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7歳の男の子です。軽度の発達障害を持っています。
本人の前では直接言いませんが、ひとり言みたいに小さい声で「ばーか」「だってバカめ」と言ったりします。
例えば「あの先生嫌い」と言うので「どうして?」と聞くと「だってあのバカめ」と言うのです。
そういう時、私は「ばかって言うとね、言った人もバカになっちゃうんだよ。」とか「自分が言われたら嫌でしょ。されて嫌なことはしちゃいけないよ」とやんわり言うのですが、主人はそんな言い方じゃだめだと言います。
「今度バカって言ったら、山へ捨ててくるぞ。いいのか。(子供は当然嫌だと言うと)だったらもうバカって言うな。」と半分脅迫するように言ったり、「今度バカって言ったら(大嫌いな)ピーマン食べるんだぞ」などと、つじつまの合わないことを言います。
主人の叱り方はこんな風にいつも大声で「○○しないと○○するぞ」「○○と○○とどっちが嫌なんだ」など、子供が「もうしません」と言う答えしかできないような叱り方です。
子供のしたことを叱ると言うより自分の言うことを聞かせると言う感じなんです。
子供がしてはいけないことをしたり言ったりした時、皆さんはどんな叱り方をしていますか。

A 回答 (6件)

子供は言葉の本当の意味を知らずに、誰かが言えば簡単にマネをしてしまいます。


テレビで相方を叩いて、みんなが大笑いしてるのを見れば、叩けばみんな笑うものだと知ってしまうのです。
なので、誰かが「ばーか」「だってバカめ」と言うのか、お子さん本人が言われているのかもしれません。

バカというのは頭の悪さを指して劣っていると言うことですよね。
わたしは子供が小さい時には、
「バカは頭悪いね、という事だよ。言われたら悲しいね。
できない人は、できないだけで悲しいのだから、それ以上言わなくていいね。」
基本的に言われて悲しいことは人に言ってはいけない、と教えてきました。

<例えば「あの先生嫌い」と言うので「どうして?」と聞くと「だってあのバカめ」と言うのです。
これは先生が「どう」嫌いなのかの表現方法を知らないから「バカ」と言ってしまうと思うのです。
それはヘンな顔をしてるから嫌なのかもしれませんし、怒るとき大きな声で怒鳴るから嫌なのかもしれません。

ウチの子は学校のことをあまり話さない(特に困ったことがなかったから、らしいです)ほうだったので、しつこく聞いたことがあったのですが、聞けば聞くほど子供って話してくれなくなります。
特に親が心配して尋問のようになると、
いけない事をして心配している→だから聞く→本当の話をすると怒られるかもしれない→言わないほうがいい→黙っていよう
こんな風に何もしゃべらなくなってしまいます。
なので聞くときは問いたださないように、驚いてもあまり表情に出さないように聞かれるといいです。

先に言われて悲しいことは言ってはいけない、と教えていると書きました。
ただ、これには限度があります。
これは我が家流なので、ご参考までに書きますね。
本当に嫌なことをされたら怒らなければいけません。
「バカ」も繰り返し何度も言われる状況なら怒ったほうがいいと思うからです。
嫌な事を言われて、そのままにしていたり泣いたりするだけだと、この子はひどい事を言っても大丈夫と思われてしまいます。
言われて悲しいことを言ってはいけない、が絶対すぎると、子供はそれを正直に守ってしまう。
ウチは一人っ子で喧嘩する兄弟もなかったので、わたしが悪い子のマネをして「たとえば、こんな時」のシュミレーションを、おどけてしてました。
「バーカ」「ブース」と言われたらキチンと大きな声で「やめて!」といえるように練習もしました。^^;
怒ることも、していないとできないものです。
小さな声で言うだけでは、はやしたてる相手の言動を助長してしまう。
なので「言っていけないこと」「されて嫌なこと」する人には怒らなければいけない、と教えていました。
特に女の子なので、いくら親のわたしが守ってやりたくてもできない場合がありますので、自分の身は自分で守っていかなくてはいけないことも折に触れて教えています。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。
大変参考になりました。
家では本人に対して「バカ」とは極力言わないようにしているので、誰かから言われているのかもしれません。
バカ=嫌い という意味だと思っているようです。
障害のためか、同年齢の子にしては話す言葉は多くありませんので、気持ちを表現する上手い言葉がわからないのかもしれないですね。
同時に、言葉の意味を教えるのもすごく大変です。
先々のことを考えてやはり言ってはいけないこと、言われたら悲しいことは本人がわかるように根気強く伝えたいと思います。
叱り方なども主人とよく話し合ってみます。

お礼日時:2006/10/08 10:56

はじめまして。


養護学校の教員をしています。
お子さんが軽度発達障害をおもちだとのことで、少し書かせてください。

一般的な前提として、発達障害をもつお子さんたちは、言葉の数も他の子より習得が遅れたり、自分の思いを的確な言葉で表現することが苦手だったりします。その意味では、伝えきれない思いを込めつつ「バカ」という表現をしている可能性があります。

また、発達の程度や周囲との関係によっては、学校で同年齢もしくは上級生から頻繁に「バカ」と言われている可能性もあります。その子がそれを悪口だと認識していれば、自分も使いたくなるのは当然の話で。

さらに、軽度発達障害と俗に言われるものの内、自閉症(広汎性発達障害、アスペルガーも同様)をおもちのお子さんであれば、相手の気持ちを理解できない可能性があります。つまり、バカにバカといって何が悪い、的な社会性の未発達(相手の気持ちが読めない)状態であると。

上記のどの辺りに属するかによって、お子さんが言った行動への対処は若干変わってきますね。ちなみに、自閉症のお子さんには、「自分が言われたら~」という理屈は非常に通じにくいです。相手のことを自分のことと同様に考えることが苦手だからです。その際には、「バカ」は悪口であることを断定的に伝え、悪口は言ってはいけないというルールを伝えることです。感情を交えると、自閉の子には逆に話が分からなくなります。


基本的な対応の原則として、
1.「~してはいけない」ではなく「~しようね」と言う
2.「バカ」と言うことはダメなことだと伝える
3.好ましい言い方に直させて、ほめる
ということが考えられます。

1.について
「バカと言うな」といわれても、他にどう言ったらよいか分からないのですから、どうしようもないわけです。「~と言おうね」という働きかけのもとで、もう一度言わせて見たりすることを繰り返してはいかがでしょう。

「だってあのバカめ」
「どうしてバカだと思ったの?遊んでくれないから?勉強が厳しいから?」
「~遊んでくれないだもん」
「じゃあ、バカめ、じゃなくて、遊んでくれないんだもん、って言った方がいいね。そういうときは、先生に何て言ったらいいかな?」
「…」
「先生に、僕と遊んでください、って言ったら?練習してみようか。言ってみて」
「僕と遊んでください」
「(間髪いれず)そうそう、その調子。なかなか言い方うまいじゃない。」

…という流れですかね。こんな簡単なケースはまずないとは思いますが。
基本は、気持ちをより適切に表現できるように、例示する中で選ばせたり、表現の仕方の例を提示すること。また、別の適切な言い方に直させること。直したら即座にほめること、です。

悪口のクセなんて、絶対に一度二度では直りませんから、何度でも繰り返すことが大切です。分かってきたら、「こんなときはどう言うんだっけ?」といった尋ね方で、適切な言い方を引き出すことが大切です。そして、できたときにはほめること。あまり追い詰めると、話すことが苦痛になってしまいますし、それは逆効果でしょうから、お気をつけ下さい。


2.について。
上記に挙げたことをしていても「バカ」が口癖のお子さんであれば、何度言っても直らない可能性もあるでしょう。そんなときは、「あれ?」と言いながら真顔でじっと見たり、無言で少しにらむことで「バカ」と言ってはいけないんだ、ということに気づかせてあげると良いと思います。あまりに強すぎるダメ出しは、成長してから悪影響を与えます。自己評価を下げて卑屈にさせてしまうか、怒られても動じない(どころか逆ギレする)か、ということです。かといって、かまってもらえないから自分のほうを見てほしくて、わざとふざけて言いだすこともありますから、さじ加減にお気をつけ下さい。


3.について。
忘れがちですが、絶対に絶対に、必要なことなのです。軽度発達障害のお子さんは一般にキャパが狭いので、単純に誉められた/怒られた、ということがメインになってしまって、なぜ言われたのかということを忘れてしまいがちです。怒られたら、なぜ怒られたのかは飛んじゃっているけど、とにかくごめんなさいと言おう、みたいな思考に走りがちになるでしょう。また、正しい言い方をしても反応がマイナス(まったくもう、って、やっぱ怒ってるじゃん。的な)だったら、自分から言いたくはならないでしょうね。
きちんと努力したら正当な評価が下りるように、気をつけられたら、そのことを認めてあげましょう。


なんとなくのイメージでは、「正しく言えたかなゲーム」みたいな雰囲気にもっていって、お子さんを手玉にとる感じで、とにかく誉めて認めて楽しい雰囲気を作ってあげるようにしてほしいな、なんて思っています。
…実際にお子さんに接していないので、本当のところはよく分かりませんが。


さて、ご両親の話し方を見るに、
父親の言い方は、禁止的脅迫的な要素が強く、後々にしこりが残りそうですね。そして、なぜ言われているかは伝わりにくそうです。
母親の言い方も、なぜ言われているかは伝わりにくいでしょう。自分で「なぜか」を類推できるくらいなら大したもんですが、軽度発達障害のお子さんは、そうでない子の方が多いでしょう。また前述しましたが、自閉のお子さんであれば「人の身になって~」という言い方は全く伝わりません。
そして、ご両親共に、「どう言ったらいいか」を伝えていない点が挙げられます。禁止されたけど「どうしたらいいか分からない」状態に陥りやすいですね。まずは禁止の前に「~したらいい」と教えてあげてから、ダメなことを禁止する方が、変わりやすいでしょう。


まぁ大前提として、お子さんとたくさんお話して、気持ちをつかむことが大切ですよね。お子さんの気持ちの代弁者であることが、「どう言ったらいいか」をつかむ第一歩ですから。上手な伝え方を教えていくことも、親御さんの大切な役割ですよね。


あせらず、あせらず。
よいお子さんに育ちますように。

長くなりましたが、失礼します。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。
私の子供は広汎性発達障害を持っています。
自閉症は一人ひとり様々に障害の程度が違うようですが、生活している上で、
1.例え話が理解できないこと
2.相手の気持ちを自分に置き換えてみることができないこと
3.基本的に新しい言葉(自分のボキャブラリーにない言葉)の正しい意味は自分から学ぶことが苦手で周りの人が教えてあげないといけないこと
4.話を長く聞いているのが苦手なので人の会話から言葉の意味や使い方を読み取るのが下手なこと
は感じています。
「バカと言うな」と、した事だけを見て頭ごなしに叱るのではなく、どうしてそう言うのか、どう言ったらいいのか、子供が感じたこととそれを上手く表現する新しい言葉を教えてあげることが大事だと感じました。
主人とも話し合って叱り方についても改めて考えてみたいと思います。

お礼日時:2006/10/08 11:33

こんにちは



私の幼なじみの友人は障害を持っています。彼女は嫌なこと、辛いことがあったときに言葉で表現できません。そんな時は相手に対して「馬鹿」と言って怒る事によって嫌な気持ちを表しています。言葉で表現できない彼女なりの必死の表現なのだと思っています。
彼女が「馬鹿」と言っている時って本当に切なくなります。「どうしてばかなの」とこちらが言っても彼女には説明できないし、怒っている気持ちの持って行き場所がその「馬鹿」という言葉なんですよね。
私は、彼女が「馬鹿」と言って怒っているときには、「嫌だったのね」と彼女の気持ちをくみ取るように話しかけて、「あなたが嫌な気持ち、分かるからね」という私なりの表現をしてから、気分転換を図っています。

彼女は見るからに分かる知的障害を持っているので質問者様のお子様とは違うかもしれませんね。でも、こどもって言葉で説明できないときに「馬鹿」って言う言葉を使うことがあるように思います。(以前健常児の小学1年生を相手にしていたときもよく感じました。)その不快感を受け止めないとと思っていたのですが、難しかったなぁ。

回答にならない回答で申し訳ありません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
私の子供も軽度とは言っても言葉は遅れていますので、ご意見はとても参考になりました。
親の叱り方以前に、子供が発している「わかってよ」という気持ちを読み取ってあげないとと感じました。
バカ=嫌い という意味は私の子供も同じようです。
「バカ」ではなく、「そんな時は、○○って言うんだよ」などと違う表現方法を教えてあげるのもいいのかもしれません。

お礼日時:2006/10/08 11:17

他人を貶して自分はそうじゃないって不安を打ち消そうとする子供がいるとどこかの記事で読んだことがあります。


お子様が自分の事を周りがバカだと思われているんじゃないかとゆう不安から言っている可能性もあるかもしれません。
もしかしたら誰かに言われたのかもしれませんね。
うちの子も7歳ですが、小学生になると環境も変わり勉強など子ども自身が忙しくなるので不安がいろいろ多いかもしれません。
大きくなったからと思ってあまり抱っこしてあげることもなくなってくるんですよね。
大丈夫だよ、みんないい子だよ、バカな人はいないんだよ、バカって言葉を聞いたらお母さんは悲しくなるからもう言わないでねと抱きしめてあげるといいかもですね。
お母さんに抱きしめられるとゆう好意は言葉よりもなによりも不安を取り除く特効薬だと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
誰かに言われているのかもというご意見は他の回答を下さった方もおっしゃっているので、本人に聞いてみましたが、障害のこともあって親にも理解しにくい表現の仕方をするのでまだわかりません。
遊んでいた園生活から一変して時間で動く生活になり、まだそういう環境に対応し切っていないのかもしれませんね。学校が嫌いという理由を「だって忙しいから」とよく言います。
「もう小学生なんだよ」とつい言ってしまい、何でも一人でさせようと突き放したりますが、まだまだ甘えたいのかもしれません。
不安をなくしてあげることで言葉にも影響が現れてくれるといいです。

お礼日時:2006/10/08 11:08

私は質問者様のような諭し方がいいと思います。


人を思いやる心はじっくり教えないと身につきませんよね。
何か嫌なことをしないために、或いはされないために、というのではその心配がないときにはしていいって事になってしまいます。
「バカって言われた人じゃなくて、人をそんな風に言う人がバカなんだよ」などと、うちの子は幼稚園で教わっていたようです。

軽度の発達障害とのことですが、もしかしたら、「ばーか」「だってバカめ」「だってあのバカめ」というのは
そういうことを誰かに言われて辛い思いをしているということは無いでしょうか?
そうでなければいいのですが・・・
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
誰かに言われているのかということは本人にも聞いたことがありますが、明確な答えはありません。
もしそうなら辛いです。
先生に話しても「大したことはない」といった態度で、逆に家での生活に問題があるのではといった感じです。
しばらく様子を見ていつまでも現状のままならまた改めて対処しようと思っています。

お礼日時:2006/10/08 10:43

まず、父親と母親の注意の仕方が多少ちがうのはかえっていいことだと思います。

一つの言い方でわからなくても、ちがう言い方だったらピンとくることもありますから。ただ、一人の親が叱っているときに、もう一人の親も加勢して叱っては子供の行き場がなくなるとおもいます。また一人が叱っているときに、その叱り方を子供の目の前で注意すると、子供もまた混乱して、結果どちらのいうことも聞かなくなるので、そこも注意です。

子供のしてはいけないこと、言ってはいけないことって、程度もあると思うんですよね。家庭の方針にもよるでしょうが、たとえば、汚い言葉(うんちちゃん、とかおならくんとか。)は『こらこら、そんなこといっちゃだめだよ~』という感じで眉をひそめますが、これが食事中になると言い方がもっときつく注意します。ようするに、いい言葉ではないけれど、時と場合によってはゆるされるものですね。
で、『バカ』ののような言葉の場合は、その言葉が聞こえたときに、どーんとショックをうけたような顔をして、『。。。。そ、そ、そんな言葉。誰から聞いたの?そんな言葉は絶対つかっちゃだめ!』と、理由もなにもないです。つかっちゃいけないんです。
また、『あの子の足、臭いんだよ~』みたいな悪口または、単なる事実で子供としては悪意がなくても、聞いた側が傷つくようなことに関しては、そのケースバイケースで理由も説明します。ちがいますね、説明しようと努力してます、ですね。これはとってもむずかしいです。

育児、がんばりましょうね。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。
親は叱ることはできますが、言われた友達の心に傷をつけることもありますものね。
心に溜めず何でもストレートに言葉にしてしまいますが、言われたらどんなにつらいか考えられる子になってくれればと思います。

お礼日時:2006/10/08 10:35

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