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転勤族のマイホームについてご質問します。
主人は30代後半ですが、定年か57歳くらいまでは転勤が続きます。
現在子供がおりませんので、マイホーム購入後の転勤の際は一緒にその勤務地についていくつもりにしていますが、週末か月2回くらい自宅に戻ろうかと思っています。

本来なら子供ができ、その子が高校生になったら転校の難しさから、主人が単身赴任になるのが一般的のようで、そこで購入するのが理想かもしれないのですが、

昨今の低金利や住宅金融公庫の廃止・縮小に伴なって今、購入してローンを組むのがいいのでは・・?ということと、
もう一つ一番気になるのが、インフレです。。
いくら貯金をしてもお金の価値が下がってしまったら、紙切れ同然とまではいかなくても、今の価値はなくなってしまいます。
私は経済の専門家ではないので、詳しい事はわかりませんが、こんなにデフレが続くとインフレも心配してしまいます。
こればっかりは株価や金利や景気と同じで読めないものなのでしょうが、
過去のデータや諸外国の例をご存知の方がいらっしゃたら教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

先のことはわかりませんが、私が予測している内容ということで記載いたします。



>昨今の低金利や住宅金融公庫の廃止・縮小に伴なって今、購入してローンを組むのがいいのでは・・?

金利という面だけを考慮すればそうでしょう。しかし、金利が上昇した場合に、不動産価値はどうなるでしょうか?後述のインフレの場合を除けば、不動産価格は下がるのではないかと思っています。低金利だからこそ、購入できる対象が多いですが、金利が上昇すれば購入できる人間が減ります。従って需給関係が緩和され、不動産価格が下がらなければ売れないという構図ができあがると思います。また、金利が上昇した場合には変動借入の人間が支払に窮して売却に動く可能性が高まるという弱い理由も存在しますし、何より日本の人口がピークを打つ過程で不動産価格が上昇するというシナリオを描き難いと思います。


>一番気になるのが、インフレです。いくら貯金をしてもお金の価値が下がってしまったら~

インフレになった場合、不動産価格が上昇し、かつ金利も上昇します。この場合にマイホームが遠のくということは言えます。しかし、インフレを懸念するからと言って不動産購入をすることはないと思います。それはインフレをヘッジする方法が不動産を購入する以外にも存在するからです。全額預貯金ならばインフレに弱いですから、全体の25%~50%をインフレ時にリターンが見込める金融商品にするという方法があります。不動産の売買の手数料はこれらの金融商品よりも遥かに高いことから、インフレ時の損失を回避するということにおいては金融商品を利用した方が効率が良いと思っています。

インフレに至るには、円安による輸入インフレと国内景気加熱によるインフレがあると思います。輸入インフレ時にリターンを得られるような取引は外貨預金です。また、景気過熱によるインフレは株式投資でリターンが得られます。80年代後半のように土地の資産インフレということは当面長い間は発生しないと思いますが、これに対処するには不動産株の購入という方法はあります。

色々、記載いたしましたが、私自身は当面インフレになるとは考えていません。企業のリストラから工場などの住宅用地転用は引き続き多いと思いますので、リストラ実施が多い地域(首都圏ならば千葉県でしょうか)の地価はまだまだ下がると思っています。

>諸外国の例

海外と比較すると、日本の住宅は高いと思います。少し前の香港が日本の80年代と同じ状況でしたが、そのような例の方が逆に少なく、家賃や住宅の価格は全体的なインフレ率と同様に動くかむしろ変動が小さいという例の方が多いと思います。

住宅を購入する為には、決定的となる理由が必要となると思います。今買った方が良いという理由よりも、『こんなに良いものには今後出会うことがないかもしれない』という理由の方が後悔することは少ないと思います。お子様が小学生になる直前までが一つのタイミングだと思いますので、時間をかけながらそのような物件を探すことや、借金を極力少なく購入できるように頭金を貯めることを行えば、宜しいのではないかと思います。


長文失礼いたしました。少しでもお役に立てれば幸いです。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってすみません。
ご回答いただいてありがとうございます。
インフレに対応する金融商品ってあるのですね。
っというか取り合えず先立つものを貯めないといけないんですが、もう少し様子を見てゆっくり探してみます。
転勤族ってマイホームですごく悩むんですよね・・
単身赴任のダブル家計も大変ですし。。
経済のお話とても参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/05/09 13:43

個人的な意見で申し訳ありませんが,現在転勤族で,週末か月2回くらい自宅に戻ろうかとおもっていらっしゃるようですが,それって,家がもったいなくないですか.やっと,転勤生活が終わって,自宅に戻ってきても,古いおうちだと悲しいような気もします.また,自宅購入とはいえ転勤で住まないとなると住宅取得控除が使えないので,そちらの面でももったいないような気も.


以前,住宅メーカーの営業の方に聞いたことがあるのですが,結構,年配の方が現金で家を建てることが多いと聞いたことがあります.
住宅金融公庫についてですが,基本的にはその家に住むことを条件に貸し出しを行います.万が一,融資後に住んでいないのがわかった場合は最悪の場合全額返済を求められることもあります.転勤で住めない場合,公庫に届を出して承認されれば問題ありませんが,面倒くさいことに,3年ごとに更新しなければなりません.こんなことをずっとやっていくのめんどくさいと思うんですが.
どうせなら,ある程度住むめどが立ってからご購入されたほうが言いと思いますが,どうでしょう.
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そうなんですよね。。
転勤が終わって、自宅に戻ると古い家だと悲しいですよね。。すっかり盲点でした・・ほんとそうですよね。。
『早くマイホームを持ちたい』『根無し草みたいでいやだなぁ。これがづっとつづくの?』と思っていたり、
経済的なことがとっても心配で、
基本的なことに目を向けてなかったかもしれません。
でも単身家計とマイホームローンを同時に抱えていらっしゃる方のご意見を聞きたいです。。ほんと・・
アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2002/05/09 13:50

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