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先日、人間ドックにてHCV抗体が陽性につき、C型肝炎の疑いがあるので要再検査となりました。
その後、別の総合病院にて血液検査、超音波検査等を行った結果、まったく問題無いと診断されました。先生曰く、HCV抗体が陽性から陰性に変わるものではないので、人間ドックを行った医院で、誤って別人の結果をもってきたとしか考えられないとおっしゃってました。(肝機能の数値もだいぶ良くなっていたこともあり。。)
人間ドック結果が出て以来、精密検査の時間や費用、また、インターフェロンのような治療を覚悟してましたので、気持ち的にやり切れません。そこで、人間ドックを行った病院にクレームしたいのですが、そもそも(1)HCV抗体の誤判定はありえるものなのでしょうか。(2)その病院に対して何かしら抗議または意見できるものでしょうか?
以上、ぜひアドバイスをいただきたくよろしくお願い致します。

A 回答 (4件)

病院の検査技師です。


私も同様の事例を経験しております。
当院は試薬を2種類用意しており定性で陽性だった場合、定量で再測定し陽性を確認して居ります。
下記の方がおっしゃっていますが、やはり限界と言うものがありまして100%正確とはいえません。特に陽性か陰性かとに分けるのには試薬に対する個人の非特異反応と言うのがありまして確実であるということは出来ず、これは防ぐことが出来ません。
医師はこのようなリスクも踏まえ診断していると思います。したがって次の段階の検査となるわけで、そこで異常なしとなることも少なくありません。
私たちも誤報告がないように日々研鑽しては居りますが、試薬そのものの検出限界があることもご理解下さい。
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No 2 の方が書かれていることに補足します。


(1) 人間ドッグで行うHCV抗体検査はスクリーニング用です。多くの人をざーっ、と検査して陽性・陰性を振り分けます。簡単に言えば、ザルの目に引っ掛けるようなものです。ですので、感染初期の方が陰性になったり、感染されてない方が陽性になるケースが出てきます。
スクリーニングで陽性となった場合、再検査を行うように伝えます。この再検査では、ドッグとは別の検査法を使用します。精度の高い検査法を何種類か使用するということです。ここでも陽性となった場合は”C型肝炎陽性”と判断して治療に進みます。
スクリーニング用検査試薬は●一度に多量の人の検査を簡単に行う ●試薬メーカーによって使用している抗体(サブタイプ)が違う などの為、試薬によっては10%ぐらいの方が偽陽性/偽陰性 となります。(でも厚生省の認可は通っています)最初から精度の高い検査法を使えばよいのに、と思われるかもしれませんが、費用面などで難しいのが現状です。C型肝炎に限らず、他の項目でも起こることです。
(2)人間ドッグを行われた病院は「要治療」ではなく「要再検査」を判断されていますので、通常の対応だと思われます。
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<(1)HCV抗体の誤判定はありえるものなのでしょうか。


 ありえます。残念ながらスクリーニング検査の段階で100%正確に陽性、陰性を区別することは不可能です。

HCV抗体を検査する試薬には数種類ありますが、抗体価(力価)の違いによって結果が分かれることがあります。
高力価では不一致はみられませんが、低力価の検体では各試薬によって陽性になったり陰性になったりして、不一致になることがあります。

 また、サブタイプと呼ばれる抗体の種類によっても結果が分かれることがあります。結果が別れるからその試薬はだめとも言い切れません。ご理解ください。

 あなた様の行った病院の検査試薬がどこの製品か、また抗体価がどのくらいなのかわかりませんが擬陽性だったのかもしれません。それを確認するためにはHCV-RNA検査などさらに特異性の高い検査が必要となります。また、臨床症状も重要な診断材料となります。

 セカンドオピニオンとして、別の総合病院を受診されたことは正しい判断だと思います。ただし先生の言葉は正確に事態を判定しているかどうかはわかりません。(私の意見は控えます)

<(2)その病院に対して何かしら抗議または意見できるものでしょうか
 他の医療機関での結果を伝えることは必要だと思います。インフォームドコンセントの足りなかったことは伝えるべきでしょうが、それ以上は当事者側にいる立場の者としては検査の限界を理解していただくしかありません。

 長文になりましたが、趣旨をご理解いただき、これを機会に、HCVについて見識を深めていただければ幸いです。肝機能は正常になったとか。ご自愛ください。
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(1)抗生物質への反応、微小のフィブリン塊への反応、C型肝炎治療後、などがHCV擬陽性反応が起こる原因のようです。


http://www.jaclap.org/wire/No_0025.html#[Q&A]f
(2)擬陽性で要再検査は通常の対応ですので、クレームを入れても病院が困るだけで改善方法はありません。
擬陽性の判定を少なくすることによる検査漏れの方がはるかに大きな問題ですので、生暖かく見守ってあげてください。
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