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胡蝶蘭が趣味の知り合いがいるのですが、種から胡蝶蘭を育ててみたいと言っています。
種から育てるのは本来かなり難しいらしく(無菌のフラスコに胡蝶蘭に必要な栄養素の入った寒天培地にいれて発芽させる etc)、ネットで調べても「一般的にはかなり困難」という回答がほとんど。
知り合いもそれは知っていたらしいのですが、先日TVで「某高校で生徒が種から育てた」といった内容が放送されたらしく、たまたまそれを聞かされた知り合いが、「出来るものならば自分もやってみたい」と思ったらしいのです。
この番組をご覧になった方、あるいは胡蝶蘭を種から増やす方法をご存じの方がいらっしゃいましたら、是非教えてください。
よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

こんにちは。



知的探究心をお持ちのご友人ですね。

高校生でも出来るのなら・・・とお考えなのかもしれませんが、ネックは設備的なものなのです。それさえクリアーできれば、やや器用さを要しますが、出来ないことはありません。農業高校であれば、最初からそういった設備が整っている為、生徒さんでも可能なのです。また、発芽困難な種類でもある種の物質を寒天培地に添加すれば発芽が容易になりますが、そういった入手困難な物質でも彼らは入手しやすい立場にあります。

設備と申しますのは、完全に無菌の状態で播種しなければならず、それができるか否かなのです。出来なければ、せっかく苦労して種をまいても、すべてカビなどにやられてしまい苗を得ることは出来ません。

無菌状態が得られるなら、胡蝶蘭(ファレノプシス)は成長が早く、フラスコから出して早ければ2~3年で花が見られる大きさに成長します。(カトレアは4~5年、属によりかなり差があります)

「洋蘭 無菌播種」等で検索なさると、趣味家が詳しく解説したページがたくさん出てきます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
やはり手順自体は「無菌状態で…」という一般的なものと変わらないのですね。
TVで放送された内容については本人もよく知らないみたいで、言われるように「高校生でも出来るなら」というような受け取り方をしていたようです。
教えて頂いた検索条件でヒットした中から、分かりやすいものを紹介してみようと思っています。
またあくまでも「自分でやれるなら」ということで挑戦を考えているようで、上記のような業者への委託は考えていないようです。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/15 19:07

 蘭は、いわゆる「蘭菌」と共生(寄生の方が正しいか)しています。

蘭は細胞の中に蘭菌を誘い込み、それを消化して栄養とします。
 蘭菌そのものはそこらにある雑菌と大して変わりありませんが、蘭菌がなければ種子は発芽せず、逆に余計な菌があればカビに冒された状態になります。
 つまり蘭を自然状態で発芽・生長させるためには、蘭菌のコントロールが不可欠なのです。そこで、昔ながらの「鉢まき法(蘭の根元に、蘭の根につくようにまく方法)」で、環境のいい場所で発芽を待ちます。実際に発芽するのは良くても数個体だといわれていますが。
 腐生蘭の栽培に成功した高校が話題になりました。難しいものですね。
 さて、無菌状態をつくるのは、コツさえつかめば割とうまくいくようです。ただしこれは確率の問題です。ストーブなどの上昇気流を使ったり、風呂場で行うといいです。
 私なら、もったいないので業者に委託しますね。
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この回答へのお礼

自分なりにネットで調べてみたつもりでしたが、「鉢まき法」については知りませんでした。
気流管理など難しそうではありますが、とりあえず本人に伝えてみます。
業者委託については他の方への返事の所でも書きましたが、今のところ考えていないようです。
あくまでも自分でやることが目的のようなので、今回は失敗したとしても仕方ないですかね。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/01/15 19:13

こんにちは。

NO.1です。少々補足します。

ご友人が一からすべてご自分の手でしなくとも、その過程を楽しみたいだけというご意向でしたら、業者に播種を委託するという手もあります。

その場合でしたら、交配して数ヵ月後熟した頃を見計らって業者に果実を送り、1年~1年数ヵ月後にフラスコ入りの苗を受け取るという形になります。

「洋蘭 委託培養」などで検索なさると出てきますよ。
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