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カトリックの死者儀礼について教えて下さい。祭壇には毎日、お香や蝋燭の火を灯したりするのでしょうか。またお供えとかの習慣はあるのでしょうか。その際に手を合わせる動作も伴うのでしょうか。プロテスタントでもこのような事例があれば教えて下さい。以上は日本におけるケースですが、諸外国の事例もあれば紹介してください。

A 回答 (3件)

#2です。

遺影は、おそらく半分以上の割合で家庭祭壇に置かれています。
お香は、祈りを五感で味わうために祈りの間に使われますが、使用頻度は低く、
私は使っている人を見たことがありません。
最後に日本のカトリック教徒は先祖供養の意識が他の日本人より薄いですが、
外国人から見ると先祖を大切にすることを感心するようです。
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この回答へのお礼

教えていただいて有難うございました。家庭祭壇が祈りの場であると同時に日本人の心情に配慮した祖先供養の場ともなっていることがわかりました。

お礼日時:2006/10/06 10:52

まず家庭祭壇は死者儀礼のための物ではなく、祭壇前で毎日、朝と晩の祈りを行うための物であることを御承知ください。


昔からの慣習で家庭祭壇には蝋燭が置かれますが、電気の無い昔はともかく現在は実用性が無く、防火上の理由もあり、あまり灯されることが無いようです。
お香はアロマテラピー感覚で使われているので、仏教の線香とはまるで異なります。
カトリックの位牌はありますが、これは長崎などの先祖代々カトリックの家庭では使用しない物で、仏教からの改宗者向けです。
お供えの習慣は存在しません。個人的に行っている人がいるかもしれませんが、反カトリック的なものでないので、止めるまでもありません。
では死者儀礼がまるで無いかと言うと、カトリックは煉獄という概念があり、煉獄にいる霊魂の救いのためと天国にいる諸聖人と共に神を賛美するために、死者のために祈りをささげる習慣があり、晩の祈りに必ず死者のための祈りが含まれています。
付け加えて、カトリックには日本人にありがちな異常なまでの墓への執着がありません。そのため、明治時代などはカトリックは墓を大切にしないと仏教徒から攻撃されていました。
プロテスタントは詳しくありませんが、煉獄の概念が無いためか、死者のために祈ることが無いようです。家庭祭壇も無いようです。
最後にイタリア人神父に聞いた話によると、家庭祭壇は日本固有の物だそうです。イタリアでは各部屋ごとに十字架が飾られており、その前でお祈りするそうです。

この回答への補足

家庭祭壇は日々の祈りの場であることがわかりました。有難うございます。位牌もそれぞれの事情に合わせて容認されていることも分かりました。煉獄の考え方があるために死者への祈りがなされていることも理解できます。また家庭祭壇が、イタリアとの比較で日本独自のものであることも分かりました。その家庭祭壇ですが、一般的に遺影などを置くのでしょうか?お香の使い方は、祈りの時に使うのでしょうか?宜しくお願いします。

補足日時:2006/10/04 10:39
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毎日とあるので、いわゆる葬儀におけるマナーについて、質問ではないのですよね?



キリスト教では、故人が仏や神様になることはありません。また、死者は復活すると(肉体的にではなく)信じています。
カトリックでは、毎日教会にて行われるミサにおいて、故人のためにお香や蝋燭の火を灯したり、お供え物をすることはないかと思います。
ですが、司祭が、今日のミサは特に亡くなったこの人の安らかな眠りのために祈りましょう、ということを述べることはあります。また、11月を死者の月と定め、特に死者のために祈ります。

このような、一般論で、疑問は解決いたしましたでしょうか?
私の見当違いであれば、別の表現で、質問していただけると、大変助かります。
カトリックにおける死については、以下のURLをご参照ください。

参考URL:http://www.pauline.or.jp/catechismus/index.html

この回答への補足

ここで言う祭壇とは故人を記念するために信者が自宅に置くものです。仏教徒で言う仏壇に相当すると思われます。カトリック教会の書店で祭壇、蝋燭や香、位牌が販売されています。そのような祭具があるということは、日本の死者儀礼の習慣を教義に抵触しない範囲で取り入れていると推測していますが、フィールドワークとしてどのように死者儀礼がなされているのかを知りたく思っています。

補足日時:2006/10/01 00:13
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