プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

小さな会社で働いています。
同じ部署に(当方、機械設計です)、僕より5年早く入社した先輩がいます。
その先輩は、専門知識(技術的な)も豊富で(ビジネススキルは普通だと思います)、周りからも主任くらいになってもいいのになー、なんて言われています。
でもなぜか、役職も付かず平社員です。
特別上司に嫌われているわけでもありません。
普段も上司と仲良く会話もしています。

僕が思ったのは、この先輩は素行が悪いからではないかと思いました。
ただ仕事が出れば良いというわけではないと思ったんです。

これって違いますか?


僕が勝手に思っていることなんですが、
やはり主任や係長や課長など、役職が付いて上になる人は、
単に、ビジネススキルが高かったり、専門知識があったり、仕事が出来るだけでは、上に立つ人間にふさわしくないと思うのです。
やはり、人間性や人間的にも見習えるような、目標とされるような人でないと、ただ仕事ができるからと言う理由だけではダメだと思うのです。

例えば○○課長が、足元にあるダンボールの箱を足で蹴るように移動させたり、ごみを捨てるのにゴミ箱に投げ入れたりと、とてもあれで課長かよ?と思われるよな人には、正直仕事を一緒にしていても不信感や、あの人には付いていきたくないと思います。

でも実際はどうなのでしょうか?

人間的に成長できていなくても、仕事さえ出来れば、上に立っていけるものなんでしょうか?

それとも、やはり人間性も大事で、仕事さえ出来ればそれで上に立てるというわけではないく、見習えるよな人でもなければいけないのでしょうか?

皆さん会社ではどうですか?
宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

初めまして。

元人事部のスコンチョといいます。(^_^)

要するに昇進する条件というか要件について疑問をお持ちなんですよね。
仕事が出来るのに昇進しない人出来ない人は以下のような場合があります。

1.本人が希望しない場合

 意外に多いのがこのパターンです。職種が変わったり、管理者的な
責任を背負うのが嫌という人が多いでしょうか。あと、課長あたりを
境目にして、残業をつけられなくなる会社が多いのです。ですから、
課長に昇進した瞬間に手取りががくっと落ちてしまい、生活が苦しく
なることが分かっているので、昇進を辞退する人も多いです。

2.会社のヒエラルキーバランスの問題

 ようは、ピラミッドのバランスで、上の方を肥大化させるわけには
いかず、実際の仕事の実績と昇進が伴わない期間が発生することはしば
しばあります。

3.ウエとの相性

 昇進を決定(人事稟議の決裁権者)できる人が、その人を嫌いな場合は、
なかなか昇進できないことも多いですね。あるいは、他社では評価が
高いような人が、その会社では存在価値を低く評価されることもよく
あります。これには、質問者さんが仰るとおり、タスクに対するスキル
よりも、ビジネスマンとしての一般常識や日々の素行が勘案されること
もままあります。

4.会社毎に違う、管理者像

 最後は、その会社が役職に対して何を求めているかですね。現在の
業務が優秀であっても、本来自己的に啓発して欲しい部分をおろそかに
しているようだと、管理者への一里塚を進ませるわけにはいかないと
判断されるかもしれません。また、プレイングマネージャーを求める
会社と、管理職は管理職としての仕事をはっきり分ける会社も存在し
ます。その辺も影響する場合がありますね。
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基本的にはあなたのいう通りでしょう。

あるいはそうであるべき。そうであってほしいと思います。
しかし、これから何年か会社で働いていけばわかってくると思いますが、現実は全く別の基準で動いています。

業種業態によって違いはあると思いますが、ソフトウエアの開発の技術者の場合、人の5倍の仕事をやっても2倍の報酬、10倍以上の仕事をやっても3倍の報酬がせいぜいといわれます。つまり、雇い側からみれば、優秀な技術者を雇えば雇う程コストが安いということです。逆に優秀な技術者からみれば、人より多くの仕事をやるのはボランティアでしかありませんから、ある程度(例えば人の2~3倍程度)にコントロールしておいて、あとは別のことをやる、あるいは、本当にボランティアでオープンソースのプロジェクトに参加する等といったことになります。完全にボランティアで作られているフリーで入手可能なオープンソースが、何百万円もするソフトウエア製品よりも品質が高く、中には完全に業界標準になっていっているものが存在しているのには、このような背景があります。ただし、これはUSのようなとても”恵まれた”状況であって、日本人からみればうらやましくて涙が出てきます。

はなしを戻すと、その先輩は周りの人からみても「技術的にすぐれているのに、全く評価されていない」と感じられるようであれば、本人の感覚では「腸が煮えくり返っている」ことでしょう。それでも周りに悪態を突きまくって組織の雰囲気を損ねることなく、(おそらく3~5年の間)その中で結果を出しづつけてきているとすると、その人は仕事が「できる」レベルではありません。人間が「できている」レベルまで達しています。あなたからみて少し素行に問題があるようにみえるのは、(どんなに人間性の優れた人でも人間ですから)小さなところでどうしても我慢しきれない部分がでてきているのではないですか?
少し大げさかもしれませんが、現実はそういった可能性も十分にあるということです。

私から言えるアドバイスとしては、技術者のなかでは使い古された言葉なのですが、
『世の中には仕事を”させる”人間と仕事を”する”人間の2種類がいる。前者とは一切かかわるな。そうすればたとえどんなに困難な仕事でも何とかなるものだ』
というものです。
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上司足るべき条件は三つ。


スキル・人格・年長です。
この三つが備わっていなければ人望を集め、よきリーダーとなるはずです。尊敬に値しない人物が上司となり、厳しく部下を統制したところで、その組織は駄目になる一方だと思います。日本の官僚組織なんかがよい例でしよう。
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