No.4
- 回答日時:
先日の朝日新聞に次亜塩素酸溶液の殺菌性についての記事が載っていました。
日付を忘れてしまったのですが1ヶ月以内です。強酸性溶液として機械が市販されているようです。原理は食塩水の電気分解ですので塩素水と同じだと思います。陽極で発生した塩素が水に溶けると塩酸と次亜塩素酸になりますので強酸と酸化剤とが一緒に溶液内に存在することになります。記事には次亜塩素酸ナトリウムの殺菌能力の10倍程度の殺菌力があると書いてありました。発生させてすぐの状態で使うということで保存性の悪い塩素水の欠点をクリアーしているのかも知れません。陰極で生じる水酸化ナトリウム溶液を予備洗浄に使うと殺菌力がかなりアップするというのも書いてありました。
陽極と陰極で生じる物質を混ぜてしまうと次亜塩素酸後下りウムになりますが混ぜずに使うという話でした。
真偽のほどはわかりませんが参考になるかも知れません。
No.3
- 回答日時:
横レス失礼致します。
> 徐々に空気等に反応する
実際には、空気その他のものに触れていなくても、次亜塩素酸の水溶液は徐々
に分解していきます。
(分解により塩素ガスを発生。なお、塩素ガスを水に溶かせば再び次亜塩素酸
(と塩酸)になりますが、実際には塩素ガスで容器内が高圧になるのを防ぐ為、
恐らくその製品の容器は、発生したガスが抜けていくようになっているものと
思います)
そのため、Ichitsuboさんが既に回答されているように、液性をアルカリ性にする
ことで安定化させています。
> 前者の効き目(殺菌)は後者と比べてどうなのでしょう?
通常は、液性をアルカリ性にする(次亜塩素酸を塩(えん)にする)ことによって
次亜塩素酸イオンの安定性を上げられる分、後者の方が有効塩素量が多く
なると思います(前者が耐圧容器で販売されていれば別かもしれませんが)。
従って、一般的に殺菌力としては後者の方が上になるでしょう。
なお、後者はナトリウム分が含まれているため、蒸発後にはそれが残りますが、
前者であれば(不純物を除けば)全て気化するため、前者は後に何も残らない方
が都合がいい場合に使用するものなのではないかと思います。
No.2
- 回答日時:
そもそも熱的に不安定な物質で、自分自身だけでも反応しあって分解するものです。
ウィキの解説をご参照ください。細かい化学式までは分からないかもしれませんが、とにかく時間がたつとたとえ空気に接触していなくとも壊れていくものです。次亜塩素酸、次亜塩素酸ナトリウムともにそうです。
私も次亜塩素酸ナトリウムの方を安全性からおすすめします。
参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AC%A1%E4%BA%9C% …
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