中国にとっての北核実験

Question

北朝鮮の核実験で中国も屈辱的な扱いを受けたという事ですが、どこらへんがどう屈辱的なのでしょうか？
中国に放射能がたくさんただよってくるのでしょうか？
仲間であるのに言う事を聞かなかった事に憤慨しているのですか？

政治は疎いのでどなたかご教授下さい。
http://news.goo.ne.jp/article/ft/world/ft-20061018-02.html

IXTYS · Accepted Answer

Ｎｏ６の再入場です。

昨日、１０・１９中国国務委員の唐家セン氏が、胡錦涛国家主席の代理としてキム・ジョンイルと会談を行った。　中国筋の報道では『突っ込んだ意見の交換』となっている。

国家の首脳が出席する会談で、『突っ込んだ意見交換』というのは、特別の意味がある。　両者が口角泡を飛ばして自説を展開したが不調に終わり、合意に至らなかったことである。　

もし、合意に達していたら、『会談は友好裡に終わった』となる。　昨日のピョンヤンでの会談は相当激しいやり合いがあったことは容易に想像出来る。　このような『突っ込んだ』といった表現は、滅多に使わない表現である。　よほどのことでしか使わない。　掴み合わんばかりの大喧嘩といった雰囲気が読める。　　少なくとも、キム・ジョンイルは激昂して、机をたたきまくっていたはずである。

IXTYS · Answer

今年になって、中国政府はキムジョンイルを呼びつけたのに来なかった。　核開発に関しては、中国の技術援助がなくても出来るのでいうことを聞かないのです。　北朝鮮は段々中国のいうことを聞かなくなって来た。

それなら中国は北を併合すればよい、と誰もが考えるが、そうは問屋が卸さない。　そうなると、中国は３８度線で米軍と対峙を余儀なくされる。　中国政府が一番恐れている事態だ。　中国人は心の中では台湾や香港に強い憧れを抱いている。　それは取りも直さず、欧米への憧れでもある。　

香港、台湾、韓国と三つの資本主義経済と対峙し、内側では内モンゴル、ウィグル、カザク、ウズベック、タジックとの民族紛争がある。　これらの民族は、いち早く社会主義を捨て、民主主義に移行し、ソ連から独立を果たしている。　しかも中国国内にいる同胞との併合を望んでいる。

北朝鮮は中国にとって、民主主義の国との緩衝地帯となっている。　だから、今のままで北を利用しておきたい。　そのためには、経済援助でお茶を濁しながら、朝鮮半島を今のまま、格好の風除けにしておこうと考えている。　だから、たとえ面子を潰されても、強く出られないのだ。

bossnass · Answer

ボルトン国連米国大使が、中国を訪れ北朝鮮問題を話し合った時に
中国政府は「我々は、10日以内に金正日を排除（暗殺）できる」と
告げたそうです。
では、なぜできないか？
「朝鮮人をコントロールできるのなら、1000年も前に支配下に納めて
いる」つまり、中国人にとって朝鮮族は意外と苦手なのです。
「核はよせと言ったのに、言うことを聞かない」から怒ったという
よりも
「中国の言う事を聞かないことを世界に示した」という点で怒った
と言ったほうが正確です。
中国国内は、北京の漢政府に不満を持っている部族が多く存在して
います。彼らに示しがつかないことが中国にとって痛いことなのです。

北朝鮮は、中国が自分達を攻撃しないことを知っています。
また、自分達のライフラインを断つことをできない事も知ってます。
だから、中国に対し反抗的でいられるのです。
それを知ってて、このような行動に出る北朝鮮の「こざかしさ」が
中国には「イライラ」することなのです。

ちなみに、現在の外交の世界において
「兄弟のような関係」「子分・親分な関係」「飼い主飼い犬の関係」
の国なんてどこにもありません。
どの国も、自国の利益のために同盟を結んだり破棄したりしている
のです。中国と北朝鮮も例外ではありません・・・。
そんなものが現代の世界外交で存在すると考えているのは、
日本人ぐらいでしょう。だから世界中から「アメリカの飼い犬」と
思われるのです。

gungnir7 · Answer

近所づきあいとほとんど同じ理屈ですね。

あなたの知り合いに浮気ぐせのある亭主Ｂがいたとしましょう。
あなたはＢがもうこれ以上浮気をしないと誓っているからと
Ｂの女房との仲裁に入ります。
ところがＢがあっさり浮気をしたら、あなたどう思います？
一生懸命間に入って苦労したのがバカみたいでしょ。

まあ、こんな感じで兄貴分として一生懸命北のために尽力したのに
北は兄貴分の想いを足蹴にしたわけだから、頭にも来るわけです。

特に中国・韓国は儒教の教えが濃く、とりわけ面子を大切にします。
だから面子を潰されると、他の国以上にダメージに感じるところがあります。

tamamakun · Answer

自国の国益のため（同じ社会主義国である金正日体制の堅持、体制の崩壊による難民の流入を防ぎたい等）とはいえ、中国は今まで北朝鮮に対し多くの食料、原油を援助してきました。また、北朝鮮に対する経済制裁に反対しあくまで対話による穏便な核問題の解決を図り、北朝鮮への影響力を期待され、日本、アメリカなども参加する六カ国会議の議長国でもありました。
　北朝鮮が結局、核実験を強行したことは中国の援助や制裁の危機からかばった恩をあだで返すことであり、中国の北朝鮮に対する影響力も疑われ、あれだけ反対を続けた、経済制裁も結局受け入れざるを得ない状況に追い込まれたのです。

　中国にとってはさぞかし屈辱的であったと思われます。

Zuchi · Answer

中国は長い間朝鮮半島を隷属させてました。
今でも中国人の中では朝鮮人に対する差別意識というのはあるようです。
また、国力の関係からも中国は北朝鮮に対する影響力が大きいとこれまでは思われてきました。

しかし、7月のミサイル発射・10月の核実験実施宣言など、事件が起きる度に中国は国際社会から「北朝鮮に対する影響力なし」とみなされる事になってしまいます。更に、北朝鮮の説得や安保理会議での調整に奔走するはめになっています。

中国にとっては飼い犬に手を噛まれたようなものなのでしょう。

marbin · Answer

核を保有できるのは、第二次大戦の勝者だけの特権だと思
っているのでは？

しかも子分だと思っている北朝鮮が核保有宣言したのは
、中国とサク封関係にある国が自分と肩を並べようとして
いる、と考えていると捉らえていると思います

>仲間であるのに言う事を聞かなかった事に憤慨しているのですか？

中国は、仲間ではなく、子分だとおもっていると思いますよ。

中国にとっての北核実験

Ｎｏ６の再入場です。

今年になって、中国政府はキムジョンイルを呼びつけたのに来なかった。

ボルトン国連米国大使が、中国を訪れ北朝鮮問題を話し合った時に

近所づきあいとほとんど同じ理屈ですね。

自国の国益のため（同じ社会主義国である金正日体制の堅持、体制の崩壊による難民の流入を防ぎたい等）とはいえ、中国は今まで北朝鮮に対し多くの食料、原油を援助してきました。

中国は長い間朝鮮半島を隷属させてました。

核を保有できるのは、第二次大戦の勝者だけの特権だと思

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