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無水酢酸とエタノールによる酢酸エチルの合成の実験で、無水炭酸カリウム、無水塩かカルシウムを加えるのは脱水反応の触媒にするためですか?

A 回答 (1件)

この反応では水は生じませんので脱水剤ではありません。


炭酸水素カリウムは反応によって生じる酢酸を中和するためのものです。また、反応を進みやすくする役割もあるでしょう。

塩化カルシウムの意味として考えられるのは、未反応のままで残ったエタノールを固体として除くためでしょう。すなわち、カルシウムの化合物はアルコールと反応して、錯体のように(この辺りが曖昧ですが)なるということです。

ここで用いているエタノールの量は無水酢酸の量と比較して同程度ですよね?もしも、何倍もの量のエタノールが使われているのでしたら、塩化カルシウムの役割がわからなくなってしまいます。また、理屈からすれば、塩化カルシウムは最後に加えているはずですがいかがでしょうか。

上記のとおりでしたら、反応後、蒸留や濾過によって酢酸エチルが取り出せるはずです。しかし、もしもエタノールが大過剰であれば、エタノールが酢酸エチルに混入することになります。
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この回答へのお礼

返事が遅れてすみません。なかなかネットがつながりませんでした。

なるほど、脱水ではないのですね。
用いるエタノールの量はおっしゃる通り、無水酢酸と同程度の量です。

このたびは回答していただきありがとうございました。また機会があればよろしくお願いします。

お礼日時:2006/11/11 17:35

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