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頭つなぎとはどのような事を指すのでしょうか?

A 回答 (5件)

プレカット工場の技術(CAD)を担当している者です。



通常、在来木造構造材で言うところの「頭つなぎ」とは、
床や屋根等の荷重を支持しない横架材を指します。

具体的には、(2階建ての場合)
1Fや2F内壁上部には必ず壁をとめるため横架材が必要ですが、
2F床の場合:
 -2Fの柱が乗っていない かつ
 -2Fの床荷重を負担しない
1F、2F小屋の場合:
 -屋根(母屋、棟)を支持する小屋束が乗っていない
上記のような横架材の事を指します。

もう少し解り易く言うなら、
壁の柱~柱の間にある下地材(間柱)をとめるだけに入れる材の事です。
荷重を負担しないので、通常105mm角とかの細い材にします。
場合によっては、105×45のような材を使う時もあります。
(図面で説明すれば簡単ですが、文章で説明するのは難しいです。)
壁の頭をつなぐだけの材なので、頭つなぎと呼ばれると私は解釈しています。
大工さんによっては、柱の上部にある横架材でも、該当する柱が荷重を支持しないと判断して頭つなぎと言う方もいます。

なお、厳密に構造計算をする場合は頭つなぎであっても荷重はかかります。ただ、余程変な組み方をしない限り頭つなぎ部分に掛かる荷重は少ないため、細い材でも問題が出た事は無いです。
昔ながらの大工さんの組み方は理に適っていると思います。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
以前、プレカット工場にて同じ質問をしたところ、
“振れ止め”とお聞きしたことがありました。
当時は気に止めませんでしたが、
構造に関る業務に就いてというもの、
まだ日が浅い為、少しずつ理解していきます。

お礼日時:2006/12/09 23:17

「頭つなぎ」という単語には2つの使い方があります



1.通常、柱端と柱端の間に渡される部材は、構造計算上は梁です。
この中で木造大工の用語として、1間(1820mm)以内の間に架ける部材で、柱と同寸の梁材を「頭つなぎ」と表現します。これは一般的です。

2.一般に柱や束材は、頭部に梁材が乗る形で、つないでいきます。(鉄骨造は逆です)しかし、納まりの関係で、柱を伸ばして梁を横につなげる方法も有ります。これを「縦勝ち」といいますが、これを「頭つなぎ」と表現する場合があります。
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No.1の者です、補足ありがとうございます。



私が書いた参考意見のほかに考えられるのは
部材同士の端(つまり頭)を「つなぐ」為に部材の加工又は
金物を使用する表現とも受け取れますが・・・。

通常その場合には「継手(つぎて)」や「仕口(しぐち)」と呼びます。
やはり私(No.1)や(N0.2様)の回答が正しいと思います。
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最上部を繋ぐ部材です。

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通常垂直に立った複数の部材の頭頂部(?)をつなぐものを


「頭つなぎ」と表現する場合がありますが・・・。

「伏図」は屋根伏図ですかね?

「柱」又は「小屋束」(垂直部材)をつないでいる部材と言えば
「棟木」や「桁」「梁」などがありますが。

も少し詳細教えてもらえますか?

この回答への補足

言葉足りずですいませんでした。
今、伏図を見ています。(屋根伏)
垂直部材に対して、水平方向に架ける梁を
頭つなぎと呼ぶと解釈していいのでしょうか?
今見ている図面で、“頭つなぎ”と表記されていまして、
疑問を感じています。

補足日時:2006/12/09 01:16
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