わる為結露の危険性が下がります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そうなんです。ポリスチレンフォーム断熱にしました。
前回教えて頂いた事を含め、工務店と打ち合わせた中で、「10年間、全てのグラスウールが落ちない事を保証できない。何処か一部は落ちてしまうだろう。」と言う事だったので、工期と引換えにポリスチレンフォーム断熱としました。
ポリスチレンフォームの種類で性能が変わるのですね。早速調べて工務店と交渉します。
構造用合板使用の壁内結露は工務店も同じ様に言っていました。でも見積りには入っていたので施工するものだと思っていました。
また工務店に行って来ます。何かの時はお願い致します。

お礼日時:2006/09/23 10:38

断熱性はともかくとして、室内側に防湿気密層がなければ結露します。


これは避けることは出来ません。

ポリスチレンですからこれ自体は透湿性はないものの、必ず隙間は生じるのでそこから室内空気が外に逃げて、冷やされて結露します。

通気層は必須ではありませんが、室内から進入した湿気を放出するためと、ALC外壁を突破した水分(ALCへの塗装などで防御している)の逃げ場を確保するという意味であるほうが望ましいのは確かです。

ただALCを使うとなると重量があるため、あまり柱から遠ざけられませんので(耐震性の問題)、単純に通気層を確保すればよいと言うものではありません。

すくなくとも室内側防湿層は欲しいですね。グラスウールのように透湿性があるわけではありませんが、施工時に出来る隙間が問題です。

たださらに手間がかかりますけど。。。。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
たぶん生涯でこれ一棟きりになると思いますので、少々の工期延長は良しとします。

防湿シートの施工交渉に行ってきます。

また工務店に何か言われて、??な事があったら質問しますので、知恵をお貸し下さい。

お礼日時:2006/09/23 01:19

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