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こんばんは

税金対策の為に、いつも赤字決算(というんでしょうあ)にしておかなければならないという言葉を聞きました

必要のない借金をして、マンションを建てたりしていました

これと節税がどう関係あるのか、簡単でいいので教えてくださいませんか?

A 回答 (4件)

赤字決算の方は所得税(法人なら法人税)対策ですね


赤字なら税金払わなくてすみますから、家族に余分に給料払ったりして、所得を分散するのです
借金の方は相続税対策でしょう
相続税の財産評価では、借金は10割評価ですが、不動産は実際に掛かった額より大分低い評価額になりますので、差し引きでマイナスとなり相続税の節約になります
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この回答へのお礼

夜分に、ありがとうございました
常に赤字にしていれば、税金をまったく払わなくてもいいってわけではないのでしょうか
頭が混乱しています(☆_☆)

お礼日時:2006/10/01 01:53

勿論、所得を移転された側は、その分所得税がかかりますが、所得税は累進課税ですから、分散しない場合よりは税金の総額は安くなります


例えば、年に500万の利益が出る店の商店主に妻と子がいたとします
すべて商店主の所得としてしまえば、500万から各種控除を差し引いた額に応じた税率で税金を払うことになります
これを、自分の各種控除と差し引きゼロになる分だけを自分の所得とし、残りを妻と子に半分ずつ給料として払ってしまえば、妻と子は、そこからまず給与所得控除を差し引き、さら各種控除を差し引いた額に応じた税率で税金を払うことになり、所得額の合計も税率も、商店主が一人で納税する場合よりもずっと低くなります
所得額によっては、分散すれば納税額ゼロ、なんてことになる場合も少なくありません
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この回答へのお礼

>自分の各種控除と差し引きゼロになる分だけを自分の所得とし、残りを妻と子に半分ずつ給料として払ってしまえば

この行為は脱税行為とはみなされないのでしょうか。
日本の個人自営業者の多くは、このような形で節税をしているのでしょう
お時間おありでしたら、よろしくお願いします (^v^)

お礼日時:2006/10/01 05:58

妻や子が給与(専従者給与といいます)に見合う労働をしていれば問題ありません


むしろ、家族を無給で働かせた挙句に割高な税金を払う方が不健全でしょうが、実際にはそういう古い家長制の遺物のようなやり方をしている店も少なくありません
なお、妻が専従者給与を受けている場合、その金額に関わらず、夫は配偶者特別控除の適用を除外されます
この点では、パートで働いている妻のいるサラリーマンの夫の方が少し有利ですね
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この回答へのお礼

こうやって考えて見ると、サラリーマンの方々の節税は難しいですね
ありがとうございました

お礼日時:2006/10/01 23:55

 こんにちは。



 決算をされているということは法人だと思いますので、それを前提に書かせていただきますと…

・赤字会社の場合、当期の納税額は発生しません。
 しかも、「税務上の繰越欠損金」は通常一定期間(通常7年間)を限度として将来の課税所得と相殺することができます。つまり、赤字を繰り越して、将来儲かったときにその赤字の分を儲けから引くことができるわけです。そうすれば、税金上の計算では、儲かった年でも過去の赤字分を引くとを課税される儲けが減ります。

・ですから、決算が赤字になればその年は、事業税は非課税になりますし、おまけに、「税務上の繰越欠損金」にその赤字を計上しておけば、将来儲けすぎた年があれば、その赤字で儲けを減らして、税金を減らすことができます。
 なんだかずるい話ですが、そういう制度になっていますから仕方がないです(怒)。

○ちなみに、

・大手都銀は、「税務上の損金」として認められない不良債権の有税償却をしているため、ここ十年ほど法人税を支払ってないんですね。つまり、あれだけ儲かっていても、過去の不良債権の処理をしているため、課税されないんですね。ある意味すごいですね。

・個人ですと、いくら借金しようが、所得があればそれに対して課税されるんですが…
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この回答へのお礼

わかりやすい説明ありがとうございました

お礼日時:2006/10/01 23:56

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