プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

スーツを頂き、上はジャストサイズだったのですが、パンツはサイズ直しが必要です。
また、頂いたパンツはツータックでした。

裾とウエストの直しをする予定ですが、痩せ型なのでできることならタックも取りたいと考えております。

ツータックからノータックに直すことってできるのでしょうか?

また当方東京ですが、タックを取ることができるお勧めのお店がありましたら教えて下さい。(専門店でも構いません。)

よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

タックが入ったパンツ…ということは男性の方でしょうか?そう仮定してお答えします。



ツータックからノータックに直すのは出来ないこともないですが、ポケット位置などが変わります。それによっては、直さないほうがいい場合があるのですが、こればっかりは現物をみてないので何とも言えません。
何にせよ、直すところでしっかり説明をしてもらったほうがいいと思います。
お直し屋さんですが、どこかのブランド品でしたら直営店に相談してみるのもいいかと思います。ただ、貰ったものとは言わないほうが良いかも…(汗)
あとは、小田急線梅ヶ丘駅の確か「バルコン」は紳士服テーラーでは割と有名と聞きました。お直しもやっていたと思います。(このへんはあやふやですので、ご参考までに)
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この回答へのお礼

hama178さん
御礼が遅くなってしま申し訳ありません。

ご回答ありがとうございます。
説明不足かつ読みにくい文章で失礼致しました。

ブランド直営店にも相談しましたが、裾直しと詰めはできるのですが、タック取まではできないようです。

結果としては裾直し及びウエスト76→72の直しのみを、知り合いの方にお願いすることができました。
本来のデザインを損ねてしまう恐れがありますので、そのままで着ていこうと思います。

アドバイス有難うございました。

お礼日時:2006/11/05 10:53

 いきなりで恐縮ですが、”タック”と言うのは もう止めにしましょう。

 たとえ英語をしゃべるアメリカ人やイギリス人に言ったとしてもピンとこない単語であり、一部の日本人だけの間で通じていても いいと言うものでは決してないと思うからです。日本人がいう”タック”tuckは、英語で正しくは”プリーツ”(pleat単数、pleats複数)と言います。 "タック"tuckとは、即ちつまみヒダ(襞)のことを意味し、本来これはスカートなど、婦人物においてのみ使われるテクニックです。対して”プリーツ”pleats/複数は”タタミヒダ”で、これは”プリーツスカート”というスカートもある通り、男女の服 双方に使われるテクニックです。基本的に男性用のスラックスには、19世紀にはそうではなかったものの、20世紀以降はプレスして折り目をつけるのが普通なわけですから、半ば必然的に、スラックスのフロントに付けられるヒダは、”タタミヒダ”即ちプリーツpleat or pleatsとならざるをえないわけで、こうした肝心なところを消費者にきちんと啓蒙することが出来ない日本のアパレル業界、服飾雑誌などのメディアの無知、怠慢は目に余るものがあります。 日本人の中には、日本の服の縫製が丁寧さにおいて世界一だと思っている人も多いようですが、仮にそんなに良いものならば、なぜ世界の人々は日本の服を、車や電化製品を買うようには買わず、また日本の服飾メーカーも欧米のメーカーのマネをするばかりで、なぜ自信を持って自分たちの商材で世界で商売をしないのでしょうか。日本人一人一人が密かに疑問に思っている、不思議ではないテーマのひとつではないかと思うのですが。 たくさんある理由のひとつとして、日本の服作りが実は世界の中でかなり独特なものとなってしまっていること、つまり日本の服が、戦後の約60年の間に日本人の誤解と独断によって、世界の中でも独特のものとなっていってしまったことにその一端があるのです。 日本では通用しても、欧米では、ただ縫い目が揃っている、縫い目がきれいなだけの平面的な服を縫製がいいとは決して言わないのです。服は平面の布地をいかに個々の異なる曲線に、豊かな立体を作り上げて、着心地の良さ、仕立ての柔らかさとともに、個々に異なるシェイプ、肉体、即ち立体を際立たせていくかというところに大きなポイントがあるのですが、どうも日本の服は 着物と同じように平面的で、服をきれいに縫うことばかりに熱心で、その中に入る人間の身体についての意識が希薄なのではないかと思うのです。もちろん日本の服飾メーカーの一部では そのことにちゃんと気が付いてはいるものの、自分たちの力では もうどうにも出来ないことをも同時に気が付いているのです。 タックとプリーツの違いもきちんと理解せず、デブはよけいに太って見え、やせはよけいに貧乏くさく見える極めて平面的な味のない服しか作れない日本の服飾メーカーは世界の恥なのでもう止めてしまえ、と声を大にして言いたい。
 さて、そんなわけで、あなたのスーツの組下スラックスについても、
ツープリーツと言い直したところで、実際の作りは 本当に、本来あるべき姿ではない”つまみヒダ”つまりツータックとなっているかもしれないのですが、正直申し上げて 日本で言う”ノータック”のスラックス(これは正しくは、plain front pantsまたは最近の言い方でflat front pantsと言うのですが、)と”タックの入ったスラックス”とは、実はスラックスの前身ごろのパターンの起し方など、根本的にプリーツ入りのパンツとは異なっているため、単に”タックがなくなればよい”と考えているだけなら別ですが、多少なりとも服を見る目を持っている方であるならば、納得がいく様に直すのは、ちょっと無理があるかな、と思います。 以下、次善策にはなりますが;
(1)ツープリーツの外側の浅いプリーツのみを補正にて取ってもらい、ツープリーツから、ワンプリートのパンツに直すこと。もしくは(2)ツープリーツのままで、ウエストやお尻周り、腿を小さく修正してもらうことのどちらかの方がベターかと思います。技術的に二本のプリーツを取ることが不可能と言っているのではなく、取った後を 格好よく、元からノープリーツであったように見せるのが誠に難かしいと申し上げている次第です。金額的には (1)よりも(2)の方法の方が、安価な補正となるでしょう。 プリーツを取るということは、とにもかくにもウエストバンドやベルトループなどを一度全てはずして、パンツ自体もリカットせねばならず、これではカスタム(オーダー)メイドとほとんど同じことになってしまうからです。また、付け加えて、もともとタックやプリーツは、動いた際にゆとりを持たせることを考えたディテイルであると同時に、スリムな人に肉をつけてボリュームを出すためのものでもあります。つまりタックやプリーツを付けるということは、本来痩せ型の人に肉をつけて見せるという効果があるわけで、もしあなたがスリムな体型であるのならば、むしろプリーツを取ったデザインの方が、あなたの体型をより良く見せるということになる、つまりプリーツのあるパンツを穿くのが体型上ベターであると言えるかもしれないのです。私は ニューヨークで服飾関係の仕事をしており、年に5,6回日本へ出張しますが、日本の人たちの姿を見ると、流行の格好を体型と全体のバランスを充分考慮せずに着ている人がとても多く、あなたが、スリムで、もし仮に、足がO脚(つまりややガニ股であったとすると、細身の”ノータック”のパンツ、しかも平面的な作りの日本製であるならば、まず間違いなく ガニ股を強調することになってしまいます。良く言えば漫画のルパン三世と言ったらいいのでしょうか。実は、そういう体型の方には、タック、プリーツを取って、適度のゆとりを持った方のデザインの方が、細身の体型に、いい意味で肉を付けて、立派に見せることも出来、かつ当地ではO脚、即ちガニ股のことを、その度合いによってbow legsと言いますが、”体型補正”、この場合は、足の流れを少しでもまっすぐに見せる修正が可能ともなるのです。 日本では ズボンプレッサーなる電気製品がありますが、欧米に行かれると一部を除いてほとんど見かけることはない代物です。これもいかに日本のスラックスが平面的に安価に作られているかの証拠と言っていいでしょう。値段の高い欧米製のスラックスは、極めて立体的な作りとなっており、従ってクリーニングに出したとしても日本のクリーニング店の未熟なプレス技術ではまったくどうしようもなく、彼らはしばしば それを欧米製品が 日本製に比べて縫製が良くないせいと言っており、実に本末転倒、笑止千万なことです。色々と書きましたが、あなたがそのスラックスを穿いた姿を見ないことには、ずばりはっきりとしたことは申し上げられませんが、サイズ、パターンに大きく無理がない状態であるのであれば、ツープリーツのパンツを全体のバランスを考えながら寸法の修正のみする方法の方が スーツとして、服の上下のシルエットを根本から壊さない無理のないやり方と言えるのかもしれません。上着が ちょうど良くて、スラックスのウエストがゆるいというのも、厳密に言えば ややおかしな話で、スラックスのウエストを詰めるということは、理屈として 上着の胴周りも大きいということが考えられるからです。スーツは、身体の八割をも覆う、ある人間のイメージを決定的に左右する、もっとも重要な服なのですが、フィティッングについて、上着とスラックスを別々に考えるのではなく、全体のシルエットを考慮しながら、具体的には、上着とスラックスに継ぎ目がないかのような、つまり上着の裾周りから スラックスの太もも部分にかけて一体感が生じるようにしていかないといけないのです。上着はゆっくり目、スラックスはピッタリ目というのは、日本の若い、スリムな体型の人がもっとも陥りやすいミステイクであって、上着の裾周りとスラックスの太もも部分がスカスカになってしまって、もっとも貧乏くさいシルエットを創ってしまうのです。クレグレも注意してください。おそらく今の日本では、まだまだ身体にタイトな服をグッドフィットと勘違いして、ピタピタの服がいいと思っている人が多いのだろうと思いますが、日本に行く度に思うのは、このまま欧米に出かけたら、ゲイの人か、チンピラに間違われるだろうな、という人が多いことです。欧米の知的上流階級の人たちは、適度にゆとりのある服を着て、動作もゆったりと、優雅に振舞いますが、この時によい服地には、身体の動きにつれて 服地にふくらみや、動きが出るのですが、これを英語でドレープといい、大変重要視しています。美しいドレープの出る服は、心の豊かさ、知的水準の高さを表現するもので、これにはテイラーの高度なアイロン技術が必須です。
今の日本の服には、ドレープがまったくなく、これは着ている人間をせせこましく、器の小さい人間に見せるもので、日本では格好いいと思われているのかもしれませんが、世界から見れば?というものです。
 最後に、これらのお直しについては お直しとして基本的なものなのでどこでもやってくれる、とは思いますが、理想的には、服のことを本当に良くわかっている人に頼むのがベターです。値段は高いと思いますが、銀座の”一番館”というお店に御直し専門のセクションがありますので、大事なスーツであれば、一度尋ねてみるといいでしょう。その際、初めに 自分の希望をしっかり伝えるとともに、プロとしてあなたの意見を伺いたい、と言うことも大切なことです。日本人は 洋服屋の言うことを聞かないことで世界的に有名です。ワインでも そうですが、素人が玄人ぶるのは滑稽です。素人に良し悪しの判断は無理です。
虚心坦懐、信頼出来る専門家に任せてしまいましょう。あなたが判断することは、”良し悪し”ではなく、”好きか嫌いか”なのです。私のアメリカ人の顧客は、弁護士とか、企業のお偉方とかのプロ中のプロが多いのですが、プロの方ほどプロのすごさがよくわかっているので、こちらのアドヴァイスには だまって耳を傾け、I like that...とか、I don't like that...としか言いません。
 いきなりびっくりされたかもしれませんが、洋服、特にスーツは、西洋の何千年にわたる歴史と文化のエッセンスが凝縮されたものであり、
それなりにまじめに考えるべきものであると理解をいただければ幸いです。
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この回答へのお礼

kenaokiさん

ご回答有難うございます。
御礼が遅くなってしまったことをお詫び致します。

アドバイスですが、大変参考になりました!!
洋服への考え方も変わりましたし! 自分も細身が好きなのですが、これからの洋服選びの参考にさせていただきます。

本件の結果と致しましては、裾直し及びウエストつめ76→72のみ、信頼できる知り合いの方にお願いすることができました。

本来のデザインを崩さないよう、そのままで着ていこうと思います!

アドバイス&ご教授有難うございました。

お礼日時:2006/11/05 10:59

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