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酸化還元反応の勉強をしています。

代表的な酸化剤(過マンガン酸イオンや二クロム酸イオンなど)
と代表的な還元剤(ナトリウムや硫化水素など)
の、反応前と反応後は丸暗記しないといけないのでしょうか?
それとも何か覚え方にコツやポイントはありますでしょうか?
やはり、ただただ暗記するしかありませんか?

A 回答 (4件)

ナトリウムなどアルカリ金属は金属で0価イオンで+1価で全てOK


マグネシウム、バリウムなどアルカリ土金属は金属0価イオンで+2
この辺りは簡単。
イオウ(カルコゲン)は硫化水素などははっきり-2、硫酸などは+6亜硫酸で+4
塩素(ハロゲン)は塩化水素ではっきり-1、酸素が付くと塩素酸で+5過塩素酸で+7
マンガンは過マンガン酸で+7、二酸化マンガンで+4,溶液中で完全に還元されると+2、金属は0
銀は金属で0化合物で+1、銅は0,+1,+2
ここまではまだ良いですがこの先は暗記ですね。
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過マンガン酸イオンや二クロム酸イオンは覚える。


ナトリウムや硫化水素などは理解する。つまり、これらは周期表上の位置から容易にわかるということです。
高校レベルで覚えなければならないものなんてたいした数ではありません。
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これまでのお二方がご回答されてますが、私も、酸化剤(または還元剤)が反応の結果何になるかということは知っているしかないよ、と回答せざるを得ません。


あるいは、酸化数がいくつからいくつに変化するということを記憶した方が楽かも知れませんが。

半反応式自体は記憶する必要は無いです。
酸化剤が反応の結果何になるかということさえ分かれば、後は足りないものを足す形で式を作ればよいので。
これについては、No.2の方が詳しくご説明されてますね。
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一応コツは存在します、というか私が使ってる方法は、


例えば酸化剤 KMnO4 を例にすると

まず酸性中では、MnO4(-)イオンのマンガンはMn(2+)になることは多分覚えるしかありません。
しかしそれがわかると、次のように式を作っていきます。

MnO4(-)       →Mn(2+)
MnO4(-)       →Mn(2+) + 4H2O    ←右辺に水を足して、左辺の酸素原子を消す
MnO4(-) + 8H(+)    →Mn(2+) + 4H2O    ←左辺に水素イオンを足し、右辺の水素原子を消す
MnO4(-) + 8H(+) +5e(-)→Mn(2+) + 4H2O    ←左辺と右辺のプラスマイナスの和が一致するように電子を足す

この方法でかなりいけます。酸化剤では水分子ができるところがミソです。

また、還元剤の場合は、単に酸化数が負の物質を単体にすればいいケースや、
単体を酸化数が正の物質にすればいいケースが多いと思います。

例えば H2O2 の場合

H2O2   →O2     ←Oの酸化数はそれぞれ-1なので、それが電子を放出すると考える
H2O2   →O2 +2H(+)  ←水素の酸化数は+1だったので、そのまま
H2O2   →O2 + 2H(+) + 2e(-)   ←両辺のプラスマイナスの和が一致するように電子を足す

と作っていけばいいと思います。
以上の方法で大体解決すると思いますが、対応しきれないやつは、
式中の主要なものを覚えて、あとは自分でその時に補っていくのがいいと思います。
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