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先ほど、3才の孫を「なつかなかったから」という理由で殺した祖母の
判決を伝えるニュースを見ましたが
「懲役4年」はあまりにも軽くはないでしょうか?
普通に過ごせば2年ちょっとで出所ですよね。
これに限らず、子供を虐待して殺害した親は、たいがい10年以下の懲役
です。
長期に渡る虐待は、(無力な生き物をいたぶり続けるという事で)
その親たちの一種の「快楽行為」ではないのですか?
快楽殺人に、何故あんな軽い量刑しか課せられないのでしょうか?

A 回答 (4件)

以前、双子の乳児を殺した母親(27歳)の裁判を傍聴したことがあります。


最初は、なんという、無慈悲な母親なんだろうと思っていましたが、事情を聞いている内に、同情心といいますか、悲哀といいますか、憐憫といいますか、そんな感情に襲われた事を思い出します。マスコミには出てこない、悲しい事実が隠されている事が多いと思います。やはり肉親の犯罪は事件そのものも酷いですが、その背景も凄いものがあります。裁判官は、一種のバランス感覚でそのような判決を出しているケースが多いと思います。
つまり、肉親の犯罪は一言では割り切れないものが内包しているからだと思います。
600sanさんにも裁判の傍聴をお勧めます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
裁判の傍聴を実際にしてみると、マスコミからでは出て来ない真実や
リアリティがあるのでしょうね。
私もお薦めに従って、是非とも傍聴に行ってみようと思います。

お礼日時:2006/12/13 17:43

 前にテレビで、「裁判所の人の一日」みたいなものを放映されていたような気がします。

裁判長の人は、毎日悩んで判決を出している堂です。
懲役4年でも
「執行猶予付き」
「執行猶予なし」(実刑判決)
「禁固刑」
と3つあります。
それによっても重さがだいぶ違います。
実刑判決なら、刑務所で日中は作業し、1時間だけ自由時間が設けられているそうです。

>小1男児殺害事件以前に不審死を遂げています。
は、本人ではなく、周りが「変だ」といわれて行動に起こさないと怪しまれるということで、動いたとか。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8F%E5%88%91
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
例え、4年間がシベリア抑留なみの重労働の日々でも
罰の課せた量としては、少ない気がするのですが。

お礼日時:2006/12/13 17:45

この問題は司法だけが問題では無いようです。


事件を報じるマスコミ側や受け止める側の視聴者(読者)にも問題があります。

例えば一家無理心中を報じる場合、明らかに親の子殺しであるにも係わらず、心中に至った経緯ばかりに焦点を当てた報道をするマスコミ、
その報道から一家心中の悲惨な末路に同情するだけで子殺しまで想像できない視聴者(読者)、
つまり、親と子供を同人格化する世間(一般人)にも充分に責任があります。

以前は(今でも?)、親の子殺しで執行猶予が付く事は当たり前でした。
挙句、また同じ親による子殺しが繰り返された事件も多いです。

つい最近起きた事件、秋田小1男児殺害事件ですが、畠山鈴香が容疑者として逮捕されています。
畠山鈴香容疑者の娘(小4女児)が、小1男児殺害事件以前に不審死を遂げています。
当初事故と判断したのは、母親の話に同情をした捜査官が事件として真剣に捜査しなかった為だと言われています。(ま、噂の域ですが)
畠山鈴香容疑者は殺害に関しては関与を否定していますが、いずれも容疑者の犯行だった場合、
もし女児の不審死を徹底的に捜査していれば、小1男児殺害の事件は未然に防げたはずと思っています。

最近、親が子供を虐待する事件は頻繁に報道されるようになりました。
しかし、親の虐待など遥か昔から在ったはずです。
ただ性善説を基にした社会では、親が子供を虐待した挙句に殺害してしまう行為に、目を背ける事でしか対応ができなかったのでしょう。
ようやく世間では性悪説も受け入れ始めていますが、それが司法へ反映されるには結構な時間が掛かるようです。
その為に、裁判の判決と国民感情とで差がでてしまうのだと思います。

日本でも陪審員制度を導入しようとしていますが、判決と国民感情の差を縮める制度だと、個人的には期待しています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
親の性善説に基づく判断は、鬼子母神や原始社会における母系家族と
いった日本人の持つ宗教観からくるのでしょうね。

現在の国民感情と司法のズレは、憤りを感じますが
国民感情なんて場当たり的で流動的ですし、マスコミの操作により
いくらでも流れを変えることができますから、国民感情だけで
量刑を決めるのも100%正しい訳ではないでしょう。
それでもなんとかならないのかとも思ってしまいます。

陪審員制度の導入は、私も期待していますが、反面
「お上依存」が遺伝子として根強く生きている日本人に
果たして定着できるのかとも不安に思います。
マスコミの批判操作も予想できますし、みんなが社会正義を全てに
おいて第一だと考える人ばかりじゃないですしね。
この制度は、国民が「育てる」という気概がないと続けられない制度
じゃないでしょうか。

お礼日時:2006/12/12 13:54

日本には尊属殺人罪あった名残りです。


親や祖父母殺すと他の殺人より罪重かった。これは憲法違反で廃止されたが、親が子殺す、祖父母が孫殺すのは罪軽いんです(^^)
重くするのは差別だが、軽くするのは違うって算数です。(おつむがアレな検察官裁判官判断です)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
戦前からの法律の名残だというのは、聞いた事がありました。

全ての子供殺しを重罪にしろとは思いません。
本人の反省度合いや心中などの例がありますから。
ただ、虐待の末や本人の自堕落な性分から来る子殺しの場合は
死刑や無期懲役もありえると思います。
そうした柔軟性のある量刑を出すことはできないのかと常々
思っています。

お礼日時:2006/12/12 13:38

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