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現在リメイクされた犬神家の一族の映画が上映中ですが、この映画は過去に何度もリメイクされドラマでも放送されていました。
同じ原作でここまでリメイクされた映画は過去無いように思います。

一体何故こんなにも犬神家の一族はリメイクされているのでしょうか?
ご存知の方おられましたらどうぞご教受お願いいたします。

A 回答 (5件)

1976年の角川映画「犬神家の一族」がリメイクされたのは、2006年の再映画化作のみです。


「何度も」ということは絶対にありません。


「犬神家の一族」は何度も映像化されている、とは言えますが
それはリメイク、とは言えません。
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>同じ原作でここまでリメイクされた映画は過去無いように思います。



「犬神家の一族」は、市川崑監督の新旧版、片岡千恵蔵主演「犬神家の謎 悪魔は踊る」(1954)を含めて3回映画化されていますが、同一小説原作の映画化と言う事なら、「伊豆の踊子」(過去5回)、「潮騒」(過去5回)、「姿三四郎」(過去4回)、「若い人」(過去3回)、「無法松の一生」(過去3回)…など、文芸物などを中心にいくらでも例がありますし、娯楽小説でも「桃太郎侍」(「修羅城秘聞」を含め過去4回)などがあります。

「忠臣蔵」「東海道四谷怪談」など歌舞伎や講談原作になると、一体、何度映画化されたか分からないような定番物もありますし。

今回の「犬神家の一族」は、若い頃から石坂浩二と個人的に知り合いだったプロデューサーの一瀬氏が、「何か石坂金田一ものを市川崑監督で再び」と企画したのに対し、角川ヘラルド側が、角川映画第一弾だった「犬神~」を記念作として勧めたのがきっかけだったようで、それ以上の深い理由はないようです。

1976年版「犬神家~」のヒットの裏には、横溝文庫原作ブームや角川のメディアミックス戦略だけでなく、「オリエント急行殺人事件」(1974)のヒットによる豪華スターの共演願望、名探偵復活気運や、「キャリー」(1976)のようなスプラッターホラーブームなど、後押しする要因がいくつかあったため。

テレビドラマ化の多さの方は、映画化の理由とは少し異なり、現在、ドラマ視聴者の中心である主婦層に馴染みがあり(彼女たちが子供時代、角川金田一ブームだった、もしくはその再放送等を観ていた世代)、人気のあるキャラクターものだからだと思います。

過去、江戸川乱歩、高木彬光、松本清張などの映画・ドラマ化も結構ありましたが、今の主婦層にとっては世代的に少しずれているので、馴染み度も薄い。

「八つ墓村」(過去ドラマ化6回)と「犬神家の一族」(過去ドラマ化5回)が、他の金田一物に比べ、若干、ドラマ化数が多いのは、「たたりじゃ~!」の濃茶の尼や、佐清(すけきよ)などと言う強烈なキャラクターが映画化の際評判になり、他作品より多少認知度が高い事、又、登場人物の多さとその人間関係、どろどろとした因縁物語やけれん味の面白さもあり、視聴者へのアピール度が高いと判断されたからでしょう。

ちなみに、金田一シリーズを「サスペンスもの」だと思い込んでおられる方がいるようですが、原作者の横溝正史が戦後本格派の巨匠である事、金田一ものが本格推理であることは、原作を読んでいる人には承知の事実ですし、映像化では、その論理的な部分を省略しているだけの事。

一般的に、動きが少なくセリフだらけの「本格推理小説」の映像化は難しく、傑作と呼ばれるミステリ映画にサスペンス物が多く、本格推理原作のものが少ないのはその為でしょう。

人気がある国産名探偵ものや評価の高い本格推理ものはたくさんあっても、いまだ映像化されていないものの方がはるかに多いのも、映像化しても成功しにくいと考えられているからだと思います。
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リメイクと言っても原作に近い形でのリメイクは映画が一度ですし、テレビは古谷版しか知りませんが、まあ時代が変われば、またリメイクしたくなるというのは映画界では常によくある事です。


それだけウケが良いという結果があるという事でしょう。
必ずしも「犬神家の一族」はミステリ好きにとっては横溝作品の中で評価が高い作品では無いのですが、多分に角川が最初に映画化した作品で、しかもヒットしてしまったもので周囲のこの作品に関する反応が大袈裟なのかもしれません。

ちなみに、一作品が度々映像化されている作品なら、コナン・ドイルの「バスカヴィル家の犬」の方がはるかに多いです。
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日本にはほかにたいした推理小説がないということと(横溝正史もサスペンスとしては一流だけど、推理小説としては3流かな、というのは推理しないでどこが出調べてきたらみんな分かってしまうから、しかもすべてが終わった後で)、準主役の女性がたくさん出てくるので、映画として見栄えがするのではないでしょうか。

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それだけ人気があるという事です。

 実際、昔のドラマ等を知らない10代~20前半くらいは新鮮味を持って、リメイクとは知らず、サスペンス邦画として見にいきます。 僕もその1人です。
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