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 学校の実験で、ナイロン6と、ナイロン6-6を合成したのですが、出来上がったものを比較すると、ナイロン6はまるで樹脂のように硬く、ナイロン6-6は特有の柔らかさを持っていました。
 なぜ、このような違いが出てしまうのでしょうか。

A 回答 (2件)

それぞれの性質の違いというよりも、合成方法の違いに起因する


ものではないでしょうか。

つまり、
 ナイロン6の場合は塊状
  (→槽内全体で反応が起こるため)
 ナイロン6-6は繊維状(中空糸的?)
  (→恐らく界面重合で作成したものと思いますので)
という形状の違いが、触感の違いを生んでいる、ということです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。構造に因るものだと思っていたら、そういうことだったのですね。参考になりました。

お礼日時:2006/09/27 23:52

高分子は素人なのですが、この実験でできたナイロンの形態は、同級生みなさん同じだったのですか?また、できたナイロンの形態はテキストや教官の言う通りだったのでしょうか。


実験条件による重合度の違いが原因ではないかなぁ、と思いますがいかがでしょうか。

そうではなくて原理的にナイロン6の方が硬くなるのなら、高分子鎖間の相互作用の差かパッキングのどちらかの影響だと思います。
しかし分子構造を比べてみても、鎖長あたりの水素結合点の数も変わらないし、差がほとんど見えませんね・・・
アミド結合の並び方が違うことぐらいですか。
アミド結合の配列が変化することでパッキング構造が変わったのではないかと思うのですが、具体的にどうなの?と言われると分かりません。ごめんなさい。

個人的にはナイロン66のほうが固めだと思っていたのですが、勘違いだったようですね。
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この回答へのお礼

もしかしたら、実験条件もあるのかもしれません。なにせそれぞれ1,2回しか実験してませんので。ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/27 23:54

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