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世界には現代医学以外にも、その他様々な医学があります。そしてそこにはいろいろな治し方、治療法が存在します。特に健康の先進国アメリカでは、メンタル的な部分から治療をする医学や、気の流れのようなもなで治療をする医学などたくさんあります。一部の医師の中で「現代医学では治らない病気を現代医学に頼るのは賢明ではない」という考え方があり、私自身もこの考え方に同意しています。

今世間いっぱんでは病気=現代医学という構図ができていて、どんな病気になっても、現代医学で治すことは不可能だと悲劇的なことを言われても、多くの人は現代医学の治療法を受けます。ほかの医学に目を向ければ何か道が開けるかも知れないのに、目の前には現代医学しかみえていません。

皆様、がん患者や、慢性の腰痛の患者、難病の患者、原因不明の病の患者の人たちが、医者に「治らない」といわれてもなお現代医学に頼るのはどうしてなのでしょうか?現代医学しか知らないからなのでしょうか?ほかの医学は、科学的証明に希薄なため信用がおけないからなのでしょうか?現代医学にだって解明できていないことはたくさんあるし、病に関することすべてが医学的、科学的な根拠で立証できるものではないのでは・・・?

ほとんどの人が現代医学だけにしか頼らない、という現状についてなにか意見を下さい。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

西洋現代医学というカテゴリーとそれ以外という図式で考えることが多いのでそのように話しをすすめます。

その他に入るものはhafizさんがかかれた医療も入りますし、一番の大物は「東洋医学」とか「中(国)医(学)」と呼ばれるものだと思います。

おっしゃるとおり、現代西洋医学では立証もされずまた治療法がないものは山ほどあります。また治療法があっても「何故効くか」わからないものの方が多いともいえます。
科学的根拠から言えば確かに西洋医学の方が抜きん出ていますが、患者が治療場所を選ぶのは科学雑誌片手ではないのでおそらく他の部分に原因があると思います。

私自身が考えるのは
『施術者の社会的な信用』だと思います。漠然とした言い方ですが『きちんとした教育と学問の上に成り立った施術』であれば多くの共感が得られるのでは?と思います。少なくともどんなバカな西洋医でも6年の期間を費やし、国家試験を通過しそれなりに名の通った先人に教えられて研鑚した結果でなければ『独自の』医療は展開できません。人の体について考える以上、西洋医学でも基礎とされる解剖学や生理学は全ての医療の基本となると思いますが、少なくともここ日本におけるその他の医療者…施術者がこれを身につけているとは考えられないところが不安の種です。解剖学で骨に関して熟知していない人間が骨のずれなどわかるわけがない…本当はわかるのかもしれないけれど普通はそうは考えない。他も同様です。体のバランスを整えるなどと宣伝するもののでは真のバランスとは如何に?と聞かれて答えられるものはいるのか?そこが問題です。中医の中には完璧な生理学を修めている方は山ほどいます。そういった人が行うものに関してなら信頼はおける…そういう理屈です。

現代医学にだけしか頼らないのではなく、信頼できる医者が(一般的には)現代医学にしかいない(確かに中には変なのもいるが・・)というだけのことだと思います。
健康食品の宣伝などで、玉石混交といってもコンマ1以下しか玉はない(ほんとにあるのか?)というところです。
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この回答へのお礼

「施術者の社会的な信用」、ズバリですね。まさにその通りだと思います。とても納得しています。私が知っているある気功の研修会では、一般の方々がそのほとんどが将来開業目的のために気功を学んでいますが、そこでの医学の勉強といえば、ある一つの病気をとりあげて、その病気についてどういう病気なのかを前で先生がしゃべるだけなのです。しかも20分くらいで終わってしまいます。それでその後は5時間から6時間かけてずっと気功の実習をするのです。これでほんとに気功師になる人がいるのだろうかと思っていると、いるんですよ。医学的な知識を全然持ち合わせていない気功師が、しかもたくさん。病理学どころか、解剖学や生理学をほとんど知らない人たちが、気功師になっているんです。確かにこれではいくらその気功が素晴らしいものであっても、頼ることなんてできません。ただ、すべての気功師がそうというわけではなく、中には一般の医大を経て、突如気功師になるという人もけっこういますから、そういう人たちには頼れますけれども・・・。
そういう意味では現代西洋医学が一番信頼できますよね。ただ人間のことですから最近は安全性が・・・(笑)。
ただ、現代西洋医学で治らない病気になってしまった、もしくは納得がいかない手術などを迫られた、などの時には、それこで「もうだめだ」などと思ったりせず、その他の世界の医学に目を向けたいものですよね。たとえどんな病気でも治る可能性は無限に存在すると私は思うのですが・・・。
ご回答ありがとうございました。感謝しています。

お礼日時:2002/04/22 21:44

現実には臨床医の70%以上が漢方薬を処方しています。

これから見ると漢方薬に対して多くの臨床医がどのくらい漢方を理解しているかは置いといて、ある程度の評価をしている結果と考えられます。

しかし、同じく多くの臨床医が、標準的治療から外れた医療を受けたために病気が進行してしまった患者さんを診察した経験があると思います。病気と長い間闘う事はそれ相応の精神力が必要ですが、そこに「・・・で治った」との悪魔のささやきにも似た言葉に貴重な時間を浪費した結果、辛い思いをしている患者さんを現実に見ているからです。
私自身でも、糖尿病の治療をやめていわゆる「民間療法」をしていた結果、失明寸前、透析寸前の患者さんや、糖尿病による壊疽で足の切断をしなければならなくなった患者さんを幾度も見ています。

hafizさんの場合は、まず一般の医療機関を受診をし、胃の検査を受けられたと思います。その結果胃癌でない事が判っていますので、それならば何も西洋医学でなくても良いと思いますが、これが順番を間違えてしまいますと、不幸な結果を招く事も有り得ると考えます。

私自身は医療者にとって患者さんが病気から開放されれば、それがどんな医療であろうとかまわないと思います。但し、診断をする順番を間違えないで頂きたいと思います。

東洋医学がなかなか科学的手法からの解明が進まない背景にはいくつかの要素があると思います。なかなか研究費が付かないなり、何かこの方面を研究すると第一線から外れたとゆうような間違った印象をもっている大学関係者が多いせいかもしれません。経験的には、漢方薬の中には間違いなく効果の優れた生薬があると感じいりますので、科学的な証明がされる事を望んでいます。

最近の中国では、中医が減って、西洋医学を学ぶ医師が多くなったとの報道を聞いた事があります。せめて中国からは多くの科学的データが出てくるといいのですが・・
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日本においては‥ということですよネ。


中国では中医学を履修した中医学専門医がいますし,韓国では韓法医がいます。そして,第一線で多数活躍されています。
日本では‥明治維新と共に漢方(東洋医学)は国から否定されてしまったため,表舞台から降りざるを得なかったのですネ。
一方,中国や韓国では伝統医学の素晴らしさを認識しており,きちんと教育されているために続いているのですネ。
何度か中国の街中にある中医のところで診てもらったことがありますが,感動しましたネ。
何も言わずに脈を診て,舌を診て‥ピタリとあてて処方を出してくれましたから。
私の数年先輩にも脈をみるだけで内臓の様子などをきちんと言い当てる方がおられます。子宮が摘出されていることや,胃の切除を受けていることを脈だけでわかるのです‥
これを科学的に証明しようとしても,科学が追いついていませんから空振りしてしまうのですネ。

西洋医学は原因を見つけなければ治療ができないということが基本となっています。
一方,東洋医学を初めとする民族医学の多くは,見えている現象を総合することで見えない(わからない)原因を治すということが基本になっていることが多く,病名なども不要なのですネ。
ところが,西洋医学だけでなく,西洋的な理論のみを学び続けてきた人にとっては,そのような東洋医学的な考え方は「非論理的」「非科学的」と映り,信用できないと考えることが多いということも,ご質問の状況の原因の一つでしょう。

また,健康保健の適用という面も大きいことは確かでしょう。漢方薬などでも,本当に証を見て扱おうとすれば,定められた効能・効果以外の用い方をせざるを得ないことが多々あります。何故なら,先に述べましたように,証を見た結果,使いたい処方では病名範囲から外れていることもあるからです。
自費診療となると非常に治療費が高くなりますから,手がでにくくなることも大きな理由でしょう。

どこで見たのか忘れましたが,先日,面白い記事をみました。
それは,現代医学を駆使している医師自身が思い病気となったときにサプリメントや現代医学以外の伝統医学を利用する率は一般人よりも高いという内容でした‥

日本でもようやく医学部教育の中に東洋医学が必須講座として取り入れられつつありますから,数年後にはもっと積極的に用いる医師が増えることであろうと期待されますガ‥まだまだ寒い状況ですネ。
現在の日本でも近畿大学東洋医学研究所の中の腫瘍免疫診療所のようにサプリメントを積極的に,というよりも,サプリメントを中心に治療を行なっているところもあります。
tumor domancy(癌との共存療法)のように積極的にサプリメントや伝統医学を取り入れる治療法も導入されつつあります。

ただ,粗悪な詐欺紛いのサプリメントが乱立していることは事実です。
それらが淘汰されることが必要かもしれません。

二十数年取り組んでいる東洋医学の立場から専門家の端くれとして。
以上kawakawaでした
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この回答へのお礼

kawakawaさん、ありがとうございます。
こんなにたくさんのご専門の方々に回答をいただけるなんて夢にも思っていませんでした。とても嬉しいです。こんななんでもないただの一般人の私の質問に答えてくださるなんて幸せです。
実は、私は現代西洋医学に苦い思い出があるんです。私は長年胃炎で苦しんできました。一年中胃が痛いのですから、心も暗くなってしまいます。ある時痛みに耐えかねて近くの総合病院にいったら、「胃炎じゃないですかねえ、何かストレスがたまっているんじゃないですか?薬、1週間分あげますので飲んでくださいね。」と言われそれでお終いです。1週間飲みました。確かにその時は胃の痛みもなくなりました。改善したかのように見えたのですが、しかし薬をやめたとたんにまた苦しい胃痛との生活です。しかも前より酷くなりました。つまり薬なんてただ単にいったん症状を内部に押しやっただけで、真の病気の解決法ではないんですよね。抗生物質についても同様で、別に細菌が死んだわけではなく、発病しない程度までその細菌の力を弱めるだけなんです。しかも薬は使い続ければ抗体ができてしまって、長期戦には逆効果・・・。
それで結局私は、現代西洋医学から一端目をそらし、その他の医学に目を向けたんです。その時私が出会ったのがAST気功と呼ばれるもので、なんとびっくり!
私がまだ何も言っていないのに「胃が苦しそうだね」とただ一言いって、気の治療をしてくれたんです。気功の先生が言うには私の体の胃の部分が強いマイナスの気を発していたので、見ただけでも私が胃で悩んでいるということが分かるらしいのです。
とにかく驚きです。また、治療だけではなく、食事のこと、ストレス解消法のこと、それに呼吸法のことまで教えてくれて、そして1ヶ月後には、長年苦しんだ胃の痛みは完全になくなりました。しかも再発もありません。そらにそれプラス、なぜか腰痛までも治ったんです。もう、嬉しくて目から涙です。
まあ、そのようなわけで医学に興味を持ちここに質問させていただきました。
ご回答本当にありがとうございます。

お礼日時:2002/04/23 00:19

「麻酔」と「点滴」と「抗生物質」が一昔前迄、他の治療法より現代西洋医学が上にランクされて国から認められているゆえんだと教わりました。



他の医学だと似たようなのはあっても治療者が気軽に沢山使える様に成っていませんしね。

それに日本だと保険が使える、病院が他の治療所より近所で一番目立つ、人より良い身なりをして、多くの人が支持しているから自分で考えず(情報も少ないから)頼る・・・って事でしょ。
 
確かに「記憶力「と「体力」がないと医師には成れませんから、其の人からのオーラみたいなのも有ると思いますよ。
私の場合は、オーラというか、熱感というか・・・横に来ると熱い?暑っ苦しいと言われます。"(^_^;)"(;;)

他の国(国民皆保険ではない)では、選択枝はそれ以外にも多く有り、使われています。

今は上記以外にも、各種診断法で、誰でもが目で見られる。遺伝子段階まで細かく分かってきた。 原因を見られるようにしている等などでしょうか。

「気」の治療は中医風に言う「ゴチャゴチャ」した症状の時に、
また有る種の原因による場合には殆どこれしか解決法は無い場合もあると私は考えております。

それにしても、科学的な再現性の有る、医学知識は自分の体ですから、一応持っている方が良いでしょう。
国もそういう、教育をもっとすれば、医療費も下がるのでしょうが・・・・・儲からなくなる人が出ますから・・・。
このままでは、日本は中国などに必ず負けます。 朝のラジオ体操だけでは・・・・・。
国が負けても、国民が平和でゆったり暮らせればそれでよいですけどね。(^o^)
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この回答へのお礼

fukunokamiさん、どうもありがとうございます。
私は現代西洋医学のお医者さまは、気の治療などの東洋医学には無関心であんなものは何の根拠もないでたらめで、もし何かが偶然治ってもそれはプラシーボ効果にすぎない、とどの先生もが考えていると思っていたのですが、どうやらそうではなかったみたいですね。とても驚きです。この質問を出した時に、きっといろいろな批判をいただくのだろうなあと下向きな気持ちで、覚悟して「質問するボタン」を押したのですが、皆様の回答とても中味が濃く、よい勉強となり刺激となりました。
私は今自分の体のこと(特にもともと体がもつ治癒力のこと)にとても興味があり、音楽を勉強する傍ら、医学書をパラパラやっています。もっと多くの方々が自分の体のことに興味を持ち、病気にならないためにはどうしたらいいのかなど、いわゆるプリベンティブ・メンテナンスといわれることについて理解したらどんなに素晴らしいことでしょう。私はつい最近出会えたあるお医者様に「薬はあなたの病気を治すための一時的な手助けに過ぎない。一番大切なことは、食生活を考えたり、ストレスの対処方について知ったりして、自然治癒力を高めることなのだ。」といわれたことがあります。薬というのは病気を治すものだと思ってましたから、驚きですよ。病気を治すのは医師でも薬でもなく自分だなんて、なんか感動してしまいました。それで現代西洋医学とその他の医学について気になって、質問させていただいたのですが、本当にいろいろと勉強になりました。感謝します。

お礼日時:2002/04/22 23:35

保険が効くからじゃないですか。

メンタルな部分も保険が効きますから「現代医学とは違う」とも言い切れないと思います。
現代医学=西洋医学と対照的にいわれるのが東洋医学といわれるものだと思いますが保険で効く部分が少ない(確かドクターが必要とする場合は保険適用が可能...だったような)からやはり抵抗があるんじゃないでしょうか。
実際に効果があるとしても、高額の医療費がかかるのでは尻込みしちゃうと思うんです。

ただ西洋医学を信じるか、そうでないかは個人の自由だと思いますから他人がとやかく言う必要はないと思います。

どちらの医学にしても無理をして生きたくはないと思いますね。まだ若いせいもあるんでしょうけど。
(自信ありはあくまでも自分の意見としてですからね...)
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この回答へのお礼

確かに東洋医学は保険が効かないので、長期間受けるような形になると金銭的に苦しくなりますね。私は特に現代医学を否定しているわけではなく、むしろ現代医学は素晴らしいと思ってるのですが、病気を治すその方法は無数にあるということの理解がもっと広まったらなあと思うのです。現代医学で「あなたの病気は治りません。苦しいけれどもその病気と共存して生きていきましょう。」などと言われて何もかもあきらめて悲劇のどん底に落ちてしまったら、それこそかわいそうではないかと・・・。それはただ、現代医学では不可能なだけであって、なにもそこであきらめる必要ない、ということなんですけれども、こういう考え方はなかなか広まりませんし、やはり難しいですね。ご回答ありがとうございます。とても参考になりました。

お礼日時:2002/04/22 21:10

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