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溶液中に生じた微量成分の構造決定がうまく行かなくて困っています。以前GC‐MASSで分析し、フラグメントのパターンからSDBSで化合物の検索を行なったのですが、ヒットする化合物がありませんでした。非常に微量なのでHPLCなどで単離して分析するわけにもいかず困っています。カラムとONLINEでつないで分析できる手法をご存知の方がいらっしゃればお教え願えませんか?またそれに代わるアイデアがあればお教え下さい。私は化合物の分析についてはそれほど詳しくないのでできれば初級者向けにアドバイス下さい。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

rei00 です。

お礼拝見しました。

> 長期間溶液中で保存しておいたのですが初期にはGCで
> ほとんど見えなかったものが数ヶ月保存しておくと既知の
> 物質に対して数パーセントほどにまで生成していました。

 すみません,回答にはならないと思いますが・・・。この不純物の構造を決める必要があるのでしょうか? 数ヶ月保存して出来てくるという事でしたら,保存方法を改良するなりして出来ないようにすれば良いようにも思いますが。

 もし,どうしてもという事でしたら,やはり何らかの方法で,できるだけ純度の良い試料を集めるのが早道な気がします。そして,種々の機器データを測定する。


> 既知の物質のフラグメントから予想して構造決定は
> してみたのですが、決定された構造の化合物を
> Scienece Finder などで検索してみたところ
> ヒットしませんでした。

 GC-MS で構造を推定した場合,厳密には実際の標品を用意して比較する必要があります。これは,例え Science Finder 等のデータベースで見付かってもですし,GC-MS の文献データが出ていてもです。


> GC‐MSからの情報のみでは少し不安でしたので、
> 違った方向からの分析の情報を得たいと思っていますが、
> これは難しいことでしょうか?

 難しいかどうかは,あなたの所でどの程度機器があるかでしょう。お書きの様な『カラムとONLINEでつないで分析できる手法』としては,高速液クロと種々の分析器を繋ぐ方法がありますが,いずれもそれ様の装置(数百万~数千万円する装置)が必要になります。

 例えば,高速液クロ(HPLC)を MS(LC-MS),IR(LC-IR),NMR(LC-NMR)等と繋いで直接データが得られます。あるいは,液クロの検出器には UV,旋光度,ORD,CD,蛍光等のスペクトルが測定できる物もあります(検出器1台でどれか1つです)。


> また測定によって得られた(高分解能ではありませんが)
> 整数で得られたマスナンバーは1程度づれたりするもの
> でしょうか?

 低分解能測定では,測定の前にキャリブレーションと言って,フラグメントイオン既知の化合物(GC-MS で良く使われるのは perfluorokerocen = PFK)で装置の補正を行ない,その結果に基づいてサンプルの質量数を決定します。

 もし,このキャリブレーションが間違っていれば,1マス位は簡単にズレてしまいます。

 また,キャリブレーションは通常装置を始動した時と一定時間経過ごとに行ないます。これは装置の状態がキャリブレーションを行なったときのままで一定とは限らないからで,装置の状態が変われば以前のキャリブレーションデータは間違ったデータになるためです。

 したがって,pmma さんのサンプルを測定した時に,装置の状態がキャリブレーションを行なった時と異なっていれば,やはり1マス位は簡単にズレます。


 ところで,今お考えになっているイオンは分子イオンで間違いありませんか? MS で最高質量部に出るからと言って,それが分子イオンであるとは限りません。時には分子イオンが出ずにフラグメントイオンだけの化合物もあります。

 あるいは,ずれているのではなくて,窒素原子が入ったために奇数(偶数)になったと言う可能性もあります。

 1マスずれると言う事でしたら,そういった事も考えて下さい。特に構造未知の化合物の場合は。
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この回答へのお礼

たいへん丁寧なアドバイス有難うございました。幸い測定機器には事欠かない環境にいさせてもらってますのでrei0に紹介して頂いたようなMS以外の測定も検討してみたいと思います。今考えている物質は構造既知の化合物になんらかの反応で窒素原子が入ったものと思っています。同じに分子イオンが出ていない可能性も考えてはいます。先生にも相談したのですが、やはりなんとかして純度の高いものを作るしか手はなさそうです。有難うございました。

お礼日時:2002/04/27 11:59

 生物活性天然物の単離・構造決定を行なっていますが,お書きの内容では余りにも情報不足で適切なアドバイスが得られにくいと思います。



 まづ,造決定したい化合物についての情報はどの程度有るのでしょうか? 例えば天然物であれば,その由来(何から得たとか)からどのようなタイプの化合物か等が推定できます。そうすれば,それに応じた手法が適応できますし,類似化合物の構造決定法が参考になります。

 GC-MS の測定をされたという事ですが,その化合物は GC-MS で測定できるタイプでしょうか? そうだとして(つまり,低分子有機化合物として),以下2,3アドバイスいたします。

1)分子量と分子式(組成)を決定して下さい。分子式の決定も高分解能条件での GC-MS 測定で可能です。

2)由来などの得られる情報を総合して,どのようなタイプの化合物かを推定して下さい。

3)GC-MS での特徴的なフラグメントイオンを推定されたタイプの化合物の文献記載のものと比較して,構造に関する情報を拾いだして下さい。

4)可能なら簡単な誘導体化を行ない,誘導体の GC-MS データを元に構造情報を拾いだします。

5)既知物質であれば標品をそうでなくても類似化合物の GC-MS を測定し,データを比較して推定構造の確認を行ないます。

 これら全てをこの順で行なう必要はありませんが,ザットこんな感じだと思います。
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この回答へのお礼

アドバイス有難うございます。質問内容に不備があったことをお詫びします。構造決定したい物質はある既知の低分子化合物(構造が決定されたもの)となんらかの物質が反応してできた成分です。長期間溶液中で保存しておいたのですが初期にはGCでほとんど見えなかったものが数ヶ月保存しておくと既知の物質に対して数パーセントほどにまで生成していました。既知の物質のフラグメントから予想して構造決定はしてみたのですが、決定された構造の化合物をScienece Finderなどで検索してみたところヒットしませんでした。GC‐MSからの情報のみでは少し不安でしたので、違った方向からの分析の情報を得たいと思っていますが、これは難しいことでしょうか?また測定によって得られた(高分解能ではありませんが)整数で得られたマスナンバーは1程度づれたりするものでしょうか?ほぼ素人で至らない点も多くあるとは思いますがアドバイスよろしくお願いします。

お礼日時:2002/04/22 13:57

>カラムとONLINEでつないで分析できる手法



LC-MS という分析装置があります。

Webで検索して見て下さい。
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