私は洗濯の際、純石けんを使用しているのですが、乾いた洗濯物から油っぽいような匂いがして、困っています。
せっけんの説明書通り、洗濯機に水をため(水温は30~40度程度です)、せっけんを少しずつ振り入れ、5分間そのまま回すか、洗いを15分に設定し、せっけんが溶けたところで洗濯物を入れています。
すすぎを2回したあと(日によっては高めの温度ですすぐこともありますが、大体は洗いと同じ温度です)、5~10分間洗濯機を回してクエン酸でリンスをし、そのあとまた1・2度すすいで、脱水しています。
乾燥機能はないため、天日干しです。
以前は「洗い」のあとの「すすぎ」でクエン酸を入れていたのですが、油っぽいにおいが気になったため、再度洗うようにしました。(余り違いは感じられません…)
純石けんをお使いの方は、どのように洗濯をしていますか?
においが気になる事はありますか?
無香料の石けんをお使いの方は、好きな香りをプラスしたりしていますか? その方法はどのようなものでしょうか?
私は現在、最後のすすぎの際に香水をふりかけているのですが(香水を入れるとにおいが和らぐので)、香水の減りが早いため、これからどうしようか迷っています。
洗濯しているものは私のものだけです。
何かお気づきになられましたら、回答の方宜しくお願いします。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
純石けんがである脂肪酸ナトリウムが、水の中のカルシウムと結びつき、脂肪成分が分離してしまったためと思われます。
お洗濯の時に、炭酸ソーダを加えてみてください。
水の中のカルシウムと炭酸が結びつき、脂肪酸の分離が抑えられます。
(完全にはムリかと思いますが)
また、純石けん使用の場合、炭酸ソーダを加えますと、洗浄効果の向上、石けん使用量の削減、きばみの防止などにも役立ちます。
アドバイスありがとうございます。
炭酸ソーダ、家にあるのですがどのように使うと効果的なのかよくわからなくて、普段は使わないことの方が多かったのですが、次回からは是非使用してみたいと思います。(まずは香りをつけずに!)
詳しい説明ありがとうございました! とても助かりました。
まだ質問の方は続けさせて頂きたいと思いますので、皆様何かお気づきになられましたら、宜しくお願い致します。
No.4
- 回答日時:
#2です。
しつこいようですが、
すすいだアトが「アブラクサイ」というのは書かれた内容で理解しております。
さらに、クエン酸を使うタイミングというのも了解してます。
>これによるとアルカリ性の石けんに酸性が加わるとべたべたした感触の酸性石けんになってしまう(脂肪酸が石けんと結合し「酸性石けん」になる)、ということですが、つまりは石けん分が残っていなければ(すすぎを充分に行うと)を酸性石けんにはならない、ということなのかな、と思ったのです。
酸性石鹸というネーミングは初めて知りました。
恐ろしくご都合主義で、科学的にこういうネーミングはありません。
これでは、石鹸(アルカリ性)にたいして酸性の石鹸があることになってしまいます。
実際、「酸性の石鹸状態」にはなりません、石鹸よりもアルカリ度は低いですが、アルカリ性です。
石鹸はいわば水に溶けるようにナトリムによって加工された「アブラ」そのものです、だから脂くさいのが普通なのです。
酸と出会うと、加水分解して、元のアブラだけになる。
これが、元の脂肪酸。
脂肪酸ナトリムという形=石鹸にするためには、長い時間加熱するという化学反応(ケン化反応)をして始めて脂肪酸と水酸化ナトリウムから
無理やりに「脂肪酸ナトリム=石鹸」になるのですが、分解するのは一瞬なのです。
それは、アルカリ性からいささかでも中性・酸性方向へ液性が変化すればいい。
そういう意味では、炭酸ソーダ(せっけんをよりphをあげる)を入れない純粋せっけんオンリーで洗濯することそのものが
汚れ(酸性物質)によって、速攻でせっけんを分解しながら、再度、析出した脂肪酸とグルグルやっているに等しい。
同様に、クエン酸はアルカリ性のところに使うと、石鹸は脂肪酸が析出します。
どうして、すすいでもアルカリ性なのかといえば、それは、石鹸、石鹸カス、炭酸ソーダが溶けているから。
それらがない状態、完璧にすすがれた状態なら、アルカリ性であるはずはないのです。
同様に、シャンプーで酸性にして、締めるという状態は、今がアルカリ性である、それは、石鹸が残っている状態だからアルカリなのです。
石鹸がまったく残っていないなら、すでにアルカリの状態ではない。
アブラを補給するのが目的とか、締めるのが目的とか言うのではなく
アルカリを中和すると、同時にそれらが起こる。
アルカリという言うことは、ただアルカリというのではなく
アルカリの元は、石鹸・炭酸ソーダさらに、衣類にはせっけんかす(スカム=金属セッケン)が付着してナカナカ取れないのが普通ですから、これらがクエン酸を使うと、ほぼアブラになる。
せっけんというのはアルカリ度に対して、厳密に反応して、分解します。
アルカリ度がせっけんを下回るということはすなわち、その「液」では
せっけんではなくて、ただの脂肪酸液?。
わかるかなァ・・・。
ちなみに、アブラくさくないアブラでせっけんをつくると、ほとんど水には溶けません(脂肪酸・Cが18以上主に牛脂・分子量が大きくなる)
今のように粉としてせっけんになっている「粉」の状態を保っている脂肪酸せっけんも実は溶けていません。
洗濯で溶けて、泡が立っている分の脂肪酸せっけんは本来常温ではねばねばして液状。
それを粉の状態にするために、溶けない脂肪酸と抱き合わせでつくるのですすいでも最終的には「溶け残り」というのがいつまでもあるのです。
(化粧せっけんなので、たまに、最後にどうしても溶けない塊のように、残ってしまうちびたせっけんに出会ったことがありませんか?
これが粉の状態だと思ってください)
煮あらいするなら、せっけんはすぐれものですが、
風呂の残り湯などでアルカリ度を下げ、さらに、純粋せっけんだけであらい、クエン酸でリンスすると、アブラをいつもグルグルしているような洗濯だということです。
越年すると、シーツなどは満遍なくアブラっぽいので黄色くなりわかるようになります。
詳しく説明して頂き、ありがとうございます。
でも前回のお礼欄に書かせて頂いた通り、あくまで「石鹸を使用した」洗濯でのあぶらっぽいにおいが気になっているのです…
つまり今回の「油臭さ」(一言で油と言っていいのかどうかもよくわからないのですが…)はクエン酸は関係していないと思っています。(初めて洗う洗濯物でも感じるわけですから、洗濯物ににおいが染み込んでいるとは考え難いです)
試しにクエン酸なしで洗濯をしてみましたが、洗い上がりがごわごわで、いまいちの仕上がりでした。
なので回答者さまにアホくさい行為と言われてしまいましたが、この状態を量りにかけた結果、クエン酸は使い続けようと思います。長く使っているものの変色もありませんし。
科学で言い表してしまうと簡潔になりますが、実際は「使用感」が大事だと思うので。においも石鹸が原因なわけですし…
やはりこれからも香水を入れてごまかしながら使う事にします。
皆さん、回答ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
精製度や品質の低い原料油脂をしようした洗濯石鹸なのではないでしょうか?わたしも過去によくわからないメーカーのせっけんを使用しましたが金属と酸化した油が入り混じったようなにおいがしてとても気分が悪くなった記憶があります
後クエン酸についてですが 化学反応で石けんカスとかとり乾燥後のゴワゴワ感とる作用があるのではないですかね~
余談ですが 掃除をしていない便器についた黄ばんだあの硬い物質はクエン酸を擦りつけしばらく置くと容易に取り去ることができます
御回答ありがとうございます。
そうなんですよね、石鹸も種類によって匂いに差が出るみたいで、つい最近別のメーカーの物に替えたところ、香料が入っているということもあってか油っぽい匂いは軽くなっています。
以前はミヨシ石鹸の粉石けんだったのですが、覚えている限りでは一番においました…純度が高いと匂いもきついのでしょうか…
今はそよ風せっけんですが、粒子が細かくて吸い込んでしまうのと、香りが苦手で…あと色々添加されているようですね。
また別の石鹸のストックがだいぶあるのですが、油っぽかったらどうしようとちょっと不安です。
油臭さを完全に消すのはむずかしいのでしょうか…
クエン酸、石鹸カスをとる、ふんわり仕上げるというのはよく聞きますが、科学上どのようなことが起きてそうなるのかというのは、なかなか記載されていないのですよね。
何だかとっても気になるので、どこかに問い合わせてみようかと考えているのですが…
お掃除には私もよく使っています^^
洗面所の水垢なども、アルカリ性の汚れなのでクエン酸とアクリルたわしで念入りに擦ると綺麗に落ちるんですよね。
便利です!
あと我が家ではペットの汚れものに大活躍しています。
No.2
- 回答日時:
どうも、洗濯のときに石鹸を使う基本がよくご理解いただけてないようです。
石鹸はご存知のようにアルカリです。
中性、あるいは弱酸性の石鹸(脂肪酸ナトリウム・カリウム)というのは存在しません。
モシ、石鹸分が残っているときに、あるいは、#1方が書かれているような
カルシウム、マグシウムに類する2価の金属イオンがあると、金属石鹸となっていわゆるムラムラと不溶性のものを生じます。
デ、「リンスをする」とかかれていますが、クエン酸を入れると、
石鹸は脂肪酸+ナトリウムでできているので、これがクエン酸ナトリムと脂肪酸(アブラ)に分かれてしまい、一度この、アブラができると
石鹸には戻りません。
だから、脂くさいのです。
あくまでも石鹸の洗浄力はアルカリ性が保証されないと機能しない上に
PHが中性に近くなると、石鹸は分解して、油+酸性物質とナトリウムの化合物に変わってしまうのです。
石鹸は弱酸の脂肪酸と、強塩基(強アルカリ)との化合物ですから、
アルカリが保証されないと機能しない。
#1の方のいわれるような
直接洗浄力=界面活性剤としての能力がない炭酸ソーダのようなものを入れると、洗浄力がUPする。
洗髪するときには、リンス(酸性)することによって、石鹸分が分解して
アブラ(脂肪酸)となることで、オイルを残すことがヘアケアにとって合目的だから、リンス=酸を使うのですが、洗濯で酸を使用すると、
スカム(金属石鹸)も、残った石鹸(脂肪酸ナトリム)もすべて、中性領域では
アブラ(脂肪酸)と塩(金属塩→クエン酸ナトリム、クエン酸カルシウム等)になって
安定化してしまうので、洗濯物に最終的に「アブラ=脂肪酸」がのこる。
これは、水で何度すすいでも落ちません。
布自体が洗濯を繰り返すと、
だんだんと油染みてきます。
リンスをやめる。
すすぎも、洗濯もなるべく高い温度で40度以上。
さらに、汚れ(汗等)によって、PHは落ちますからアルカリを維持するために炭酸ソーダ等によるアルカリの維持は絶対条件です。
石鹸は、石鹸以下のアルカリ度(PH10.4?)ではただのアブラになってしまうのです。
さらに、それに、リンスをするということが洗濯ではどこから流行ったことなのかわかりませんが、少なくとも化学(ただの酸とアルカリの化学です)的な知識のある人ならあほらしくてできないことです。
ご回答ありがとうございます。
まず、質問の書き方が悪かったのですが、油っぽいにおいと言うのはクエン酸を使わない、石けんのみでの洗濯で既に気になっていました。
「洗い」のあとの「すすぎ」でクエン酸を使っていた、というのも、これも私の書き方が悪かったのですが(申し訳ないです)、3回目のすすぎ(石けん分の残っていない状態)です。
確かに石けんでの洗濯については、ナチュラルクリーニング関係の本を読んだ程度の知識しかないのですが、今回回答者さまの言葉で理論上の「クエン酸を使うことによるメリット・デメリット」と調べようと思いたち、検索をかけてみました。
クエン酸を使用した効果を科学的に述べているページは見つからなかったのですが、「酸性石けん」についてのページが見つかりました。
http://www.live-science.com/honkan/theory/sansei …
これによるとアルカリ性の石けんに酸性が加わるとべたべたした感触の酸性石けんになってしまう(脂肪酸が石けんと結合し「酸性石けん」になる)、ということですが、つまりは石けん分が残っていなければ(すすぎを充分に行うと)を酸性石けんにはならない、ということなのかな、と思ったのです。
なので私の意見では「クエン酸の使い方を間違えなければ、クエン酸が原因の油っぽさは出ない」ということではないかな、と思うのですが、ざっと調べただけの意見ですので正しくないかもしれません…。(一般人と言う事で大目に見て頂けたら…汗)
今回調べた事で「油っぽいにおい」は純石けん自身のにおいというのも知りました。(自分で調べる前に質問をしてしまったことが何ともお恥ずかしいです…)
でも今回の質問は他の石けんユーザーさんのお話を聞きたいという理由もありましたので、もう暫くこのまま続けさせて頂こうと思います。
もちろん回答者さまの意見もこれからの参考にさせていただきたいです。
ただ、デメリットばかりではなく、クエン酸を使用した洗濯にもナチュラルクリーニングならではのメリットがあることを知って頂けたらと思ったのです。
あと私は洗髪にも石けんを使用しているのですが、クエン酸を使う理由は油分というよりも、アルカリ性に傾き開いてしまったキューティクルを弱酸性で閉めるというのが一般論のようです。
石けん分が残った状態でクエン酸でリンスをすると、逆にその油っぽさで髪がゴワゴワしてしまいます。
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