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現在発展途上国は先進国から援助を受けていますが、決して発展途上国の生活が向上しているようには見えず、先進国に追いつく、又は近づくような気配が感じられません。
この原因はなんなのですか?
発展途上国側に原因はあるのですか?
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

それは(2007年1/13)現時点に於いて、発展途上国として括られる全諸国の"発展へ向けての意欲"が一様でない点も関る訳で、中には(韓国シンガポール、台湾、香港(更にはメキシコ、ブラジル、ギリシャ、スペイン、ポルトガル、(旧)ユーゴ)の)ANies(新興工業地域)が出てきましたし、21世紀に入って、注目されているのは(ブラジル、ロシア、インド、中国)のBRICs諸国ですが、日本に元祖中進国的、時期があったのはNO3さんが触れている通りです。



そして、脱"発展途上化(しつつある)"の大まかな目安の1つにOECDの加盟国か?があり、メキシコ(1994年)韓国は1996年に移行していますから、私個人としてはこの現実の重みは発展途上にある諸国の向上意欲に励みになり得ると思います。
具体的ケーススタディとしては「日本は加盟した翌年(1965年)に、日銀職員の服部正也氏をルワンダの中銀総裁として派遣し、アジアの他の(発展途上)国だけでなく、(旧宗主国の故)英仏両国の影響が図抜けているアフリカとも(人的)援助をしていた歴史を例え僅かだとしても有する」ので、この点を如何に活用して行くか?も関って来る気がします。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E8%88%88% …
http://www.dwml.net/books/books/surusareru.html

尚、服部氏による著書には"ルワンダ中央銀行日記(中公新書)"もありますし、飯田経夫氏は"援助する国される国"を著しましたが、残念ながら双方共に、絶版ですが、古書店で買うなり、図書館等で借りるなりしてでも、読む価値のある、書だと私は信じて疑いませんけどね。
更に、飯田氏の人となりの一端はhttp://www.php.co.jp/fun/people/people.php?name= …等で触れられています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。たくさんのURLがあり、参考になりました!

お礼日時:2007/01/13 17:42

ホームページを見ましたが、これはどういう事かと言うと、簡単に言えばIMFが融資をする代わりに、規制緩和や民営化というように市場の開放を条件にしたという事です。


IMFの幹部はほとんどがアメリカ人で構成されており、アメリカの企業に対して有利になるようにした訳です。
これでアメリカの企業もその国の市場に参入出来るようになり、そこの市場を食い荒らして行ったという訳です。
アメリカが「ハゲタカ」と言われる所以もここにあるのでしょう。
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まず、発展途上国も様々あります。


韓国のように、発展途上国から先進国になった国もあります。中国も一応発展途上国ですが、沿岸部の都市はもはや先進国並みでしょう。その他にも、最近では経済成長が目覚しい、ブラジルやインドがあります。
日本だって、既に欧米先進国がある中、発展してきた歴史があります。

ですが、質問者さんがお考えのように、経済成長とは無縁のような、低開発のままの国、そして厳しい生活状況があります。
何故先進国に追いつかないのかという疑問ですが、これだという原因はないと思います。ですが、その要因となるものを述べます。

まず、先進国自身も発展しているからということを指摘しておきます。いくら、後発性の優位があるとはいえ、常に技術革新を行っている先進国経済に簡単に追いつくのものではないと思います。

少し古い経済理論になりますが、植民地支配を通じて、旧宗主国(つまり先進国)が中心となる国際経済体制が形成されており、独立を果たした発展途上国は、その経済体制に従属するしかないという、主張もありました。

また、地理的に不利な発展途上国もあります。
陸路しかない内陸国は、貿易と言う観点からは不利です。国土の狭い島嶼国は、工場を建設する土地があまりありません。
天然資源の有無も、その国の発展にとり、大きな要因でしょう
紛争に苦しんでいる国もあります。そんな国では、経済発展どころではありません。

援助といっても、その額は十分なものなのでしょうか。十分でないという主張もあります。援助は効果的に、発展に寄与しているのでしょうか。先進国や国際機関の計画の問題や発展途上国自身も政治腐敗など、援助を効果的に利用しきれない面もあります。

このほかにも、様々な原因が考えられ、その国や地域の要因も加わり、複雑なものだと思います。
ですが、前進する努力は行われてますし、効果を上げていることもあります。例えば、初等教育を受けれる女性は、40年前は6割くらいでしたが、いまや9割以上の割合を示しています。

この回答への補足

回答ありがとうございます!たしかに地理的なこととかもありますよね・・・

補足日時:2007/01/13 17:42
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質問者様の答えにはなってませんが、昔こんな事を聞いた事があります。




発展途上国にお金を送ると、送られる事が当たり前になり働く事を忘れ、困ったら物乞いをするようになる。
米を送るのではなく種を
井戸を掘るのではなく道具と指導出来る人材を
衣服を送るのではなく衣服を作る工場を

先進国の援助が発展途上国の進歩を妨げている一番の原因。



本当かどうかは知りませんが、なるほどなと。
それも一理あるように感じました。
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この回答へのお礼

発展途上国には生活向上のためのきっかけを与えればいいんですね。参考になりました、ありがとうございます!

お礼日時:2007/01/13 17:45

日本を始め先進国と言われる国は発展途上国に援助をしています。

その援助は、たとえば日本なら「円借款」要するに「金貸し」です。そのお金で病院や学校を作ったり、水道を普及したり「ライフライン」の整備に使われることが多いと思います。借りたお金ですから、少しずつにしろ返していかなければなりません。ところが発展途上国には「経済的に」伸びていくようなお金の使い方をしていない(先進国がそうさせていない、お金の使い道を限定している)から国の経済力はそれほど伸びていかない。施設や人々の生活するためのライフラインは少しずつ整備されていきますが、基幹産業(といえるものがない国だってあるが)が育っていかないから国民生活は向上しているようには見えない。世界の8%の人が富の80%を独占し、70%の人は字が読めず、80%の人は標準以下の住居です。(世界がもし100人の村だったら、から抜粋)しかも人工は爆発的に増えているのが発展途上国です。人を育てたくてもお金と時間があまりにもかかりすぎ。平均すると少しずつでも生活は向上しているのかもしれませんが、実感がない。私の考える原因です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。「お金の使い道を限定している」というのは知りませんでした。非常に参考になりました!

お礼日時:2007/01/13 17:41

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