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電験3種の理論を勉強しています。

H16年理論 問16に次のような問題がありました。(簡略に書いています)
RLの直列回路をまるで並列回路のように扱って電流値を求めていることに違和感を感じています。

単相交流電源にRL回路が直列に接続されている時、
コンデンサをRL回路に対して並列に接続して力率を
1にするためのコンデンサ容量を求める問題で
Rの抵抗値3Ω、Lのリアクタンス4Ω、電源電圧200/√3が
与えられています。

答えはRL直列回路に流れている電流Iを複素数表示に直して
I=I(cosφ-jsinφ)
=13.9-j18.5
よって虚数軸方向の電流値を0にするためには
18.5=ωC×200/√3
  C=0.00017[F]

RLCが並列に接続されている場合、各RLCを流れる電流を複素数で表して、足し算したものが、全電流と理解し、
直列回路においては、RもLも流れる電流値は同じと覚えてきましたが、この問題ではRLを流れる電流が足し算の形で表されています

今I=13.9-j18.5の式を見ると13.9が抵抗Rを流れる電流、-j18.5がコイルLを流れる電流と思ってしまうのですが、
これは誤りでしょうか? 13.9-j18.5Aの電流がRにもLにも流れているのでしょうか?
もし誤りならば13.9、-j18.5は何を表しているのでしょうか?

QNo.2624433でも同じような質問をさせていただいたのですが、電圧が電流に変わるとまた頭が混乱してしまい、
理解することができません。

A 回答 (1件)

200+j0[V]の電圧を加えたときに、


13.9-j18.5[A]の電流がRにもLにも流れています。

13.9がRに、18.5がLに流れているわけでは有りません。

RLの直列回路に電圧を印加して、電流を流すと、電流は電圧よりも位相が遅れます。
これを(直交座標を使って)複素表示すると Re+jImの形になります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
これですっきりした気持ちで勉強を
続けることができます

お礼日時:2007/01/16 10:55

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