プロが教えるわが家の防犯対策術!

以前、友人が「テレビ局の選考で企画書を書かされた」と言っていました。私もテレビ局を志望しているので、そのような選考に直面するかもしれません。事前に内容を把握しておけば、心強いと思うのですが、企画書の書き方の本などというものを見たことがありません。いったいどんなことを書くのか教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

補足のご質問への回答です。


筆記試験対策ということですが、ごめんなさい、ごく最近の筆記試験というものが、どういうものか、私はよく知りません。
筆記試験に対する比重の掛けかたは、局によって、または、時代(?)によって違っていて、現状については、よく分かりません。もし、今どういう筆記が行われているかをお教えいただければ、対応できるかもしれません。
かつては、常識問題的なことを中心に、あまりに多い応募者を減らすためにも、まず、筆記が行われていました。
その後、簡単な作文で、能力を判定したりもしました。
また、面接だけで充分という時期もあって、その際の筆記は、単なる形式に過ぎませんでした。また、その後、あまりに、常識を知らない人間が入ってきて、筆記も必要という声も出たと聞いています。
個人的にいえば、筆記は、殆ど採用に影響を与えないと思っていました。特に、新聞と違ってテレビの場合はその傾向が強いと思います。
蛇足ですが、ただ、この10年ほどの傾向として、何もかも、マニュアルが売られていて、マニュアルどおりの答えを、履歴書や作文や、面接でも答える学生が多くて、採用担当者を嘆かせています。皆同じ事を書いていて、読む気にもならないというわけです。とにかく人が殺到して、一次面接でさえも、10分の一20分の一にしなくてはならない面接担当者にとって、マニュアルどおりの学生は、落としやすくて、逆に助かることになります。
厳しいようですが、何にでもすがりたいという気持ちも分かりますが、マニュアル本を探すようなことでは、採用される可能性を低くするばかりといえるかもしれません。
戻りますが、最近の筆記試験がどういうものかも知りたいので、お教えください。
何らかの、アドバイスができると思います。
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さて、お悩みの問題のポイントですが、ここで大事なのはテレビ局側が、この企画書を「選考」のために、書かせるということです。


あとで、本当に番組を通すために、プロダクションなどが書く企画書についてもお話ししますが、これは、あくまでも、テレビ局の社員として一緒に働ける人材を探すための「手段」の一つと言うことです。
もちろん、テレビ局を受けるという人間の常識や意欲の発露として、企画書と言うものが存在していることや、それが、どんな役割を果たすかということを知っておくことは大事だと思います。
しかし、テレビ局側は、この「企画書を書かせること」を通して人を採用するのであって、新しい番組を見つけたり、それをもとに番組を作ったりするつもりは全くないのです。
ですから、あまり、「本物の企画書」らしい必要は全くないと思います。よって、形式にこだわる必要もありません。私だったら、こんな企画を立てて、こんな番組を作ってみたい、ということが、伝わることが一番です。そこに発想力や意欲が見られるかどうか、そこが採用の最大のポイントです。ここが、本物の企画書との最大の違いです。
「本物の企画書」の場合は、実現性が非常に重要なポイントです。いくら、良さそうに見えても、制作費がかかりすぎたり、書かれたタレントが実際には出演できそうにもないとなれば、それで、終わりです。誰も、見向きもしません。
テレビ局の採用(特に制作部門)での、採用のポイントは、第一にテレビが好きかどうか、番組を作ってみたいかどうかです。よって、面接で一番といってよいほど聞かれる質問は、「あなたが今作りたいと思っている番組はどんな番組ですか?」ということになります。
ここで、「こんな番組を作りたい」という説明が出来なければ、これは、致命的です。「作りたい番組の具体例もなくて、よく受けに来たね。」といわれても仕方がないでしょう。また、今、放送されている番組だけを上げるようでもちょっと困りものです。その場合は、何処が、どうよいのか、自分だったらこう工夫する位までは言えたいですね。
こういうことを考えれば、選考のための企画書を、どう書くのかは、わかってくると思います。
1.どういった種類の番組か?(クイズ番組か、報道番組か、または、いろんなものが混ざった番組かなど)
2.コンセプト。番組のポイントです。何処が、どう新しいか?ねらいは何か?など。ある意味ではこれが企画書のポイントでもあります。
3.タイトルは?
4.出演者は誰か?
5.もちろん肝心の、番組の具体的な内容。
あと、
5.放送時間帯
なども、あった方がよいかもしれません。
つまり、自分が番組を見るとき、選ぶときの材料として、テレビ誌や新聞などの番組表(テレビ局では、確定表といいますが、)に、入っている最低限の要素ということです。
実は、「本物の企画書」にも、当然上記のものが入っています。もちろん、「本物」にあって、上にあげたものにないものもあります。
それは、「番組予算」と「制作スタッフ(プロダクション)」「作家」でしょう。
つまり、「いくら」で「誰」が、「ブレーン」を誰にして番組を作るかということです。
「作家」は、ともかくとして、実際に誰が、プロデューサーで、誰がディレクターかということは、非常に大事にされます。あいつが、作るんだったら信用できる。信頼できる。まかせてみようか?といって決まるケースが、非常に多いのが実態です。映画の場合、監督やプロデューサーが重要視されるのと同じです。
また、予算は、必ず限りがあるのですから、合致しない番組はありえません。
ただし、もう一度繰り返しますが、「本物の企画書」に必要な要素は、選考の場合には、必要ありません。予算ぐらいは、しゃれで書いてもいいかもしれませんが、どうせ、それについて、質問されても答えられないでしょうから、どうでしょうか?
また、作家やプロダクションなど、知ったかぶりで書くと逆に突っ込まれたり、つまらない予備知識を持っていると嫌われかねません。
局側は、現実的な知識を求めるのではなく、新鮮な人材を探しているのです。
もうお気づきだと思いますが、この「企画書による選考」のポイントは、そのまま、「面接」でのポイントにつながります。
テレビ局の採用の場合は、極端に多い応募者に対して、わずかの採用です。まあ、偶然やまぐれの要素も、大きいのが実態です。あまり、深刻になりすぎずにリラックスして、普段の自分を出してください。

この回答への補足

 ぶしつけで大変失礼なのですが、jakobさんは、テレビ業界に精通されている方ではないかとの印象を受けました。もしよろしければ、どのような筆記試験対策をとるべきかをお教え頂けないでしょうか。一次面接はどうにか合格出来るのですが、筆記試験で失敗することが多いのです。連休明けにも筆記を控えているのですが自信がありません。やはり、一般企業レベルの筆記対策では、マスコミの筆記を合格することは難しいのでしょうか?失礼なことを申し上げて、本当に申し訳ありません。

補足日時:2002/04/30 18:59
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この回答へのお礼

 ありがとうございます。「選考のための企画書」。そう考えると、自ずと目指すべき道が見えてくるものですね。皆さんにお教え頂かなければ、予備知識ばかりで固められた企画書を書いていたかもしれません(もちろん最低限の勉強はしておきますが)。お話を伺っていますと、選考における企画書とは、面接において必ず聞かれる「どういう番組を作りたいか?」という質問を、具体的に書面で伝えることという印象を受けました。そう考えると、普段から私の思い描いている番組を、そのままぶつければいいわけですから、少しプレッシャーから開放されます。ご丁寧にありがとうございました。

お礼日時:2002/04/30 18:23

 skonchoさん、kyaezawaさんの回答を前提として、「蛇足」部分をお話します。


 企画書は、パワーポイントをはじめとして、制作する段階で、書かなくてはならない必要な構成、項目を指定されますので、大変に便利になっています。また、書籍やウェブ上でも、多くの実例や制作方法が掲載されています。結果、誰もが60点企画書が制作できるようになっています。
 事実、こうした60点企画書が「流通」しています。つまり、企画書制作は、プランナーだけの特別な業務ではなくなってしまった、ということです。事務職、営業マンなども、日常的になった業務と言えます。とくに、企画書というより「実施マニュアル」のたぐいも企画書とされるケースが増えていますので、企画書の意味は広汎になっているようです。

 さて「テレビ局の選考で企画書を書かされた」と書いてありましたが、こうした採用の場面では、60点企画書が良い、とは言えません。企画書が本来求められている「企画の「独創性・個性・新規性・差別化・アイデア・インパクト」が大切です。つまり「企画主旨」、ここがしっかりと明確であれば、実施概要的なものは、常識的な範囲で「処理」として捉えて書けば良いでしょう。
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この回答へのお礼

「蛇足」だなんてとんでもないです。今まで知らなかったこと教えて頂けて、本当に嬉しいです。なるほど「企画主旨」ですね。正直なところ、細かいところ(chienさんのおっしゃる実施概要的なものでしょうか)には、あまり自信がないのですが、企画の内容には、少しばかり自身というか明確なビジョンがあります。ですから、それをもう一度煮詰めていこうと思います。皆さんのご意見を頂いて、自分の考えをまとめることが出来ました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2002/04/30 18:41

 yocchan-kgさん、はじめまして。

スコンチョといいます。(^_^)

 漠然と企画の話といっても分かりにくいので、例えばお祭りの企画を出すと
して書きますね。

 yocchan-kgさんが友人たちとこの夏地元でお祭りをしたいと考えました。
誰かが「お祭りとなると、各方面に協力・援助してもらわないとできないよな。
でも、一人ずつ口でやりますやりますって言って歩くのも大変だぁ、、、」
と言いました。そこで、企画書なるものが登場します。

 仲間内ではある程度共通認識ができていても、その他の人にどういうお祭り
か分かってもらうには、以下のようなことを知ってもらう必要があります。

1.目的(なぜ、そんなことをするのか)
2.時期・日時(何時するのか)
3.場所(どこでするのか)
4.主催者(誰がするのか)
5.内容(何をするのか)
6.予算(どれくらいかかるのか)
7.参加対象者(誰のためにするのか)
8.準備物・準備事項(どうやってするのか)
9.添付資料

 これらの項目を全て明記することによって、誰が見てもどういうお祭りなの
かは、かなり分かって貰えると思います。順番は企画書によってまちまちです
が、やはり「目的」(WHY)の部分をクリアにできないと企画書としての値
打ちは低いですね。(プロの企画書となると開催効果や問題点等を加えていくの
ですが、最初からはちょっと難しいと思うので省いてます)

 実際にはこれをもって、協賛スポンサーにお金を出してもらいに行ったり、
地元の市役所に後援をもらいに行ったり、テレビ局に取り上げてもらうために
交渉したりします。

 と、大ざっぱに説明しましたが、実際にはこれらの項目に説得力を持たせる
ためにいろんなビジュアル的な要素を付加していきます。ただ、ご質問の場合の
企画書は、企画書の書き方や手順というよりも内容そのものが面白いかどうかや
yocchan-kgさんの説得力等を判定されると思いますので、企画書として完成度
が高いかどうかはあまり気にされなくても大丈夫かと思います。

 そして、何か事を起こそうとする人には、必ず説得力のある企画そのものが
必要となります。これを機会に、ぜひ勉強していってください。(^_^)

この回答への補足

「マスコミは報道のプロ~」の部分は、このサイトで見かけた意見です。勝手に引用して本当に申し訳ありませんでした。

補足日時:2002/04/29 18:04
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この回答へのお礼

 こんにちは。選考等で求められる企画書というものは、内容の説得力と発想力ということですね。確かに、私の友人も「何を書いていいのかわからなかったけど、とにかく面白い企画なんだってうのを伝えられるように書いてみた」と言ってました。結果は合格。気持ちが伝わったのでしょう。
 私は、ひとつひとつの言葉に説得力を持たせる報道や、番組を作りたいと考えています。そうしなければ、益々、人々はマスコミから離れてゆくのではないかと思うからです。以前「マスコミは報道のプロであるが、報道される内容のプロではない」という意見を見ました。すごく的を得た表現で感心させられたのですが、同時に、放送人を目指す私にとっては悔しいと感じたのも正直な気持ちです。言葉に説得力を持たせる報道をするためには、まず説得力を持った企画書が必要不可欠だと思います。しっかりと勉強して、それを成し得たいと思います。本当にありがとうございました。

お礼日時:2002/04/29 18:00

企画書は、まず最初に読み手に理解してもらい、ついで納得させて、最後に決断させることが必要です。



下記の書籍があります。

企画の立て方・企画書の書き方 青山昌平 他 1,500円 株式会社 日本能率協会マネジメントセンター
TEL.03-3434-0509

はじめての企画書の書き方
著 者 加藤恵子 明日香出版社
本体価格 1600円
ISBN ISBN4-7569-0449-1

下記のページを参考にしてみてください。

企画書の書き方http://www2s.biglobe.ne.jp/~ganko/kikaku/kikaku1 …

企画提案書をまとめるコツ
http://www.from.co.jp/nasca/prezen/kikakusynohow …
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この回答へのお礼

なるほど。まず理解してもらって、納得させ、決断させるために企画書というものがあるんですね。ということは、自分の気持ち、あるいは熱意といったものが、どれだけ相手に伝わるかも重要なファクターなのでしょう。確かにテクニックや知識も大切ですが、選考までの短時間でそれをマスターすることは難しいと思います。ですから、企画書の流れをある程度掴むことが出来たら、企画の思いの強さをぶつけた方がいいのかもしれません。本を買って勉強して見ます。ありがとうございました。

お礼日時:2002/04/29 17:22

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