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高卒の社会人です。弁護士に高卒からなるにはどうしたら良いのでしょうか。法科大学の社会人枠は高卒では資格がないのでしょうか。通信教育で大学卒業資格をとらないとだめでしょうか?ご存知の方、アドバイスおねがいします。

A 回答 (3件)

平成18年度~平成22年度までは、旧司法試験と新司法試験(法科大学院修了者が対象)の二つの制度が並存し、平成23年度以降は新司法試験のみの実施に移行します。

以下では、旧司法試験と新司法試験に分けて、説明を列挙します。

(1)旧司法試験(第一次試験と第二次試験がある)
1)高卒者は、第一次試験から受験しなければなりません。これは、大学の教養課程レベルの学力が問われます。出題分野は、国語・数学等の一般科目、人文・社会科学及び外国語です。
2)通信制大学等に2年以上在籍し、所定の単位(一般教養科目32単位以上)を修得すれば、第一次試験が免除され、第二次試験を受験することができます。第二次試験は、択一試験→論文式試験→口述試験の3段階です。
ただし、旧司法試験の場合は、合格定員枠の激減が予定される中で、残りの年数内で通信制大学入学から第二次試験の全科目合格にまで至る可能性は皆無に近いです。

(2)新司法試験(法科大学院は、法学既修コースと法学未修コースがある)
1)法学既修コース(2年課程)の受験資格は、通信制大学等の法学部を卒業することです。
2)法学未修コース(3年課程)の受験資格は、通信制大学等を卒業することで、その専攻は問いません。
3)平成23年度からは、法科大学院を修了しない者でも新司法試験の受験資格を付与する予備試験が実施されます。(詳細未定)

以上のように、新司法試験の受験資格は、法科大学院を修了することで、法科大学院の受験資格は大学卒業なので、まず、最初のステップとしては、通信制大学に入学する必要があります。
仮に法学未修コースを受験するのであれば、No.2さんの御回答のように、学習システム・設備環境が通信制に特化された放送大学を卒業するのが最善策です。
尚、平成23年度からは、法科大学院に行かなくても、予備試験に合格すれば司法試験の受験資格が与えらるという制度も設けられる予定ですが、これは、結局、法科大学院修了と同レベルの学力が問われるので、学歴不問の救済策にはならないと思われます。

各試験の詳細は、法務省のHPの「資格試験」のページに載っているので、御自分で確認・研究して下さい。

参考URL:http://www.moj.go.jp/
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この回答へのお礼

いろいろ詳しくアドバイスありがとうございました。参考になりました。

お礼日時:2006/12/24 16:15

おはようございます。



>通信教育で大学卒業資格をとらないとだめでしょうか?

あなたのような立場の人は、放送大学の単位をとるのが常識です。

放送大学、通信制で、誰でも入れて誰でも卒業できる大学です。

ここで大学の単位をとらなかったら、大学へ通ったことの無い人間が受けねばならない数学・英語・国語などの受験勉強に、多くの時間をとられます(-_-;)

法科大学院へ行かないで受験パスしたいなら、まずは放送大学の単位をとることです。

ご考慮ください。

さようなら・・・(^^)/

参考URL:http://www.u-air.ac.jp/
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この回答へのお礼

参考になりました。ありがとうござました。

お礼日時:2006/12/24 16:15
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この回答へのお礼

ありがとうございました。参考にします。

お礼日時:2006/12/24 16:16

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