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こんにちは
最近ニュースで流れている、50年たつと著作権は消滅するか?という裁判についてですが、
ふと疑問に思ったんですが、DVDを販売するには、マスターテープっていうんでしょうか?
映画会社がもっている元のフィルムをコピーしないと、きれいな画質のDVDが作れないと思うんですが、
著作権が切れても、原版をもっているのは映画会社なので、
無料で貸すわけじゃないと思います。
だとすると、著作権があるのと同じで、なにが変るんでしょうか?
それとも、マスターテープのようなものが、複数あり、その所有者は必ずしも映画会社とはかぎらないので、勝手にコピーできるってことなんでしょうか?
それとも、すでに出回っているDVDをコピーして(字幕の著作権は除く)
販売してもいいということなんでしょうか?

A 回答 (2件)

映画はフィルムが大元なので、マスターテープではなく、オリジナルネガというのが原板になりまして、これはどんな映画でも一本のみしか存在しません。



このオリジナルネガを元にしてマスターポジフィルムというのを起こしまして、ここからまた新たに映画館で上映するための上映用プリントを作っていくことになります。

各映画会社が発売しているDVDの大半はこのマスターポジや、このマスターを使って作られた未使用のプリントを使ってDVDにすることがほとんどのようです。

著作切れの安価なDVDは世界各国に散らばっている上映用のプリントを元にしているそうです。
そのため画質はやはり落ちますし、音質に至ってはかなり悪くなってしまうのですが、まあ仕方がないところです。
作品によっては国内でのDVD化がむつかしいものでも安価DVDは製品化してくれてますし(西部劇の名作「シェーン」とか)、VHSテープしかなかった頃と比べればまだいいと思うんですけどどうでしょうねぇ。

それよりも角川がやっている書店系のDVDは販売ルートの関係のせいか書籍付きでDVD2枚組でもって3000円台なので、CDショップルートでDVDを買った人には、なんだかなぁって感じです。

下記、黒澤作品の2枚組ですけど、それぞれ別途に買ったら1万円を越えちゃいます。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4045308032/sr …
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この回答へのお礼

上映用フィルムをコピーしたもので、やはり、画質が落ちるんですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2006/10/09 21:22

以前、著作権裁判のニュースで業者のインタビューが流れていました。


それによると、業者独自のルートで海外などから残っている映画館上映用フィルムを集めて、それをデジタルに起こして、字幕をつけているんだそうです。
あくまでも一業者の言い分で、本当かどうかはわかりませんが・・
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この回答へのお礼

なるほど。そう言ってましたか。それだと、画質があまりよくなさそうですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2006/10/07 21:46

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