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30センチ水槽でクリスタルレッドシュリンプを10匹ほど飼っています。
CO2添加をしながら、赤系水草のレッドリーフバコバ、
ロタラマグマンドラを育てています。

1)海老を飼っていれば、レッドラムズホーンの様な貝類は不要でしょうか。
というのは、この赤系水草が虫に食われたように、透けたり、穴が開いたりしています。
これは、レッドラムズホーンによる食害でしょうか。
それともクリスタルレッドによる食害でしょうか。
もしくは、水草肥料をあげていないのが原因でしょうか。

コケは嫌ですけど、CO2添加まで最近始めましたが、
赤系水草がボロボロになるのは悲しいです。

2)また、クリスタルレッドの稚海老が1週間ほどで生まれても、居なくなってしまうのは、
逆にCO2添加が悪いのでしょうか。すでに、2度(合計10匹位)姿を消してしまいました。
エアレーションも弱めで24時間しています。
親海老は全く元気であり問題ありません。

CO2添加と稚海老育成は無理があるのでしょうか。

経験者の方、宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

>1)水替えは週に1回に1/3程度行っております。



水替えはかなりのリスクを伴います。
60cm水槽(55L)でわずか4Lの換水ですら、数匹落ちたりするのがCRSです。
水道水がCRSにそのままで適切なら、頻繁に大量換水し、水槽の水質と水道水の水質を一致させる方法もあるのですが、
水質を変動させるソイルを用いていらっしゃるので、危険度は高いと考えて良いでしょう。

現在10匹しかいないのであれば、1~1.5cm程度の個体が最も環境の変化に強いですので、
次世代が1cm程度になるまでの間、無換水,足し水のみで数が増えるのを待たれるのも手だと思います。
ある程度数が揃えば、○○に強い個体弱い個体と出てきますので、
何らかのダメージで少々数が減ったとしても、強い繁殖力によりすぐに数が回復することも見込めます。

ロタラ・マクランドラのように赤系水草の中でも特に難しい水草は、高光量,CO2強制添加を必要とし、コケ対策などから水替えも頻繁になりがちなのですが...
また、水槽の水質に慣れるまでが、極端に難しい品種なので、その間にCRSに食べられてしまうなど、両立は簡単ではないと思います。


>水温は今の時期はファンも回ることなく、ヒータでほぼ一定温度です。

ONOFFの切換温度が0.2℃のサーモと1.0℃サーモでは、死亡率や繁殖率に差が出ることから、
水温の変化は、少なからずCRSにとって負担となっていると感じます。
まあ、ここまで細かいことは言っても仕方ないのですが、オートヒーターなど物によっては
平気で2~3℃上下してしまう製品もありますので、一応気には留めて置いて下さい。
24℃前後で、水温の変化を出さないように考えられても、良いかもしれません。


>稚えびの餌は特に与えていません。親海老用に錠剤のみです。
>流木にウィローモス、リシアがありますので、それに付くコケで大丈夫かと思っていました・・・。

ウィローモスとリシアは、他の微生物の繁殖に有効です。
(ミジンコなど他の微生物が繁殖しないような環境では、稚エビにとっても厳しい環境ですので意味はあります。)
ただ、私の観察する限り、ウィローモスをエビが好んでいるようには思えません。(最も密度の低いエリア)
むしろ、親エビは流木そのものと底床に、
稚エビは隠れ家としても意味もあってか、掴まりやすいミクロソリウム・セミナローに、分布が集中します。

稚エビの食べ物は、恐らく水草の枯れて弱くなった部分や微生物により分解され掛かった動植物の死骸...
比較的低分子の有機物が主なのではないでしょうか?
つまり、底床がこなれている必要があると言えます。
これを促進,もしくは直接稚エビの餌にするために、冷凍ブラインシュリンプなどを用いると効果が高いわけです。
稚エビが少し大きくなってくれば、茹でたほうれん草(無農薬)なども有効です。
タブレット1本に絞るのであれば、ばらけやすい(シラクラetc.)ものに替えても良いかもしれません。

コケに関しては、よっぽどお腹が減らない限り、CRSはコケを食べてくれません。
コケを食べるより餌...成長の鈍った水草を囓ろう...としてしまいます。
CRSが大量にいる水槽でも、アオミドロや髭ゴケを中心に、コケに悩まされることはあります。
見栄えを気にしなければ、成長性の高い水草で押さえ込んでしまうのですが...水草水槽だと逆に難しい場合があるかもしれません。


>ソイルはGEXのシュリンプ一番を使用しています。

シュリンプ一番サンドは、試したことがありません。
結果が良く無難なのはADAのアマゾニアで、GEXは後発ですので良いのかもしれませんが...
(アマゾニアもロット差があるので一概には言えませんが...)
ソイル以外で、大磯や富士砂,川砂などは試しましたが、少しスピードが落ちるにしろ、ちゃんと繁殖しています。


>水替え時の添加はカルキ抜き、金属無害化液、ジクラウォーター3種類、バクテリア液、
>あと常駐としてバイオブロックミニ(納豆菌)があります。

カルキ抜き :言うまでもなく必要ですね。
重金属無害化液 :水道局の管轄下の水道管に関する限りは、さほど気にする必要がないかもしれません。
ただし、湯沸かし器(家庭の資産)に銅管が使用されていたり、貯水槽のメンテナンスがいい加減だったりと、
水道局の管轄外で、問題が出てくる可能性がありますので、使用されるのか無難かと思います。
(水道局に問い合わせ済み)

ジクラウォーター :甲殻形成には、カルシウムやマグネシウムが必要です。
一方で、水質調整剤を添加すると、水質が複雑化してしまうことも事実です。
水質調整剤は、メリットよりデメリットが際立つことがあり、
私は使用しない派ですが、使用の是非は各人の判断ではないでしょうか?
キトサンを含む繁殖促進剤は、目に見える効果がありますので、使用しますが...

バクテリア液,バイオブロック :嘘と誇大広告が入り乱れた分野ですので、
効果のある製品がどれなのか分からないのが、私の意見です。
どの水槽(水質)にでも効果のある生命力の強いバクテリアが、品種改良により作られたとして、
それが排水を伴って自然界に漏れ出したとしたら、生態系を大破壊することになります。
従って、品種改良など、モラルとして許されないことなのです。
コケが発生しにくくなるバクテリア(環境を選ばない,自然界にいる)が仮にあったとすれば、
河川の水質浄化対策に大戦果を上げているはずですが、現実にそのような成功例は聞きません。

残された選択肢は、自然界に普通に繁殖している硝化バクテリアです。
各水槽の水質に合わせたバクテリアが、餌の量に応じて、適切な数繁殖しているはずですので、
餌の取り合いになって淘汰されるだけで、淘汰の過程によっては水質の不安定化に繋がります。
水槽立ち上げ時でもない限り、常用不要だと思いますよ。

固形のものは、以前特許を取得と豪語している製品がありましたので、特許を調べました。
バクテリアうんぬんと謳っておきながら、火山灰によりリン酸を吸着し、
硫酸銅で藻類を死滅させるだけの商品で、技術的にはかなり古く一般的なものでした。
硫酸銅の銅イオンが甲殻類に害を与えますので、こういったものはエビ水槽では使用不可です。
バイオブロックがどうなのかは知りませんが...EEB菌は確かに河川の水質浄化に用いられましたが、
成果をあげ...このへんでやめときます。(笑)

------
結局私なら、稚エビが生まれたと同時に、水替えをやめ、稚エビが成長するまで待ちます。
ロタラ・マクランドラは、難しい種類ですので、その後、改めて取り組みます。

そうそう、レッドラムズホーンはそのままで良いと思います。
低pHはあまり好みませんので、一時的に増えた後、いつの間にかいなくなることもあるかもしれません。
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この回答へのお礼

貴方の言うとおり、この一週間試してみました。
まずは、水替えはなるべくしないようにし、様子をみてみます。
ここまで、詳しく詳細にご教示いただき、本当にありがとうございます。

お礼日時:2006/10/22 18:41

1)


CRSの食害の可能性はあります。
CRSは食べやすい水草を囓る傾向がありますので、ロタラ・マクランドラは良い餌になっているのかもしれません。
雑誌などで良く言われるウィローモスは、好みの順位としては低位です。
あと、マクランドラは非常に難しい水草ですので、単に成長不良の可能性もあります。
成長不良→軟らかい→CRSが好む...という悪循環かもしれません。
ラムズホーンに関しては、デトリタス食性※で、コケ対策なら石巻貝他の方が有能です。(食害は少なめ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%88% …

2)
CO2の強制添加をしたとして、水草に吸収されて酸素になるのであれば、全く問題はありません。
(添加量に見合う量の水草があること。)
24hのエアレーションをされているということは、強制添加はあまり意味をなしていないと考えられるので、
CO2強制添加の線は可能性としては極僅かです。

稚エビが姿を消してしまうのは、環境に問題があります。(当たり前か...)
水替えや水温変動など、水質に負荷を掛けていらっしゃらないでしょうか?
稚エビの餌はちゃんとあるのでしょうか?

稚エビの餌がないようであれば、冷凍ブラインベビーなどを少量与えて見てください。
それに付随するプラナリアの発生などは、潔く諦めます。
(CRS水槽で動物性の餌...人工餌でも...を与えるとプラナリアが発生するのは自然なこと)
100匹ではなく僅か10匹なわけですから、繁殖を加速させる方を優先させるわけです。
底床に微生物などが繁殖してくれば、それが稚エビの餌になりますから、(効率は落ちるにしろ)タブレットのみで廻すこともできますが...
稚エビは頻繁に脱皮するわけですので、栄養価の餌を与える必要があります。

CRSは短期的ならともかく、繁殖や長期維持まで考えると、難度の高い種類です。
(偶然や数度の経験ではなく、毎回狙った結果を出せることが前提)
一年中結果を出そうとすれば、それなりに維持に気を遣う必要があります。
ただ、もう少し時期が後になると、サーモで水温が固定できるため、水質が安定しやすい(微生物の繁殖など)とも言えます。
そのまま待つと、秋~春にかけて、上手く行くということもあろうかとは考えます。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

補足させていただきます。
1)水替えは週に1回に1/3程度行っております。
 水温は今の時期はファンも回ることなく、ヒータでほぼ一定温度です。

2)水替え時の添加はカルキ抜き、金属無害化液、ジクラウォーター3種類、バクテリア液、
 あと常駐としてバイオブロックミニ(納豆菌)があります。

3)ソイルはGEXのシュリンプ一番を使用しています。

4)稚えびの餌は特に与えていません。親海老用に錠剤のみです。
 流木にウィローモス、リシアがありますので、それに付くコケで大丈夫かと思っていました・・・。

宜しくお願いします。

補足日時:2006/10/09 20:07
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