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No.9
- 回答日時:
言われてみれば、ほんとにそうですね。
過去は前のことで見えますが、未来は後ろだからどうなるのか見えませんね。後ろ向きというのでなく。
回答じゃなくて同意ですみません。
No.7
- 回答日時:
またまた 白川静
先 という字も
止 → あしあと
人 → にんげん
「ゆく」という意味の強調型になっていて、他人より先に行く、先頭を行くという意味らしい。殷代には、これから行く先には未知の邪霊がいるので、異族を先に歩かせたらしい。
なんか、捕虜を地雷原を進むにあたって先頭に歩かせる、わるい軍隊のようだ。
先頭に歩かせるという行為(=お祓い)があって、安心して道を進める。というので、先というも、過去の話が原義らしい。
ギリシャのヘシオドスの世界観は、〈金の時代〉、〈銀の時代〉、〈青銅の時代〉、〈英雄の時代〉を経て〈鉄の時代〉へとレベルが下がり、仏教史観でも、正法 像法 末法 と救われない時代になっていゆき、中国の儒教史観でも、基本は、歴史は劣化していっています。キリスト教も終末思想。
♪ 明日という字は 明るい字と書くのね
悪い明日になっていく歴史観が、明るい明日に思える歴史観になったのは、世界中でどこかのタイミングなのかもしれない。
英語の LAST も Last day, I met you. だと単純に 昨日あなたにあった。だが、The Last Day, I meet you. だと 最後の審判の日、私はあなたに会う。と未来の話になりますね。
ちなみに、私は工学部出身なので、白川学派とか藤堂学派とは関係ありません。
No.6
- 回答日時:
先、については過去にも未来にも使われています。
先日、という熟語があるかと思えば、「この先、どうしよう」という用法もあります。前、については過去を意味することが多いのですが、「前を向いて生きていこう。」というと未来的な用法です。このように、日本語は物事の軸というか、力点作用点が逆転することが多いのです。「手前、てめー」というのも本来、自分のことをさす語だったのが、いつのまにか相手のことを言うようになってしまったのも、この日本語の特性によるものです。
この回答へのお礼
お礼日時:2007/01/27 11:03
回答有難う御座いました。
いま思い出しましたが、「自分どうする?」って自分=YOUの意味で使っている友達がいました。外国人からみれば紛らわしい言語ですよね。
No.5
- 回答日時:
白川静の字解だが、それで「前」をどうだというのだろう。
足を洗ったから、それがどうした?
という感じ。
白川をコケにしていた藤堂明保の字解によると、
止はあしのこと、舟はふねのことで、中国古代の礼儀作法に
適った前に進む歩みのし方のことで、のち空間的な前の意味
になった、とある。
私は学派的には教育を受けた大学の関係で藤堂派のせいもある
のだが、故白川氏の説を読んでいると、この方はなんでも宗教
に起源を結び付けないと気がすまないようで、あまり信用して
いない。
No.4
- 回答日時:
人間は、頭では努力精進が大切だとわかっていても、現実には逸楽に耽ったりする矛盾した存在ですから、その混沌とした存在が作りだし、使い続けている自然言語が論理的でないのはしかたのないことでしょう。
論理性は機械と対話するプログラミング言語なんかに任せるしかないのでは。
それは、さておき、あなたが今度、彼女とデートするとします。デートの際にプレゼントを渡したいので、その品を買っておくことにします。買い物もデートも未来のことですが、買い物とデートには前後があります。
「デートの前に買い物をする。」「デートに先立って買い物をする。」
出来事の時間の流れを考えれば、より未来である方が「後」ということになるのではないでしょうか。
一方、たとえば「僕の前に道はない/僕の後ろに道は出来る」(「道程」高村光太郎)の場合には、出来事の前後ではなく、主体である「僕」が基準になって前後が決まっています。(この場合は厳密には時間の前後ではないかも知れませんが。)
「未来に向かっていく僕」という主体を考えれば、向かっていく「先」が「前」、残していく「後(あと)」が「後ろ」になります。
しかし、「道はなかった」という来(こ)し方(かた)の出来事、「道ができる」という行(ゆ)く末(すえ)の出来事、に注目すれば、「道はない」のは前のことで、「道ができる」のは後のことになります。
動作の主体が向かう方向を基準にするか、出来事の生起順序を基準にするかで、「前後」は決定するのであり、両者は併存可能なのではないでしょうか。
No.3
- 回答日時:
このような問題に正しい答えというのはありませんね。
推測の世界です。時間といった抽象概念を直線的にとらえることのなかった古代人の世界を考えてみましょう。古代人にとって確かな世界というのは、目が見ている前の世界であり、後ろの世界は目という器官が前を向いている以上、鏡とかを使わない限り容易にうかがい知ることのできない、こんなものがあるだろうとか想像するしかない世界です。過去は現実に起こったことですから、確かな世界に属しますが、未来は不確かでこうなるだろうと想像するしかく、現実には何が起こるかは分からない想像の世界です。
こういった意味で身体感覚として前と過去、後ろと未来は結びつきやすいのではないかと思います。多くの言語で前を表す語が過去を表す語になっていますよね。
No.2
- 回答日時:
白川静
常用字解によれば
「前」という字は、会意文字で
止
舟
↑2chの文字みたいですが、これぜ「ぜん」と読むそうだ。
あるいは上記の文字に刀を付け加えたものが、元々の字形。
止 これは 足跡のことだそうだ
舟 これは 盤の事であり
あわせると、(旅行から帰ってきて)盤中の水で足を洗うこと。
※ 時代劇で、草鞋を脱いで足を洗っている、あれ。
刀を付け加えるときは(旅から帰って、伸びた)爪を切ること。
旅からの穢れを払う儀式だったらしい。
ということで、もともとは、前というのは、経験したことを意味したらしいので この前 以前 は 過去のことになる。
そうだ。
前 というのが すすむ とか まえ という意味になったのは 後でのことらしい。
なんで そうなったかは 書いてない。
この回答へのお礼
お礼日時:2007/01/27 03:35
なるほど。。門前清自摸和の門前清は「すすむ」とか「まえ」じゃなく過去にツモってきた履歴を指しているわけですね。先日、先程、はどうなんでしょう??
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