
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
電流計には、真の実効値型とそうでないものがあります。
そうでないものは正確には「平均値整流実効値換算型」といいます。平均値整流回路は安価ですから、それを通して平均電流を測定したあと、強引に係数を掛けて実効値に換算して表示します。この係数は正弦波のときの係数です。測定する電流が正弦波の場合は正確に表示されますが、正弦波でない場合は誤差が大きくなります。3相モータの電流は、インバータを使用していなければ正弦波ですから正確に表示されますが、インバータの場合は不正確になります。単相3線は、いろいろな負荷がつながっており、一般に正弦波とは全然違う波形になりますから、真の実効値型が良いです。たとえばパソコンの入力電流などは、正弦波とは似ても似つかない電流波形ですから、誤差は数十パーセントにもなることがあります。
相対値(前よりも増えたとか減ったとかを比較する)が分かれば良いのであれば一般タイプでも使えますが、電力量を知るなど値自体を正確に測定する必要がある場合は、値段は高いですが真の実効値形が良いと思います。
この回答へのお礼
お礼日時:2007/01/07 19:48
ご回答ありがとうございます。
逆に、この「真の実効値型」タイプの場合、正弦波の測定には不向きということはありませんか?
お手数ですが、よろしくお願いします。
No.4
- 回答日時:
>>逆に、この「真の実効値型」タイプの場合、正弦波の測定には不向きということはありませんか?
それはありません。「真の実効値形」は実効値の定義式通りの演算をCPUで行いますので、波形にかかわらず正確な実効値を表示します。よって、正弦波電流を測定する場合は、「真の実効値型」も「平均値整流実効値換算型」も、同じ値を示します。もちろんCPUのサンプリング時間の問題からあまり高い周波数成分は測定できませんが。
なお、一昔前は「平均値整流実効値換算型」が一般的でしたので、昔のデータとの比較に使用するため、真の実効値形測定器は「平均値整流実効値換算型」として動作するモードも持っているのが普通です。
No.1
- 回答日時:
TrueRMS(真の実効値)タイプは、しらないのですが・・・
普通、クランプメータって、かなり、誤差ありますよね。
結局、直列に入れて測定する電流計や、
分流して、その電圧降下から、電流を測定すめ方法は、かなり正確だと思いますが、
クランプメータは、間接的なので、ちょっと、クランプの仕方、角度、また、その他、結構、外界に影響されやすいですね。
機械の保全、電力量の概算などに使用する予定なら、特に、そんなにシビアでなくてもいいんしゃないでしょうか・・・
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