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「猫撫で声」という慣用句がありますが、これは猫の声なのでしょうか。それ とも人の声なのでしょうか。わたしはてっきり猫が出す甘えた声のことかと思 っていたのですが、それだと「猫撫でられ声」ではないかという友人の指摘も あり、猫をあやすときの飼い主の声だというのが正統的な解釈なのだと今では 納得していますが、あの猫の媚を含んだ甘え声ほどリアルなものはなくて、結 局は人の声だという結論になるにせよ、飼い主の猫をあやす声も、もとをたど れば、猫語の模倣にほかならぬようにも思えます。ずいぶん以前に複数の辞書 で調べたときには、両方の解釈に分かれていたように記憶していますが、やっ ぱり人の声という結論になるのでしょうかね。なんだかよくわからない質問で すが、個人的な解釈で結構ですので回答をお願いします。

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A 回答 (8件)

「猫なで声」と言ったら、


「猫がなでられて喜んでいるような声」という意味で、
いわゆる「たとえ」なので、実際に猫が出す声とは関係ないです。

「カモシカのような足」などと、
走るのが速い人の足を例えることがありますが、
実際のカモシカの足は、人間に比べたものすごく太いです。
実際たとえられた人の足が、ものすごく太いのかと言えば、そうではなく、
逆に、細かったりします。
これは、カモシカが身軽で足が速いイメージがあるから、
そうやってたとえられているだけで、実際の足とは関係がありません。

「猫なで声」もこれと同じ、イメージからくる「たとえ」です。
「猫なで声を出す」と言ったら、出すのは人間で、
なおかつ、実際にその人が、猫をなでているわけではありません。


だから、
saturnienさんの言う意味も、ご友人が言う意味も、両方間違いだと思いますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/04/12 22:15

みなさん用法について回答されておりますが、


saturnienさんの質問の意図は、語彙の用途ではなく、
単純に「猫なで声」の声は、飼い主が猫をあやすときに発する声なのか、
猫が甘えるときに出す声なのかを知りたいということではないでしょうか?

確かに辞書などでは双方の解釈があるようですね。

わたし個人としては、saturnienさん同様、
「猫」が出す甘え声という気がします。

この回答への補足

時間の余裕があったので、図書館で片っ端から国語辞典をひいてみたところ、ほとんどが「猫」派か両論併記で、単独「飼い主」派は『広辞苑』ただ一冊だったのですが、その『広辞苑』も最新の版を書店でみると、これまでの定義に加え「一説に、猫が人に撫でられたときに出す声とも」という一句が書き加えられていました。この追加をめぐる広辞苑編集部の裏話をぜひともききたいものです。

補足日時:2002/04/12 22:53
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。そうなのです、わたしの質問は単純なものだと自分ではおもっていたのですが、おそらく、慣用表現や常套句にも様々な段階があって、まだ起源のイメージが生々しいものからもはやイメージさえ浮かばないものまであるのでしょう。わたしにとって「猫撫で声」はまだまだ生々しいイメージを伴っているのですが、そうでない人が多いということでしょうか。

お礼日時:2002/04/12 22:24

補足について。



ずばり言えばあなたの友人は間違っていると思います。
猫なで声と聞いて猫の鳴き声を想定するでしょうか。する人もいるでしょうが、その人はこの表現の意味をよく理解せず使用していると言わざるをえません。

ちょっと飛躍しますが、「情けは人のためならず」を人のためにならないならお節介はやめておけと誤解したり、「書き入れ時」(商売繁盛で帳簿つけが忙しい意)を「掻きいれ時」と誤解したり、日常生活にその実態が伴わない言葉は(そのような文化がなくなり言葉だけが残る)異文化を誤解しやすいのと同じ現象が起こります。

猫なで声は人間が(若い娘)が何か魂胆があって男に(とは限らないが、普通は男)にまるで猫が飼い主に甘え声を出してすりよってくる時のように話すさまを表した表現です。起源的には猫の声といえます。人間の声とした場合、その声の主は男、女、子供、大人とさまざまであり、「猫なで声」と普遍的に使うのがむつかしくなります。慣用句には誤解されやすい表現がたくさんあります。理由は古い文法が現代では使われなくなったか、文化的背景が分からなくなったか、日本的省略法のためです。特に省略された慣用句、諺などには泣かされますね。「番茶も出花」は年頃の女性は誰でも美しいという例えですが、前半の「鬼も18」が省略されて分かりにくくなっている例です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2002/04/12 22:28

 


  個人的な解釈でも構わないということで、私見を述べさせていただきます。わたしは、「猫撫で声」というのは、無論、人間の声というか、話し方を指すのだと思いますが、そこには、「猫」という動物の独自性が背後にあると思います。「猫なで声」とは猫の声だと言ってもよい余地がそこにあるように思います。
 
  No.4 の回答者の方は、「馬面」というような例を挙げておられますが、顔が長いのは馬だけとは限らないので、「長い顔」というのを動物などで比喩しようとすると、必ずしも「馬」である必然はない訳です。また「蛇足」というのは、別に「蛇の足」が、この言葉にとって必然性がない、言葉の慣用用法から生まれた表現で、画家が見事な犬の絵を描いて、もっと見事なものにしようと、犬の絵に翼を付けた所、それは余分なものだということで、そこから「犬翼」が、「余分なもの」の比喩として成立してもおかしくなかったのだと云えます。
 
  「子羊のように純粋」「子羊のように無邪気」というのは、キリスト教の考え方から来た比喩で、一般に哺乳動物の幼獣は、成獣から見て、保護意欲が出てくるような、「可愛い」ものと認識されるというのは、生物的に根拠のあることで、純粋や無邪気は、「子犬」でも「子猫」でも「子牛」でも成り立つと思います。ただ、子羊はふわふわした白い毛を持っていて、割とましな感じがするので、比喩として使われるのでしょう。子羊の顔もよくよく見れば、エイリアンのような感じもしてきます。「見慣れていない」からです。
 
  「猫撫で声」は少し違っていると思います。まず、これは女性が使うというより、わたしなどの認識では、詐欺師や人を騙す人が、うまいことを言うのを、「猫撫で声で話しかけ……」と言うように思います。つまり、人を瞞着するようなことを言うのを「猫撫で声」というのです。無論、言われた者は気づかないことがあるのですが、気づいても気づかなくとも、人を意図的に瞞着するような言い方が、「猫撫で声で話しかけ」だと思います。
 
  これは、「可愛らしく甘えかかる」というよりも、真面目そうにみせて、「嘘や瞞着」を行うという所にポイントがあるはずです。犬も撫でてやると、気持ちよさそうに、可愛い声で鳴くこともありますが、「犬撫で声」とはいいません。猫は、そもそも、人を騙しているところがあり、子猫ならともかく、大人の猫が、人に甘えかかって、「猫撫で声」を出すのは、気持ちが悪いという感じもあるのです。
  
  犬は馬鹿な犬が多く、なかなか褒美をやっても、連合能力が低いですが、連合が形成されると、恩義ある人には、忠実になるというか、恩義を忘れません。猫は、犬とは違って、恩義を忘れないような様子で、人の好意に押しつけがましく「更に」を要求して来ます。そして、「更に」褒美を出しても、今度は、猫は冷たくなって、そんなことは忘れました、という態度になり、都合が出てくると、また有り難そうな様子で「更に」を求めてきます。
 
  こういう猫の態度の変化が、詐欺師やペテン師、人を瞞着する人の態度とよく似ているというのが、「結婚詐欺師が、甘い言葉を、猫撫で声で彼女に囁いて……」となるのでしょう。
 
  「猫撫で声」というのは、猫をあやす声というより、猫を可愛がっていると、猫の出す声が、甘たるい、可愛い声であるが、しかし、少し客観的に考えると、どうも、猫の鳴き声は、人を騙しているという感じがするので、「騙す声」の比喩に「猫撫で声」が使われているのだとわたしは思いますが。
 
  (猫は小さいので、年齢からすれば、大人の猫が、わざとらしく甘えかかって来るのは、冷静に見ると、騙しているのだということなのですが、何となく、そんな感じがしないということでしょう。犬や牛や馬の成獣が、子犬などのように甘えかかって来れば、煩い、つきまとうなとなるでしょうし、彼らが、甘えたような態度になるのは、病気などで弱った時で、本当に助けて欲しいという時、少し甘えた感じになるでしょうが、猫の場合は、猫の都合次第で、甘えたり、冷たくなったり、超然としたりで、どうも「人を騙している」としか思えないので、「猫撫で声」なのでしょう)。
  
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。他の方々は、「(特に女性が)何か魂胆があって甘えた声を出す」のを標準的な用法として考えておられるようでしたが、starflora さんは「ペテン師」的人物が用いるのを主とされているのが興味深かったです。なるほど検索サイトで「猫なで声」を検索すると「亀井静香」「鈴木宗男」「自民党族議員」といったそうそうたるメンバーがが猫なで声を出しておられました。

お礼日時:2002/04/12 22:52

正しい用法は「猫なで声で話しかける」だと思います。

即ち話し掛ける相手は人間です。「猫かわいがり」という表現もありますね。これも相手は人間です。つまり人間のしぐさを身近な動物に例えていいあらしたものであり、その動物とは直接関係ありません。「馬面」とは馬のように長い顔をした人間を指し、決して馬を指して「馬面をした馬」とは言いません。

しかし、慣用句は大勢の人が使うので場面にふさわしくない場合でも使用されたり、文学的表現として特殊な使用もあるので断定すると異論がでてくるでしょう。
「猫の喉を撫でてやったら猫なで声で甘えてきた」は結構使われるような気がしますが、私は違和感を感じます。これを他の動物に例えればおかしさに気がつくでしょう。「豚を可愛がったら豚のような声で鳴いた」「子牛を撫でたら甘えるように牛の声で鳴いた」

結論:猫なで声はあくまで人に対して使うべきです。しかも相手は主として女性です。現代では半死半生語辞典に載せられてもおかしくない表現ではないかと思います。
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。やっぱり質問の仕方がまずかったなと反省しています。
 「正しい用法」はご指摘のとおりで、それ以外にあるとも思えませんでしたが、猫の猫撫で声も「結構使われる」となると話はより錯綜してくるのでこれはまた別の話にするとして、質問の要点は猫撫で声の「原イメージ」にあるのです。たとえば「蛇足ですが」と書きながら、蛇の足が想起されることはまずないでしょう。けれども「蛇足」という字面を見て蛇の足をイメージするとそれはそれでリアルな気がします。わたしの関心のあるのはそのことなので、「猫撫で声」の原イメージは猫の出す声だと思っていたら、人が猫をあやすときに出す猫に媚びた声(たとえば「タマちゃんや、よしよし」とか猫語を真似て「ミャーンミャーンおなかすいたのね」とか)が本来の起源ではないかと指摘されたことがあり、文法的に考えたりしてなるほどと思いつつも、それだと猫自身が出す甘えた「ミャーオ」ほどリアルな感じがしないので、ほかの人はどうイメージしているのかが知りたくなり、質問した次第なのでした。
 martinbuho さんは、豚や牛に比較されているところをみると、猫撫で声を起源的には猫の声としてイメージされているように思いますが、いかがでしょうか。たんなる常套句にイメージなど浮かぶ暇はないのかもしれませんが。

お礼日時:2002/04/09 09:30

#文節だけで議論すると、いつまで経っても答えがでません。



1:(猫の喉等体の一部を撫でると)猫が、『猫撫で声』を出す。←猫の声

2: 彼女が、私に頼み事をする時に『猫撫で声』で話す。←人の声

#前後の文章で、当然答えは、変りますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。質問があいまいでしたが、現実の場面における用法を尋ねたわけではないのです。一般的には「2」のように用いるわけでしょうが、わたしが考えていたのは「猫撫で声」が常套句になる前の起源的なイメージのことなのです。

お礼日時:2002/04/09 08:21

人の声でしょう。

人に甘えたり、媚びる時に、少し高いトーンで、ニャーニャー(比喩)とした感じで話す声。一般的に女の子が、男の人に甘える感じをイメージしたら近いかも・・・(~_~メ)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。一般的用法はもちろんそのとおりなのですが……

お礼日時:2002/04/09 08:04

こんばんは。



大辞林には、
猫を撫でたときのような、やさしくこびを含んだ甘ったるい声

と、ありますね。人の声でしょうか?

私は、さっきまで、『猫撫でられ声』だと想ってました。
『られ』が、音便になって、省略されたんだと・・・(笑)

参考URL:http://dictionary.goo.ne.jp/cgi-bin/dict_search. …
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この回答へのお礼

 早速の回答ありがとうございます。
 ちょっと舌足らずだったかもしれませんが、「猫撫で声」の一般的な用法を質問したわけではないのです。調べてくださった『大辞林』でいえば、「やさしくこびを含んだ甘ったるい声」の主が人間の声であるのはもちろんですが、その前の「猫を撫でたときのような」というのがくせもので、これは人の声なのでしょうか。猫の声なのでしょうか。知りたいのはそのことなので、ここは猫の声のようにわたしには読めますがいかがでしょうか。つまりこれは「猫を撫でたとき[に出す猫の声]のような」という意味で、人の場合には、(「猫を撫でた」ではなく)「猫を撫でるときのような」という表現が適当かなと思います。まあ、この項目の執筆者に直接聞いてみないとわかりませんが。

お礼日時:2002/04/09 07:57

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