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会社の経営者は なぜ株価を維持したり上げることばかりに腐心するのですか。
買収の標的になりやすいからですか。ほかに理由があれば教えて下さい。

A 回答 (5件)

なぜ株式会社か



会社は大きくなると扱う金額が多額になり個人数人では責任を持つことが不可能になります
そこでまず責任を二つに分けます

一つは経営の責任、もう一つは資本の責任
これを「資本と経営の分離」といいます

経営は一般にいわれる社長を代表とする重役の人たちが責任を持って行います

資本は株式を発行して出資した人や企業に資本に対する責任を負担してもらいます

会社が万一倒産と言うような事態に至ったとき、取引先等は商品の代金が、銀行などは融資したお金の回収ができなくなります
このときに資本金を取り崩してその整理費用にします
「会社が潰れると株券は紙切れ同然になる」と言われるのはこのことです
資本家(株主)が責任をとるという言い方をします
多額の費用を大勢の出資者(株主)が少しずつ負担することで社会に与える影響を小さくします

>>経営者は なぜ株価を維持したり上げることばかりに腐心するのですか<<

必ずしも上げることばかり腐心するわけではありません
高くなりすぎると多くの資本家に所有して貰うことが難しくなります。それでは株式を公開して大勢の資本家を集め辛くなり目的が果たせなくなります
一株を二株に計算しなおして株価を下げる株式分割などという手法をとることもあります

会社の経営者の責任は、社会に対しより良い製品やサービスを提供して利益の増加を図り、そこから税金を払うことで社会に還元したり、多くの人に職場を提供して雇用の安定に協力すると共に人材の育成を行い、研究開発を進め更に新たな製品やサービスを世の中に提供して社会に貢献していくことにあります

こういった努力を惜しまない企業の株式を所有すれば将来の株価の上昇が見込まれ投資家が競って買うことになり株価は上昇していきます

社会モラルに反したり利益を上げられない経営者は資本家(株主)によって交代を迫られたり、株式市場で株を売却されたりして株価を低下させることになります

株価を上げたり下げたりするのは投資家です
経営者は投資家に認められるように腐心するのです
株価の高低は社会がその企業や経営者をどう評価しているかのバロメーターになります
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最近のパターンとして、株価が経営者の報酬と強く結びついていることが挙げられます。


まず、ストックオプションが報酬として使われるため、株価上昇がそのまま経営者の巨額の利益につながります。
また、ストックオプションがなくても、役員報酬を株価と連動させている場合があり、これも株価を上げる大きなインセンティブにつながります。
このような制度が多く見られるアメリカで、最近、ストックオプションを行使した直後に業績見込みの下方修正をしたり、倒産した会社の役員が直前に多額のボーナスをもらっていたり、といったことが頻発し、問題になっています。
日本は、まだ株価と経営者の報酬が連動してないことが多いため、アメリカのような問題は少ないと思います。逆に、株価が暴落しているのにもかかわらず何の責任もとらずに居座っている経営者が、問題になっています。
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この回答へのお礼

補足の質問をしたつもりでしたが、私の操作ミスのようでお礼も言わず失礼しました。有難うございました

お礼日時:2002/06/07 00:57

一番大きな理由は、株主が経営者の罷免権を有している為だと思います。



配当がなく、株価が簿価を下回った場合に経営者が無能だからという判断をなされ、経営者を罷免する行動に出る可能性があります。株価が上昇している限りは、会社の付加価値を増大させているということの証明になり、罷免要求には至らないと思います。
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この回答へのお礼

そのような 緊張感のある経営者が増えることを望みます。有難うございました

お礼日時:2002/05/07 23:41

FYI



会社の運営上、お金が必要になりますよね。
給料、家賃、新規開業地取得費用など。

その費用はどこから来ると思いますか?
売上と銀行からの融資になりますよね。これを間接金融といいます。
それに対して直接金融があります。直接金融とは、自社の株をだれかに
買ってもらって、運営資金を得るというものです。
(↓直接金融&間接金融
http://manabow.com/kiso/chapter14/1.html

直接金融の場合、当然、株価が上がったほうがいいですよね?
株価が上がればたくさんの資金が入ってきますから。
企業はたくさんのお金がないと運営上、支障をきたします。
代表的なことで、新しいビジネス(多角化)に挑戦できません。
この理由がまず1点です。

2点目は、会社の経営者みんなが株価を気にしているとは言えません。
こういうご時世だから、流動的な株価に頼って、会社経営することは
リスキーです。自己資本がしっかりしている会社の経営者は
過度(ちょっとは気にする)に株価を気にしているとは言えないでしょう。

ただ経営者=株主でもあります。株価が上がれば、自分のもっている株を
売って収入を増やせます。自分、自社の利益のため、2点目です。

3点目、ほかの株主に対する責任もあります。
ほかの株主は出資してくれています。貸してくれているのです(厳密には違うけど)。
お金を貸してくれた人に恩を仇で返すようなことはできないでしょう。
そんなことをすると株主総会で責められ社長降ろされたり、株主代表訴訟で訴えられたりしてしまいます。

だから、他人にうだうだ言われたくないといって、
株主公開しない社長も多くいます。

あと株価は自社の会社のバロメータにもなります。
株価が高い=いい会社なので株と銀行融資で資金が得やすい。
逆に株価が低い=悪い会社とされ銀行融資を受けられなくなることも
あります。有名な例では山一證券です。

ほかにも会計上の理由があります。
でも、自社株に関してなので、割愛しときます。

長くなってしまいましたが、私が自社株をもっていたら
自分の利益を考えて株価を気にしてしまいます^^;。
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この回答へのお礼

確かに 無配当の株を持ち続けるのむなしいです。有難うございます。

お礼日時:2002/05/07 23:45

ヒントその1


 買収になりやすいのは一株50円?30円?
ヒントその2
 私は経営者。今度設備投資にお金が必要になった。お金が欲しいから株を発行して資金調達。
 株価が100円だと10,000株発行して・・・。もし80円だったら・・・??
 ただ維持するだけなら自社株買いを進めるだけでいいのですが・・。株についていろいろ学習してください。
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この回答へのお礼

有難うございます。

お礼日時:2002/05/07 23:47

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