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人文科の志望動機として、『人文科に入って勉強したいこと』を書かなければなりません。
私はジェンダーについて興味を持っているのでそのことを書こうと思うのですが、
日本でも結婚後、男性は働くべきで女性は主婦をするべきといったステレオタイプがあるが、文化によっては日本のこれと全く逆の場所もあるといった性と文化の関係について興味を持っていますが、
これ以上深く書いていくことが出来ません。
本は数冊読んだ程度で、興味はもっていますが知識はあまり持ち合わせていないのです…。
これから学びたいと思ってるんですが…。
でも2000字とかなりの量があります。

こういう風に書いたらいいんじゃないか、といったアドバイスお願いいたします。
本当に困ってます、お力を貸してください。

A 回答 (4件)

大学の志望理由程度なら、何冊も読まなくても一冊キチンとしたものをじっくり読んで、それから得たことを消化すれば2000字ならすぐ埋まると思います。

「かけない」という場合は貴方の中である現状が理想に対してうまくいっていない。そこのどんな点に問題意識をもつのか、またどの様な理想的な社会があるのかといった点が具体的に表現されていないということですので、必要な知識を探しながらその全体像をくっきりとさせていくことです。基本的な論点は人文科学系学部用小論文参考書や解等例などを使うと分かりやすいです。

質問さんのきっかけは「性別というものは社会的に決められたものにしか過ぎないのではないのか?」というような疑問ですが、この問題意識が出てくるのは、「男女平等」や「同性愛結婚」等が社会的に受け入れられつつある現状からくるものでしょう。まず、この2つのような話題に触れたこと、或いはそれに関する本を読んだ辺りからそういう問題意識1、が生まれたと考えれます。

一方、あなたは「男らしさ、女らしさ」は生物学的には関係ない経験的に取得されるものとして一づけていますが、本当にそう断言できるのでしょうか?我々男女は異なる身体を持っていますし、生物学的に子どもを産む母親だけで、父親は遺伝的にかかわるだけある以上無関係とはいえません。また、男性が「攻撃的、力、タバコ、冒険的」な性格を持つのは、役割を終えた男性が長生きしていては邪魔であるから、早く死ぬようにプログラムされている、という生物学的根拠があるとすれば理にかなっているという説もあります。たとえば、成人男性が女性に対して性欲が一般的に強いのも子孫を残す為に必要だからといった類です。こうして考えていくと、我々が知らぬ間に社会的にジェンダーの役割をつけていったのも、何らかの意味があったからである可能性も出てきます。

ここまで考えると、完全なまでの「男女平等社会」というのは果たして本当に望むべきものなのか?ということも怪しくなってきます。ある程度の男女の役割を理解した上で、お互い尊重し合える理想の社会の方向性があるのかもしれません。また、現実問題として女性と男性の身体能力などが仕事能力に影響を与える事実は多少なり無視できないという弊害も直接的な問題としていわれているでしょう。ここまで考えてみると、要するに「単純な問題ではない」ということが分かります。つまり、いろいろな視点からみて、このような風潮をどの様に捕らえるかは、哲学、社会、心理学、或いは生物学的にもいろいろな解釈を知る必要が出てくるはずです。それらを貴方なりに「問題意識と学びたいもの」としてまとめることがまさに、大学で勉強したいものでしょう。志望理由として将来の目標をあげるとすると、貴方はさまざまな角度でジェンダーの社会あり方を学ぶとして、将来「ジェンダー」と社会はどの様に付き合っていくべきかを、考えたいというようなことをいえれば十分説得力があるかとおもいます。大まかには

1、きっかけ、または問題意識の出発点
2、現状認識と問題の分析(理想とのギャップ)
3、まとめとそれを学びどの様なことを目指したいか?
ってな感じでまとめるとわかりやすいでしょうか。

ちなみに、日本の場合となっては男性優位社会ですが、そもそも卑弥呼の時代までさかのぼってみると女性優位社会だったりしますね。(参考リンク)

また、質問の「ジェンダーと文化」で問題意識をつくるなら、たとえば、フェミニストや女性や人種差別にもっとも先進的なのは一応アメリカですが、一方アメリカは同性愛等反対派も根強いんですよ。欧米でも、堂々とゲイやレズというのはおおいですが、宗教色が強いのでこれまた保守派も強かったり。日本は同性愛など意識調査を見ると意外と「寛大」だったりする割には保守的な面が強かったりはっきりしない点が多いですね。これらから、どのようなことを得てどの様にそれを生かすのかが志望理由となります。

いずれにせよ、貴方がどの様にまとめていくのか、男女平等や同性愛等をどの論点(文化とジェンダーの関係か、ジェンダーの役割的な面)から注目するのかを絞っほうがまとまると思います。

リンクのものは興味深いかもしれませんので張っておきます。質問者さんが仮に「結局何が正しいのか悪いのかわからなくなった。」というのであれば、それを素直に述べた上で、今後我々の社会の理想的な方向はどこにあるのかを学ぶというようなことが伝えられればいいわけです。


あくまで参考まで

参考URL:http://www.nagaitosiya.com/a/bachofen.html
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この回答へのお礼

お礼がおそくなってしまって申し訳ございません!
すごく参考になりました、有難うございました。

お礼日時:2006/12/23 15:17

>でも2000字とかなりの量があります。


大学生になると2000字くらいのレポートが当たり前になりますが、高校生だと大変ですね。そこで、まずは2000字という言葉を忘れて、「400字前後のレポートを5枚書く」というふうにしましょう。
 1.志望理由
 2.ジェンダーとは何か
 3.日本のジェンダー
 4.外国のジェンダー
 5.まとめ
適当に考えた例なので当てにしてもらっては困るのですが(笑)、こうやって小分けして書いていけば少しは楽になれます。最初に小見出しを決めて、書きやすいところから書いてゆく。最後にそれらをまとめれば、きちっと2000字になります。

>知識はあまり持ち合わせていないのです…。これから学びたいと思ってるんですが…。
本を読んでゆくと新しい知識も手に入りますが、それと同時に不安にもなりますね。というわけで、「ひょっとしたら勉強不足かもしれない。もっと本を読まなきゃ」というお気持ちそのものは理解できます。けれども、レポートには締め切りがあります。どんなに勉強したとしても、締め切りに間に合わなかったのなら意味がありません。締め切りが近づいてきたら読書をやめて、一気に書きあげるようにしてください。


とはいえ、もし締め切りまで余裕があるのでしたら、何冊か本をご紹介できるかもしれません。ただ、その前に「性と文化の関係」について、もう少し詳しく説明していただけませんか。といっても、地域によって性のステレオタイプが違うということは分かりました。でも、「世の中、いろんな文化があるんだなぁ」だけでは少し物足りないレポートになってしまいます。

色々な文化を知ったうえで、もう少し突っこんでみたいことはありませんか。(1)日本も欧米のように、女性も働くべきだ。(2)主婦は日本の伝統文化だから、主婦を大切にしよう(注:主婦は戦後以降に広まったので、本当は「伝統」ではありません) (3)いや、男だとか女だとか関係ないだろ、自分の生きたいように生きればいい。とまぁ、色々な考えがあるはずなんですよ。

そもそも、わざわざ人文科でジェンダーを学びたいと思っておられるということは、質問者さまのなかに「主張してみたいこと」があるにちがいありません。おぼろげながらも理由があるからこそ本を読み勉強なさっているわけで、理由も興味もなければ難しいジェンダー本を手に取るはずもないですから。

質問者さまがジェンダーに興味をもった理由は何ですか。まずは、そのことを補足してください。もし補足のやり方が分からない場合は、下のアドレスを参考にしてください。

参考URL:http://help.okwave.jp/okwave/beginner/com_q_cq.h …

この回答への補足

お答え有難う御座います。

>性と文化の関係
これはある本で読んだのですが、パプアニューギニアの島では、女性がいわゆる日本でいう「男性的」な性格(荒々しいetc)を持ち、男性が「女性的」な性格(ショッピングが好きetc)を持つ人々がいるそうです。
男性的/女性的といったものは生物学的に意味づけられるのでなく人々の文化によって後天的に意味づけられたものなんじゃないか、という考えです。
上手くいえなくてすいません^^;;

>ジェンダーに興味をもった理由
男か女か、って当たり前のようにありますよね。たとえばこのOKWEBでも性別が男か女か、チェックポイントを入れないといけない。「女らしい」「男らしい」ってよく使われる言葉ですけど、「じゃあ女らしい(男らしい)、って何?」って聞かれるとちょっと答えにくいんじゃないかなぁと思います。そういう身近な性別に疑問を持ち始めました。あとは本を読んでジェンダーに興味をもっていきました。(上にあげた例でのパプアニューギニアの島の男女について、など)

補足日時:2006/12/15 20:40
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この回答へのお礼

お答え有難う御座いました。参考にします!

お礼日時:2006/12/15 20:42

貴方が「日本では」と思っている事は実は戦後に都市生活者が増える中で見られるようになったもので、過去には家業として夫婦共々で働いていた時代がありました。

現代でも地方や家業によっては女性は夫と友に働いています。物事は断片的にではなく、歴史的流れや、地域的特性の元に語らなければなりません。それが、大学での勉強です。
貴方も数冊読んだのなら、レポートが書けるはずです。2000文字などと言うのは小論文としては短い方です。
あなた自身の言葉であなた自身の考えを書けないのなら、大学への入学は諦めた方が良いと思います。
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この回答へのお礼

確かにそうですね。私もステレオタイプで物事を見てしまっていました。
お答え有難う御座いました!参考にします!

お礼日時:2006/12/15 20:34

これから勉強したいと思う理由なんですから、研究発表のような気持ちでないほうがいいと思いますが。


どうしてそういう興味を持つようになったか、きっかけになったできごとや読んだ本のこと、どう気持ちが動いたか、から始まって、これからこんなことを知りたい、という希望を描けば?
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この回答へのお礼

こんにちわ。お答え有難う御座いました。
確かに、今までちょっと研究発表のような気持ちになってしまっていました^^;
とても参考になりました!

お礼日時:2006/12/15 20:33

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