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こんばんは。自分は現在、高2(普通科)なのですが、大学で専攻すべきものについて宗教学あるいは経営学で迷っています。
大学を出てからの将来性、という面では明らかに経営学なのですが、経営学では文系の割に数学が必要、と聞きました。
実は数学の成績がかなり悪く(進研模試で偏差値40くらい)、正直、経営学部(学科)に受かるかどうか、また受かったとしてもついていけるかどうか不安です。さらに、経営学にしたからといって、将来特につきたい仕事もありません。
それならば、より興味のある宗教学をとった方がよいのでしょうか?

または、国学院のように宗教学に強く、かつ経営学科を持っている大学の経営学科を受験し、宗教関係の講義をとったほうがよいのかも、とも考えます。

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

 そうですね、宗教学に興味があるのならばそれを含む宗教学科やもしくは哲学科など人文系に進むべきだと思います。

興味のある勉強でないと、大学での勉強は続かないものです。また、せっかく高い買い物(私立文系なら卒業までに400万以上かかりますよね)をするのですから、「楽しいな」「面白いな」「もっと知りたいな」と思える分野を選択したほうが、貴重な大学生活を後々の人生にまで生かせると思います。

 ただ、ひとつ強調しておきたいのは、経済・経営系も数学を使うことは使いますが、数学漬けにされることはないです。あるいは学校によると思いますが、数学を使う経済学の講義が選択科目であり、どうしても嫌ならとらないということもできるでしょう。

 >または、国学院のように宗教学に強く、かつ経営学科を持っている  大学の経営学科を受験し、宗教関係の講義をとったほうがよいのかも、とも考えます。
 
 これもひとつ、「アリ」な考えだと思います。いいんじゃないでしょうか。でもこの場合はあくまで経営学の勉強が学びの中心になります。履修などに当たっても、まず経営学の講義が最優先となり、余った時間で少しだけ宗教学の講義をとるということになるでしょう。

 
 最後はご自分で判断していただくしかないでしょうが、私としては興味のある分野に進んでください、というのが答えです。(就職については、たとえば公務員なんかは文学部の卒業生も多数採用されていますので、人文系へ進んだからといって就職が大きく制限されるということはないです。)

この回答への補足

経営>宗教
のところの不等号が逆でした……

補足日時:2007/01/10 19:21
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>せっかく高い買い物をするのですから、
そうですね。よく考えたいと思います。興味の度合いからいうと、(今のところは)経営>宗教でしょうか。
また、受験・受講科目についても調べたいと思います。

お礼日時:2007/01/10 19:11

宗教学と経営学、私の理解を超える選択です。

宗教学と言ってもある宗教の”宣教師”、”仏教の僧侶”、などになるコースとか”宗教”と言うものを哲学的に研究するなどなど。経営学や経済学は決して"文系”ではありませんよ。その点誤解されないように。
現在の一般的な大学では、何学部を出たからと言って”就職”上あまり関係は無いでしょう。ただ"宗教学”については"何を学んだのか”の理解を企業の人から得ることが難しいでしょうね。
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 経営学部卒で、現在も経営学部に出入りしている大学関係者ですが、基本的にNo.1の方と同意見です。

そのうえで少し追加です。

 経営学部では、もちろん仕事に役に立つ即戦力的なことも学びますが、基本はやはり「経営学」というネタをつかって知的基礎体力をつけることがほんらいは中心になります。即戦力になるような内容はすぐに古くなりますし、企業でもちゃんとしたものの見方をするところが大卒の人材に求めているのは視野の広さやコミュニケーション能力、理解力や構想力といったもので、仕事にすぐに役立つものをどれだけもっているかでその人を評価するばかりではありません。こうした知的基礎体力は、どの分野で学ぼうとも身につけることは可能なものですし、おもしろいと思える分野で学んだ方が、よりよく身につくことは自明です。

 もちろん、経営学部と文学部では民間企業の採用で同列に並んだときにどちらが採用される確率が高いか、というレベルで比較すると違いはあるかもしれません。しかし、経営学部で「おもしろくないなあ」と思いながらとりあえず単位だけ稼いでいった場合と、文学部で自分の興味を活かして生き生きと勉強していった場合とでは、当然人間的な力量に大きな差がでますから、それを考えればそうしたわずかな差を気にすることはないと思います。会計関係など、資格や一定の学習実績が必要な分野への就職を熱望しておられるなら別ですが、そうでないならなおさらです。

 あえて蛇足です。今日のように企業活動も国際化した状況のもとにおいて、企業経営の現場で注目されていることの一つは異文化コミュニケーションの問題です。特に、日本以外でのビジネス展開において、宗教とそれを下敷きにした文化ギャップの問題を避けて通れないことに、多くの日本企業が気がつきつつあります。ですから、宗教学を学んでそうしたことに見識があることを自分の強みとしておしだしていけば、案外就職活動でも優位にたてるかもしれません。ただし、その場合は国際的に活躍することが期待されるでしょうから、ある程度の外国語力(一般的には英語力)があることは同時に必要になります。

 なお、数学についてです。このごろは経済・経営学部ともまったくなしですませることは難しくなっています。しかし、受験数学とは異質なものですので、進研で偏差値40あるならその気になればなんとかはなると思います。また、入試は数学以外で受験できるところがまだあるでしょう(国・社・英3教科など)。

 最後に念のため。大学で学ぶ「宗教学」というものが、質問者さんのイメージしておられるようなものかどうかは、各大学のホームページやWikipediaあたりを参考にして確認しておいてください。時々、どの学部でも「入ってみたらぜんぜんイメージと違っていた」といって愕然としている学生がいますので。

 参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

大学で学んだことがすべてではないんですね。
>今日のように企業活動も国際化した状況のもとにおいて~
このような見方をすることもできるんですね。自分はいま、国際(専門英語)コースにいて、周りの友人たちはほとんど英米文学や国際関係を希望しているので、やはり国際化の現在は、そのほうがよいのかな……とも思っていたので、新たな視点を知ることができました。

>最後に念のため。大学で学ぶ「宗教学」というものが、
そうですね。調べたいと思います。ですが、(もし宗教を選んだとしたら)主にやりたいことは日本の宗教についてですので、それぞれの宗教哲学や史学に近いかもしれません。

お礼日時:2007/01/10 19:20

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