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数年内に自家用車を買い換えようと考えています。いずれは石油燃料を使わない車の時代が来るでしょうし、それを望みます。しかし現実的にいま最も環境面で優れた車は何でしょうか?「いま開発段階で、これが商品化されるまであと数年。それまで待て」というご意見でも結構です。よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

バイオアルコールを燃料に使うことのようですね。


エコカーとは、地球環境の維持を目指した車のこと、地球環境とは温暖化対策であり、二酸化炭素の排出をいかに押さえるかという点としての回答です(それ以外の観点が多々あることは充分に承知)。
燃料電池は水素を利用するとすると、水素を如何に製造するかが問題となり、そのためには結局一定の化石燃料を燃やす必要がありそうです。電気自動車も同じこと。原子力発電や水力発電で電気をまかなわない限り、化石燃料を必要とすることに変わりはないですよね(勿論ガソリン車より二酸化炭素の排出量は少ないでしょうが)。ハイブリッドカーも所詮同じたぐいです。
抜本的な二酸化炭素排出量の低減方策はバイオアルコールを燃料とすることです(米国ではすでに国家が主導して、実用を開始、ブラジルで大々的に行われていることは有名ですね)。
バイオアルコールとは、植物(現状はトウモロコシ)を発酵させて作ったアルコールです。トウモロコシから作成したアルコールの炭素原子は100%トウモロコシが光合成で大気中の二酸化炭素を固定したものです。従ってこれをもやして二酸化炭素を排出しても、大気中に存在していた二酸化炭素を、大気にもどすだけ。従ってバイオアルコールを燃料として燃やしても大気中の二酸化炭素量は増大しないことになります。勿論トウモロコシを発酵させてアルコールを製造するには、加熱や攪拌、酵素の利用など一定のエネルギーを使用しますので、現時点での見込みではバイオアルコールを燃料とすることで、二酸化炭素の排出量は化石燃料比90%減と見積もられています。原子力発電による電気自動車と比較しても大差がつくようであり(太陽電池、風力発電等は、決して二酸化炭素排出量軽減に役立たない)、化石燃料使用のハイブリッド車(含むディーゼルエンジン)など、足元にも及ばないようです。
トウモロコシを車の燃料というと、「ちょっとまて、地球環境よりも、世界的にみると食料問題の方が優先度の高い緊急課題だ」というご意見がでそうですが、米国のDOEの計画は、トウモロコシではない、新しい植物を原料とする計画で、米国の車の全燃料を賄うに要する農地は、全米の現状農地の3%ですみ、その際のコストは1$/gallon以下だそうです。必要とする耕地面積や、コスト目標などは、DOEの数字なので、正直眉唾ですが、現状でも1.5$/gallonで、ガソリン価格が3$/gallonの高値をつけている現在では、商業的に成り立つという判断がなされ、米国は本気で、バイオアルコールをガソリンと置き換える方向に舵をきった模様です(アラブ主導のOPECの影響排除という政治的な理由が大きそう)。バイオアルコールが大気中の二酸化酸素を光合成で固定したものであるので、それを燃焼させても大気中の二酸化炭素量は不変ととらえると、化石燃料も太古に植物が大気中の二酸化炭素を固定したものであり、化石燃料を燃焼させても、大気中の二酸化炭素は時間的なスパンがながいものの不変という考えが成り立たないかなという疑問が残りますが。
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この回答へのお礼

御礼が遅くなり大変申し訳ありません。専門家の方に、これほど長文で懇切丁寧に教えていただいて、ただただ感激しております。大学の講義を聴講しているような錯覚を覚えました。分かりやすく、偏っていないご意見には、地球環境への温かなお心を垣間見ます。コピーして保存させていただき、繰り返し読ませていただきます。ありがとうございます。

お礼日時:2006/10/28 16:47

自動車の用途によります。



たとえば、ハイブリッド車であっても大型のハイブリッド車は、普通の乗用車並みの燃料消費率でしかなく、リッターカーから乗り換えたりすれば、多くの場合は増エネになります。
一応言っておくと、軽自動車は結構バカにできません。実は私はハイブリッド車(8年もの、10万キロ走った)と軽自動車(旧規格・MT)を両方所有しており、通勤は軽自動車、家族で出かけるのはHB車、という具合です。実のところ、両者の燃料消費率はほとんど変わらないので、製造エネルギーを勘案すると、軽自動車のほうが良いケースも多そうです。通勤・通学・日常の買い物程度であれば、下手にハイブリッド車に乗るよりも、軽自動車などのほうが、エコロジーな場合も多いと思います。

個人的には、一番いいのは2人乗りくらいの電気自動車と、普通車クラスのハイブリッド車とを両方所有し、近距離と長距離で使い分けることであろうとは思っているんですが、そんな金の余ってる人いませんよね...

いずれにせよ、自動車は用途により非常に話が変わってきます。どのような使い方をする予定なのか、教えてください。
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この回答へのお礼

御礼が遅くなり大変申し訳ありません。近年軽自動車の売り上げが伸びているとは聞いていましたが、このようなお考えで皆さん購入されていたのかと知らされました。仰るとおり二台を使い分ける金銭的な余裕はなく、こどもの成長と共に使用用途も多少変わってくるでしょうから、よく吟味して選ぼうと思います。ありがとうございます。

お礼日時:2006/10/28 16:52

環境と言う事を考えると、Well to Wheel と言う見方で評価すべきと言われています。

これは井戸(油田)から車輪まで、つまりその車の走行だけでなく、その車の製造や燃料の供給インフラ全てが環境問題、二酸化炭素排出削減に繋がるかどうかを評価する訳です。
極端な例えを言えば水素で稼動する燃料電池車は水しか排出しませんが、その水素を水の電気分解で得ているとすれば、その電気を得るために多量の二酸化炭素を排出しており、実際には環境に悪い事になります。
特に今の実走している燃料電池自動車の水素供給は、例えば霞ヶ関では朝だけトレーラーで供給設備を運び込んで供給し、その後は撤去するといった実情で、TotalとしてEcoとはとても言えない状況です。
そういった意味では、同じ距離を走るのにどれだけ燃料を燃やすかといった単純な考え方で、既存のインフラを使う低燃費車(改良ディーゼルかハイブリッド)がここ5年は、確実なEco車と言う事になります。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり大変申し訳ありません。ここ5年は改良ディーゼルもしくはハイブリッドが良いというご意見、端的に問題点を洗い出してくださり、当方はとても勉強になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2006/10/28 16:40

ディーゼル自動車(但し旧式は不可、植物油供給に問題あり?)


http://www.isuzu.co.jp/product/a_engine/index.html
http://www.earthdaymoney.org/vdf/index.html

電気(燃料電池)自動車
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/corporate/tec …

水素(水燃料)エンジン自動車
http://www.mazda.co.jp/home.html
http://www.hino.co.jp/j/brand/lp_tech/index.html
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり大変申し訳ありません。各社知恵を絞っているようですね。幅広く教えていただき助かりました。またいろいろと教えてください。ありがとうございました。

お礼日時:2006/10/28 16:38

おはようございます。



え~と、環境面で優れた車と言う定義があいまいですが・・・

一番良いのは、車を使うことを止めることですが(*^_^*)

ガソリンを使わないと言うのでしたら、燃料電池車が有ります。
トヨタとホンダから限定でリース(トヨタが月120万、ホンダが月80万の30ヶ月リースだったかな?)されましたが、今もしてたかな~(ーー;)
ま~、支払いとか燃料(水素?)の確保が問題ですので、買えるとは(リース出来ない)思えませんが・・・(笑)
でも、メーカーにとってはこれでも採算度外視の(本当なら、億の話です)、大バーゲンですが・・・(爆)

あとは、電気自動車。
トヨタ(今は止めたかな?)、ダイハツ(軽の箱バンですが)などで販売されていますが、結構高いです(トヨタは500万、リース販売のみ?)。
航続距離も少ないし、バッテリーの交換の問題も有ります。

無難(現実的?)なのは、プリウスかシビックHV?。
しかし、都会地(停滞が多い)ならともかく、地方(停滞があまり無い)ではそんなに効果は有りませんが(特に夏場ACフル稼働、冬場ヒーター使用時)・・・(苦笑)

ま~、普通の車で良いですので、不要不急の運転はしない。
ACはなるべく使わない、トランクはなるべく空にするetc
省燃費運転に心がければ良いのでは?

では!
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって申し訳ありません。いまは燃料電池車、電気自動車などへの過渡期なんですね。普段の運転で工夫すれば省燃費運転できるというのはおっしゃるとおり、今日から心懸けます。ちょっとした気配りで毎日の生活も変わるんですね。ありがとうございました。

お礼日時:2006/10/28 16:35

居住地を問わず、現実的な価格で日常的に利用できる4人乗り以上は、


小型乗用車トヨタプリウス、ホンダシビックハイブリッド
軽自動車ダイハツミラ、スズキアルト、マツダキャロルなど
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/090331_.h …

お財布事情が許せば電気自動車
http://www.env.go.jp/air/car/vehicles/ele-002.htm
http://www.env.go.jp/air/car/vehicles/ele-003.htm
http://www.env.go.jp/air/car/vehicles/ele-001.htm

車に月80万円以上かける勇気があり、スタンドが近くにあるなら燃料電池車
http://www.env.go.jp/air/car/vehicles2005/fcv_03 …
http://www.env.go.jp/air/car/vehicles2005/fcv_04 …
http://www.env.go.jp/air/car/vehicles2005/fcv_05 …

少し制限があるかもしれませんが、LPガスもありかも
http://eco.goo.ne.jp/life/products/ecovehicle/gs …
タクシーで何十万台と走っているので燃料さえなんとかすれば。
ホンダの天然ガス自動車「シビックGX」205万円もいいですね。

ガソリン・電気以外の燃料補給はこちらが参考になるかと思います。
http://www.levo.or.jp/newslevo/nws06.html

その他東京都指定の低公害車がずらりとあります。
http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/jidousya/teiko …
クラウンの天然ガス車などもあります。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって申し訳ありません。幅広くご意見をお聞かせくださって本当にありがとうございます。大変参考になりました。今後もよろしくお願いいたします。

お礼日時:2006/10/28 16:24

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