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こんにちは。

昨日、クールジャパンという番組で、フランスでは日本がブームだと言われていました。

今やフランス人の6割~7割は部屋の中では靴を脱ぐ(健康に良いから)
老人の中で畳みベッドと布団が人気

えー?!と驚いたのですが、本当でしょうか?

それと、驚いたのですが、フランスではあまり服装の自由がないそうです。
お洒落な国だと思っていたのに・・・・・。

例えば日本でロリィタ服を着ていると、白い目で見られたり、誹謗中傷を受けたりしますが、人格が否定されることはあまり、ありません。
フランスではそれがあるのでしょうか?
お洒落だけれど奇抜ではない。ということでしょうか?
確かに街の様子を見ていると、皆同じ格好をしているようにも見えました。

外国で日本が好きな人って「ちょっと変わった人」と認識されていることが多い様に思いますが、フランスで日本贔屓な人は「ちょっと変わった人」扱いされるのでしょうか?

A 回答 (3件)

日本食=おしゃれ、高級というイメージがフランスを始め、ロンドンなど欧州であります。


ふとんもFutonという名前で売られたり(日本のふとんとは少しちがっていても・・・)小さいテーブルの表面がたたみ素材であったり・・と日本っぽいものを使っていても発想が自由、という感じです。

ちなみにパリでは今、寿司の宅配がピザの宅配並みに普及してはやっているらしいですよ。日本人経営ではないお店が多いようですが。
基本的に服装はどこの国でも定番があったり、流行があったり・・でも日本にはない個性を感じることが多いと思います。

外国で日本好きなひとは確かにちょっと異質かもしれません。
私の知っている限り欧州は特に、自国が一番、って考え方の人が多いですからね。
日本贔屓な人が男性である場合、日本人(女性)が好きだったりして、そういう場合は変わってる・・と日本人からも思われますね。
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 ファッションの発信地パリ、ブランドグッズのパリ、オシャレの街パリ、グルメのパリ・・・・・、パリといえばとかくこうしたイメージで語られますが、パリでひと頃暮らしてみて感じたことと言えば、そうしたことも含めて、何でもあり・・・というのがパリという街だということです。


 
 たしかに#1様のご回答のようにフランス(ことにパリですが)はもともと日本の文化に関心を寄せる人の多い国です。印象派の画家たちにとっては影というものが描かれていないことから鮮明で明るい画風を見せる浮世絵に憧れを抱かせ、波間の冨士や朝顔の絵に描かれた渦巻きは彼らに生命の真髄と力強さを見出させました。建築家にとっては古代から黄金分割やエンタシスなどの考えを取り入れた精緻で高度な建築技法を、料理人にとっては素材の持ち味を徹底的に生かす料理法をと、彼らにとって遠い東洋には何か自分たちのものと大きく違った素晴らしい文化を持つ国日本という国が存在していると感じさせ、そこに日本趣味(ジャポニズム)が生まれたのでしょう。そして以降もそうした感覚は連綿と続き、今日でも彼らの感覚の中にまだ見いたせるように思います。このあたりは#1さまのご回答におまかせしましょう。

 ただ、こうした感覚は主に知識層や学生たち、ことに芸術家やデザイナー、料理人や建築家、あるいは種々の職人さんたち、こうした人に集中しているうに思います。もちろん彼らは本心から日本文化に興味を持ち、真摯にその良さを体感しようとしているのでしょうから「ちょっと変わった人」ではなさそうです。

 ですが、他方、多くの一般庶民にとっては、日頃さほどに日本というものを特別扱いで意識しているようには思えないのです。もちろん「何でもあり」のパリのこと、「ちょっと変わった人」もたくさん居ます。もともと「自分だけのユニークな主張」、これは一般の人たちも含めてパリジャンたちに共通する考え方ですから。
 一部の人たちはわざと自分をアピールするために、まさにパンクやヤマンバさながらのキテレツな身なりをして歩いたりしますが、それもパリ。しかし、基本的にはパリはとても保守的で封建的な街です。いえ、保守的だからこそこうした跳ねッ返りも出てくるのかもしれませんが。 それでもまあ、人のやることにはあえてあまり口出ししないのがパリジャン、パンクやヤマンバ、ロリータ、こんな姿をしている種族とて誹謗や中傷を受けたり人格が否定されることもないでしょうが、こんな連中は「階層が階層だからねえ」と軽蔑の白い目で見られるぐらいはあるでしょう。

 それあってか一般の人たちの身なりもとても画一的で質素です。たとえば今のシーズンの普通のオフィスに勤めるOLさんたち、メトロの中で出会った同僚たち5人のうちの3人までがジャケットの下は黒のハイネックのセーターに細い金のネックレスといった姿、残りもセーターの色がダークなほかの色に変わっただけ、スカートやパンツも基本的には黒。こうした、まるでOLのユニフォームと言いたくなるほど画一的な姿で出勤してくる彼女たちを見ていますと、スッキリとセンス良く・・・とは思うものの、そこにはファッションのパリといった自由なイメージはどこにも見当たりません。

 もちろんパリではリセの女学生たちもとても清楚。若い女の子が制服にヴィトンのバッグ・・・などという日本人のミスマッチを越えてそのあまりにも田舎っぽい趣味に腹立たしくさえなる光景なんかはパリでは目にすることもありません。

 こうしたことを見て感じるかぎり、最新のパリコレも、ブランドのグッズも、グルマンたちを唸らせる素晴らしい料理も、これらすべてが他国の人へ向けた重要な商売のタネ。当のパリジャンたちはそんな商売物には目もくれず、とても地味で質素に暮らしているのです。
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欧州の中で、フランスはもともと日本文化に関心の強い人が多い国です。

これは19世紀後半からのことです。モネやゴッホ、ロートレックなど印象派の画家たちは、浮世絵を収集し、そこからのヒントで新しい絵画技法を考え出しました。彼らの書いた手紙などで、当時彼らが日本は夢のように美しい国と想像していたのがわかります。

日本趣味(ジャポニズム)はその後連綿とフランスを中心に残っていて、シラク大統領はたいへんな日本通で有名です。大統領の日本伝統文化に対する知識はたいへんなもので、まず普通の日本のインテリでも太刀打ちできない知識があります。一般日本人が知らない、日本美術史上の人名・時代・作品などスラスラ口から出てくるそうですから。

この十年、日本のアニメ・漫画のブームは世界的に拡がっています。フランスでは今年、フランスの若者が中心になって、日本製アニメ・漫画のファンのフェスティバルが開かれ、万単位の入場者がありました。そこではフランスの若い人たちが、まさにオタク趣味全開で、コスプレも大量に見られたそうです。欧州の若者にとって、日本の若者文化(漫画、ファッション)は彼らの伝統からは思いつかない、すごく斬新なものに映るようです。英国でもフランスでも、ヤマンバのメイクとファッションの現地の少女を私は見たことありますよ。

ただ、欧州の社会じたいは保守的です。そしていまも階級社会です。服装にもそれが影響してます。例えばかつてパンク・ファッションをしたのも、労働階級の若者たちで、進学校にいく中流以上の学生はあまりそういうものに流れません。
欧州のお洒落というのは一般にシックなもの指向ですが、若者の場合、贅沢品・高価な服装は分をわきまえないものとして顰蹙を買います。(20代のOLや学生が、高級ブランド品を身につけることなど考えにくい。)

欧州で日本式コスプレをやる子たちは、多分周囲の大人からはあきれられているか、労働階級であまり躾けがうるさくないかどちらか、かなあ?欧州の電車やストリートでやるのは、浮きまくり・目立ちまくりになりますから。
若い世代を比較すると、欧州より日本人の方があきらかに服装が多様で、新しいファッションの「実験」が許されていると思います。ただ、年配世代だと欧州と日本ではおじさん・おばさんのお洒落度で圧倒的に欧州の勝ち(笑)。
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