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 音圧91デシのSPにパイオニアのPT-R7を追加しようと思いますが、6dB減衰でのコンデンサの容量はどのくらいが適当か、またアッテネーターを使用しないで、4デシ位の能率の差を抵抗だけで調整するにはどうしたらよいか、教えてください。なお、SPはタンノイのスターリングです。昔の本を捨ててしまい調べるのが難しいです。

A 回答 (3件)

固定抵抗式のアッテネーターの計算には、こちらでもご利用ください。



http://www.carstereo.com/help/Articles.cfm?id=18

Enter Impedance :8ohm
Enter Desired Attenuation : 4 dB SPL
と入力しましょう。図がきちんと表示されていませんが、R1が直列抵抗、R2が並列抵抗です。

なお、クロスオーバーネットワークに関しては、残念ながらStirlingの実機の厳密な測定でもしない限りは、厳密には求めることができません。計測環境をお持ちでない場合は、勘と聴感だけに頼っての調整になります。

ネットワークとしては、下記の回路をお奨めします。2次のクロスオーバーになります。

http://www.carstereo.com/help/Articles.cfm?id=14

計算させて、その中のトゥイーターの部分だけの値を採用します。
遮断周波数は当面12~16kHzあたりを想定すれば良いでしょう。あまり高いクロス周波数とすると、追加したことを全く認知できなくなります。

コンデンサー一発だけのネットワークは、お奨めしません。このトゥイーターがリボンタイプで、しかも、ダイアフラムがベリリウム(MK2以降)である可能性があるからです。

もしも事故が生じて(例えばポップノイズ、アンプの故障、発振等)で万が一ベリリウムが気化した場合、あなたの命にも関わる致命傷となりえます。できれば、ヒューズ等の適切な保護回路も別途用意されることをお奨めします。

また仮にベリリウムでなかったとしても、リボンタイプに過大な変位量を加えることは特性/音質上も好ましくありませんので、2次以上のウロスオーバーをお奨めします。

この回答への補足

 回答ありがとうございます。固定式については、よくわかりました。トゥイーターは、MKがつかない一番初期のものです。振動板はアルミと思います。ネットワークはLとCが入っているので12dB/octなのでしょうか。この場合に接続は逆相がよいといわれていますが、そのとおりですか。

補足日時:2006/10/19 14:29
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No.2ですが再質問に回答します。



> ネットワークはLとCが入っているので12dB/octなのでしょうか。

クロス周波数から遠く離れた周波数での最終的な遮断峻度は-12dB/octに漸近します。しかし、これは2次のLinkwitz-Rileyなので、遮断周波数近傍では遮断特性がゆるやかになります。よく「-12dB/oct、-24dB/otcのネットワーク」といった表現を目にしますが、2次以上では遮断特性もさまざまなものが作れるため、必ずしも適切な表現とは言えません。

この場合は「2次のネットワーク」という表現が適切です。

> この場合に接続は逆相がよいといわれていますが、そのとおりですか。

いいえ、必ずしもその通りではありません。

もしも、クロス周波数近傍において低域側、高域側のスピーカーが共に限りなく線形に近く、クロスオーバー周波数が比較的低めであり、なおかつ高/低それぞれのアコースティックプレーンが一致した場合のみ、逆相が良いと断言できますが、そうでなければケースバイケースになります。
特に質問者様の場合は

1)メインスピーカーの高域をローパスしていないので、
 トゥイーター逆相で合成特性が良好になるとは限らない。

2)クロス周波数が極めて高いため、1波長が非常に短くなり、良好な逆相合成が困難。

3)スターリングの高域はクロス周波数付近ですでに分割振動により位相が
 奇怪に回っている可能性があり、逆相で振幅平坦になるとは断言できない。

以上の理由から、正相、逆相、それからトゥイーターの置き位置については極めてシビアな状況になります。普通は適切な位置に置いて合成特性を測定しながらネットワークを調整。さらに位置合わせで特性を良好に。といった手順をとる必要があります。測定環境が無いのですから、結論としては、

●正相/逆相どちらがよいか、また置き位置は、
 聴感で違和感のないように試しながら調整する●
しか手段は無いと思います。

スターリング側の高域側もLPFでぶった切ってしまった方が良好な合成特性にできる可能性が高まりますが、いずれにしろ高い周波数領域なので測定環境が望ましく、測定なしでの合成はバクチに近い行為になります。
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この回答へのお礼

詳細な回答ありがとうございました。測定装置がありませんから、難しいですね。以前から持っていたトゥイーターなので、試しにやってみようと思います。

お礼日時:2006/10/20 07:09

タンノイ・スターリングでしたら


PT-R7は役不足の感もありますが・・・
0.47以上では殆ど聴覚に反応がわかりませんので
0.8~1.0ぐらいで試すほうがいいかと
プラス側にフィルムコンデンサ(ジェンセン他)
共通側(+-)にセメント抵抗を入れておけば
いいかと。
エラックとかタンノイとかムラタのスーパーツィーターを
追加するのが良いかも
計算式でしたら、こちらを参考に
http://www.asahi-net.or.jp/~ab6s-med/NORTH/SP/ne …
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この回答へのお礼

早速回答いただきありがとうございます。推薦のツイーターはほしいところですが、手が届きませんので、回答手順でやってみます。

お礼日時:2006/10/19 14:26

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