アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

突然すみません。
卒論で、ある物質と免疫能の相関をみようと考えています。

そこでわからないことが・・・。

細胞性免疫能の指標としてCD4/CD8比を1つ考えていますが、
なぜこれが、免疫能の指標として用いることができるのか、根拠となる資料がなかなかみつかりません。

ご存知な方があれば、教えていただけると幸いです。

A 回答 (2件)

T細胞には大きく分けてCD4陽性(ヘルパーT細胞)、CD8陽性T細胞(キラーT細胞)があります。

ヘルパーT細胞の中には少数ですが、細胞障害性能を持つものもいるようですが大部分は細胞障害性はなく、B細胞への抗体産生を促したり、キラーT細胞の細胞障害性をサイトカインなどでヘルプします。一方、キラーT細胞はその名の通り細胞障害性がメインの機能です。
よって体液性免疫能を考えるなら、ヘルパーT細胞の割合が高い方が有利だと考えられますが、細胞性免疫を考えるなら、キラーT細胞の割合が高い方が有利です。
no1様の参考URLにCD8はサプレッサーT細胞(すなわち免疫を抑制するT細胞)の指標のように書かれていますが、現在、それは殆ど否定されています。CD8といえば、現在の知見では細胞障害性がメインで間違いありません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

丁寧な回答をありがとうございます。いろいろ考えて悩んでいたので助かりました。

お礼日時:2006/10/04 22:36

腫瘍マーカー等と同等に考えて良いと思います。


腫瘍マーカーの様にウィルスには固有のCD4/CD8比が有るのではないかと思います。
極端な話になりますがHIVに感染した患者さんはCD4/CD8比が小さいと思います。
骨髄や胸腺の状況を把握するのにも良い指標になるのでは無いでしょうか。
私はただの臨床の検査値に見えます。

参考:
http://www.aids-chushi.or.jp/c5/12345.HTM
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!