マダガスカルはいくつかの「民族」がいますがその言語は全部マラガシュ語という一つの方言に属するといいます。近代的な教育で言語を統一しようとしているインドネシア(同じくオーストロネシア系民族の国)でも依然ジャワ語やスンダ語といった言語が残っているのに、なぜこのように多様な文化が保たれながら言語を統一できたのでしょうか。

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A 回答 (2件)

 


  確かに、多種多様な《人種》や文化の流入の歴史にも拘わらず、《文化的言語的統一 unity》がある不思議な世界だと、或る本にも記されています。しかし、「複数の民族」がいる、というのは間違いです。約20,参考URLでは18の「部族的グループ・同族的グループ(tribal groups)」がいるので、これは、人種・民族(race)とは違っています。同じ文化や民族・文化のなかで、部族・氏族に分かれているということで、しかも、「部族的グループ」と言っています。
 
  民族と部族では、相当に違いがあるのです。民族は、人種的に同じで文化も言語も似ているのに、争いあう民族として、例えば、旧ユーゴスラヴィアのセルビア人とクロアティア人があるでしょう。これらは違う民族だと言われていますが、言語も人種も文化もほとんど同じです。ユーゴスラヴィア地域は、オットーマン・トルコ帝国とロシア帝国と、オーストリア・ハンガリー帝国に三分されていたという歴史的経緯がありますが、言語的・文化的にほとんど同じ領域です。近親憎悪的に許し合えない、共存できないという強迫観念があるとしか思えません。
 
  民族でなくとも、部族でも、アフリカの部族国家などでは、有力部族同士で、殺戮の争いを起こすこともあります。何年か前にも、仲が良かった二つの部族の一方が、市民レベルで相手部族を大量虐殺するという事件がありました(フツ族とツチ族だったでしょうか)。しかし、アフリカの部族は、言語が違っていたり、宗教や文化が違っていることがあります。
 
  No.1 の方は、日本と比較されていますが、宗教的にも「祖先崇拝」というか、死後は祖先の霊のグループに溶け込み、祖先は子孫のことを心配するので、子孫は、死者に対する独特の儀式を行うなど、何か日本の神道のような宗教が、全島の全部族が共通に信仰しているなどは、日本に似た感じがします。
 
  しかし、長い歴史のあいだに、必然的に統一されたというより、最初から、アウストロネシア語が基本にあって、色々な人種や民族や宗教や言語が入って来て混合したが、分化した民族とか集団を造るのではなく、基盤のアウストロネア語、つまり、マラガシ語(Malagasy)に、色々な言葉が外来語として入ったということで、島の言語は、最初から一種類に統一されていて、分化しなかったのだとも云えます。最初に異なる文化を持つグループに分かれていたのが、徐々にまとまって統一されたのでなく、最初から言語的文化的統一があって、そこに後続の移住者の文化や言語が積み重なったというのが実状のようです。
 
  紀元1世紀以前には、マダガスカル島には、居住民がいなかったと、参考URLには書かれていますが、別の資料でも、紀元前を少し遡るあたりが、?で、住民が居住を始めた時代だとされていますし、こういうことは、考古学的調査で、大体分かりますから、多分、本当に、本格的に人が住むようになったのは、紀元1世紀頃からなのでしょう。
 
  最初の居住民は、インドネシア当たりから来た航海者で、温暖で耕地に適した場所を見つけたので、定住し、東アフリカから妻や奴隷を奪って来たとされます。またインドからも人をさらって来たというか、移住者がいたようです。マレーなどの東南アジアからの移住者が、波状的にこの島に訪れ、アフリカ、インドなどからも人が訪れたのですが、不思議なことに、東南アジアのアフリカに極端に近い分地のような感じで、言語・文化・民族共に、インドネシアなどの東南アジアの影響が強く、勢力的にも、コアは、東南アジア出身者です。
 
  島の中央部高地に、インドネシアからの居住者の子孫に当たる人々が住み、海岸部に東アフリカからの人々が住むとされますが、言語・文化がほぼ同一であるとされます。言語は、アウストロネシア語族のヘスペロネシア(西方諸島)語群に属するマラガシ語で、マラガシ語には、サンスクリット語、ヒンドスタン語、アラビア語、バンツー語(スワヒリ語)、英語、フランス語などから語彙が借用語として入っていると言いますから、色々な言語と接触したのだといえます。
 
  しかし、独立分化民族グループが、歴史的にあって、それが後にマラガシ語に統一されたのではなく、マラガシ語が、ずっと共通語で、新しく入ってきた人々は、マラガシ語分化に同化して行きつつ、文化を展開させて行ったのだとも云えます。今日でも、文化的には、東南アジア文化だということですから、多様な民族が、言語的に統一されたのではなく、最初からあった共通文化に、色々な外来の要素が溶け込んで行ったのだというのが妥当なように思います。
 
  人口は、1200万人ほどですが、(いまはもっと増えているかも知れません)、Merina(二百万)と Betsileo(百万)で、三百万人で、これは、東部方言・中央高地の部族の代表で、メリナは、19世紀初頭に統一王国を立てた部族です。公用語は、メリナ方言とフランス語であると言っても、住民の共通語は、マラガシ語で、西部南部方言と東部方言に二大別される方言のなかの、東部方言の中央高地方言の代表がメリナ方言ですから、多言語世界で、特定の言語が優勢という訳でもないようです。紀元後12世紀頃には、この島の言語・文化などは、すでにまとまっていたという話ですから、メリナ王国の統一があったので、言語などの統一が起こったというのでもないようです。
 
  結局、基盤言語(アウストロネシア語)があって、基盤文化があり、そこに色々な言語の語彙や他の文化要素が混じったということなのでしょう。過去に対立があって、それが葛藤を越えて統合されたとは、僅かな資料しか見ていませんが、そういうことはなかったようです。
 
  日本の場合、縄文人は、10万年前とか20万年前から日本列島にいたという説があり(10万年ほど前に、シベリアのホモ・サピエンス・サピエンスが、サハリンを経由して、北から日本列島に広がったそうです)、弥生人は、中国から訪れた人だという説がありますが、それなら中国語の要素が日本語にあってもよいはずなのに、中国語単語の古い形や、漢語語彙はたくさん日本語に入っていますが、日本語は、朝鮮語の近縁語で、所属不明の謎の言語だというのも不可解です。(日本語が使用者1億2千万人、朝鮮語が6千万人以上で、二つ合わせると約2億で、世界人口の25分の1を占める言語が、語系統の分からない「謎の言語」というのも、不思議な話です。
 
  アウストロネシア語族だとはっきり分かっているマラガシ語に較べて、日本語は不可解だとも云えます。縄文人が使っていた言語が日本語の祖形なのか、朝鮮半島からの移住者の言語が日本語のベースなのか、よく分からないところがあります。
 
  中国も祖先崇拝が盛んですが、「祖霊崇拝」ではありません。死後、祖霊と一体化するというような宗教思想は、日本にも顕著ですが、シャーマニズム的で、シャーマニズムは本来、北方起源のはずですが、南方シャーマニズムがあるのかも知れません。住民の40%がキリスト教徒であるが、しかし、祖先儀礼に牧師も招いて行うというのでは、キリスト教というには、少しおかしいです。死者と生者を祖霊が一つに結ぶというような宗教思想は、日本と同様に、文化的一体性の基盤である可能性があります。また、そういう宗教思想文化を築くことで、分化や対立を回避し、宥和して来たのかも知れません。日本では、神道は、文化的一体性を保証しますが、仏教もキリスト教も、文化的分裂を主張します。日本では、宗教はみな骨抜きになると言うのは、宗教が、文化や社会を分裂させる起因だと知っていて、日本人は、まともに特定宗教に帰依しきらないのかも知れません。そういうところが、マダガスカルの文化と共通するのかも知れません。
  
  >BACKGROUND NOTES:  MADAGASCAR
  >http://dosfan.lib.uic.edu/ERC/bgnotes/af/madagas …
  

参考URL:http://dosfan.lib.uic.edu/ERC/bgnotes/af/madagas …
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この回答へのお礼

丁寧なお返事ありがとうございます。統一性の由来を日本と同じように考えることができるのですね。強いていえば西海岸の牧畜民は容貌や文化(言語以外)でアフリカのまんまのようなので、少なくとも一時期オーストロネシア系とアフリカ系の2つが、客観的にみていえる民族集団として存在していたんじゃないかとは思いますが...農耕民の先住する土地で牧畜を根付かせるには、民族と切り離された奴隷たちでは難しいものがあるとおもいます。
また、中国で回族を一民族としている建前(漢族と違う文化がある、過去に異民族と混血している可能性がある)と同じように考えると、いまでもこの人たちが別民族になってしまいます。
でも一般には多様性の高い1民族で考えていいのでしょうね。

お礼日時:2002/04/08 00:36

nikuzanhorinさん、こんにちは。



当方はマダガスカルに関する知識は皆無に等しいのですが、その上で一般論的に考えますと、言語というのは、「民族」という言葉を定義する最重要要素ではありますが、やりようによっては、戦時中の大東亜政策や台湾政策などの身近な例にも見られるようにある程度人為的に統一させることは可能です。実際、現在のマダガスカルの公用語はマダガスカル語(=マラガシュ語?)と、かつての宗主国の言葉であるフランス語ですよね。

また、フランスが入ってくる前(1896年以前)もアラブによる植民地支配を受けたりといった波乱の歴史、そして地理的な条件(単一の島国)など、様々な要素も考察してみる必要があると思います。むしろ私は「言語を統一できた」のではなく、長い歴史と地理的条件によって必然的に「統一された」のではないかと思います。少々乱暴なたとえですが、日本という島国にももともと違う言語を持った複数の民族がいましたが、長い歴史の中で現在の日本語にほぼ統一されたのと同じ様なものではないかと思います。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。

お礼日時:2002/04/11 20:19

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  「言語の起源」については、最初の言語は何時頃成立したかという認識が必要でしょう。それについての質問に対し、以下に回答したものがあります:
  >No.194980 質問:人類はいつから言葉を使っているか
  >http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=194980
 
  ここで、非常に慎重に考えて、「新しいタイプのネアンデルタール人」が言語を持っていたとして、それは、10万年から15万年以前になると述べています。実際は、多分、100万年とか200万年とか、それ以上古い時代になるかも知れません。
 
  また、印欧語族の起源問題についての考察のなかで、セム語族も含めた、壮大な言語の発展史の仮説がありましたが、これは、2万年から3万年前まで言語の起源を遡り、「原統一言語」があったとする仮説です。無論、実証されていません。しかし、新ネアンデルタール人の言語も考えると、一元的起源説は無理があることになります。
 
  上の原統一言語仮説は、ヨーロッパで、巨石遺跡を築いた人々の持っていた文化を考え、その文化に付随したのが、この統一言語で、ここから、セム語も印欧語も派生して来たという仮説で、壮大なヴィジョンです。考古学的・人類学的には、もっと古くから言語を人類は持っていたことが明らかなので、2万年、3万年前でも、まだ近すぎるのですが、この辺りの仮説で、夢を維持しておくのもよいのかも知れません。
 
  この巨石建造物文化の言語が、先行していた色々な言語とは独立して、現代の様々な言語の源流になる「統一原言語」だとするのが、夢があるというか、面白いです。
 
  言語は無論、アフリカで起源したはずですが、上の統一仮説は、いわば、西欧のクロマニヨン人の統一言語が、世界中に広まったのだという仮説です(世界中とまでは、この仮説は言っていませんが。そう考える方が面白いでしょう)。
 
  言語ではなく、「文字の起源」なら、これは、現在から約5千年前のシュメールに遡るという仮説があり、ほぼそうであろうという意見がかなり有力です。シュメールで発明された文字は、バビロニアの楔形文字を生み出し、エジプト文明に刺激を与えて、エジプト象形文字を生み出させ、フェニキア文字を生み出し、それが、東アジアに伝わって、中国文化圏で刺激を与え、甲骨文字を発明させたという考えです。文字の起源はシュメールにある、あるいは、それより古い、原シュメールにあるのだろうと言うことは、多分、そうなのだろうとされています。シュメールの文字が変化して、エジプト文字や漢字が出来たのではなく、「文字」というインスピレーションをシュメール文字は与え、そこから、インダスの絵文字とか、中国の甲骨文字などが、生み出されたという考えです。これは、真面目に議論されていますし、仮説としてかなり有力で、もはや仮説ではないという見解もあります。
 
  しかし、言語の起源となると、上での述べた、「クルワン文化(またはクルガン文化であったのか)」仮説が数万年過去に原統一言語を仮定して、面白いといえます。ただ、言語の起源には、次のような、説もあります。以下のページの始めの頃にある「言語の起原(げんごのきげん)」というのを読むと、ほやや、と思います。これは、2万年前の言語の起源というより、10万年あるいは100万年前の言語の起源説でしょう。
  >言語学の基礎知識:用語編
  >http://www1.odn.ne.jp/beni/gengo/kiso/yogo.html
 
  『旧約聖書・創世記』の「バベルの塔」の神話など、可愛いと思えるような、途轍もない仮説が、言語の起源論には実はあるのです。クルワン仮説も壮大ですが、ネアンデルタール人の言語、ホモ・エレクトゥスの言語、ホモ・ハビリスの言語などと考えていると、空想と想像の翼は、猿の惑星の原言語の霧の向こうに、言語の起源は神秘となって溶け込むでしょう。
 
  映画『2001年宇宙のオデュセイ』の最初のエピソードに出てくるように、約200万年前か、その以前、地球上に突如現れた、黒い石板に触れると、「バベルの塔」の神話とは逆に、猿というか、原人たちが、突然、言語を話し始め、ここから、言語は発生したのである。それは、「第一原モノリス言語」と呼ぶのである……と、このような想像も楽しいでしょう。
 

参考URL:http://www1.odn.ne.jp/beni/gengo/kiso/yogo.html

 
  「言語の起源」については、最初の言語は何時頃成立したかという認識が必要でしょう。それについての質問に対し、以下に回答したものがあります:
  >No.194980 質問:人類はいつから言葉を使っているか
  >http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=194980
 
  ここで、非常に慎重に考えて、「新しいタイプのネアンデルタール人」が言語を持っていたとして、それは、10万年から15万年以前になると述べています。実際は、多分、100万年とか200万年とか、それ以上古い時代になる...続きを読む

Q映画「マダガスカル」のことで・・・

映画マダガスカルをみたのですが、子供と一緒にとても楽しませてもらいました。中でも4匹のペンギンたちがとてもおもしろくて気に入りました。んで質問なんですが、彼らペンギン達の名前というか呼ばれ方なんですが、「親分」「新人」「コワルスキ」までは分かるんですが、もう1匹がわかりません。寿司をさばいたり、シャンペンを開けたりかなり器用なやつなんでうが、親分には「ビコー」かなんかで呼ばれてたと思いますが、はっきり聞き取れないんです。誰か名前のわかる方いらっしゃいませんか?

Aベストアンサー

今晩は
隊長・コワルスキ・リコ・新人のようですね。

参考URL:http://www.bibit.ne.jp/cineplex/cineplex31.html

Q日本語/方言/口語の鼻母音

 日本語では、実際に日常生活で話すときには=
口語的には、母音直後の鼻音が鼻母音として実現
されることがある、と報告されていますが、この
場合モーラ(拍)と音節はどうなるのですか? 
 また方言として、現在あるいは過去において、
どこで使用されましたか(近代の東京以外)?

 また、これも前に回答として書いた内容ですが
中国語、というより漢字として来た時は閉音節で
あったのに向こうでは鼻母音に変化はしなかった
と学んだのですが、なぜですか? また日本でも
なる場合とならない場合があるのはなぜですか?

 中国語では、開音節とモーラ音素で構成される
日本語とは事情が違うので、単に、子音が母音を
主としての付加ではないというだけかも知れない
のですが、日本語では鼻母音は公的・フォーマル
な発音とはされなくてもかなりの使用例があり、
単なる発音上の労力の節約としても、状況の違い
が関係するとしても、どこがどう違うのですか?
制限がなければいつも使われているはずです。
 他の回答で鼻母音について書いたとき、なぜか
中国語に鼻母音がある話と誤解した人がいたのは
この問題を学校教育等で全く教えずにいるため、
認識にまで歪みが生じている可能性があります。

 私もかなり注意していないと鼻母音の存在さえ
認識できないので、差はないんです。 たまたま
学習しなければ一生目隠しのままだったはず。
 LとRの別は英語等を通して存在がわかる様に
ならなくても他国の言語の話だからいいとして、
これは日本語の話です。 自分でも使っている、
その方言にも見られ、それが代表的な例!として
登場します。 「慣れ」が区別能力を奪っている
としても鼻母音化制限の理由を知りたいんです。
 
 自分が普段してる事で、他人しか知らない事が
あるなんて、プライバシーも何もないですよ。

 日本語では、実際に日常生活で話すときには=
口語的には、母音直後の鼻音が鼻母音として実現
されることがある、と報告されていますが、この
場合モーラ(拍)と音節はどうなるのですか? 
 また方言として、現在あるいは過去において、
どこで使用されましたか(近代の東京以外)?

 また、これも前に回答として書いた内容ですが
中国語、というより漢字として来た時は閉音節で
あったのに向こうでは鼻母音に変化はしなかった
と学んだのですが、なぜですか? また日本でも
なる場合とならな...続きを読む

Aベストアンサー

ちょっと質問がむつかしいので、わかることだけ説明します。

明治になって、上方ではガ行鼻濁音がなくなりました。
上方の文化を輸入した東京では、若者を中心に、
鼻濁音でしゃべられなくなっています。
東京の標準語規定では、鼻濁音で話すこととしていますが、
古い発音です。

Q時差式交差点について

神奈川県 綾瀬市 早川にある 虚空蔵橋際の交差点に設置されている
信号機は時差式でしょうか?
仮に時差式である信号機の場合、
必ず時差式と表示をしなくてはいけないものでしょうか?
よろしくおねがいします。

Aベストアンサー

その信号機が時差式かどうかは残念ながらわかりませんが、時差式である場合に必ず表示がされていると言うことはありません。表示の無いものは幾らでもありますよ。むしろ、時差式信号が設置され始めたころは通常の信号と動作が違うことを周知させるために表示があるのが普通だったようですが、最近では表示の無いほうが多いでしょう。

うちの近所でもちょっと数えただけでも4箇所時差式の信号がありますが、何れも表示はありません。

Q標準語にしたい方言ってありますか?

昔、某国営放送の宮田Tさんが、たしか新潟の、のど自慢で
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私の田舎では、腹一杯になることを、「腹が起きる」といいます。(もう、おわかりですよね、西の皆さん!)
最初は違和感がありましたけど、これって標準語でしょ、と思うようになりました。

方言に限らず、今の言葉でもいいですから、皆さん教えてください。

注 東京弁も立派な方言だと思っています。
よろしくお願い します。

Aベストアンサー

いろんな表現がありますね。
「標準語」になっちゃうといやだ。これはここでしか味わえないもんだ、ということもあるように思います。
たとえば、「しばれる」が標準語になったとして、じゃあ、本州で「しばれる」ことはあるのか?江戸っ子が「今日はしばれるなあ」なんて言ってたら、エゾッ子に張り飛ばされたりして・・。

 でも、まあ、「ホルモン焼き」を売る以上は「ホル」が通用しないと困るな。


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