プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

職種は事務ですが、TOEIC830点持っているので、たまに、会社で役員の通訳や翻訳を手伝うことがあります。

先日、外国からの来客対応で、少しだけ通訳を任されました。が・・・もう穴に入りたい気分で未だに落ち込んでいます。理由は、私は通訳するには決して十分ではない英語力しかないという事もそうなんですが、話のバックグラウンドが分からないまま、突然通訳を依頼されたことの緊張、もともと人見知りする性格、その会議が役員だらけで、平社員の私には居場所が無かったなど、言い訳ももろもろありますが、きちんと通訳できなかったので、未だに恥ずかしい思いです。自分に対してです。もし現在プロとしてご活躍されている方、もしくは私のように会社で業務の一環として通訳など担当されている方がいらっしゃいましたら、「過去にはこんな失敗談もあったが、こんな努力した」などの話を聞かせていただければ幸いです・・・よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

#3の再々入場です。

 

今から40年も昔、初めて通訳をしました。 その時の経験です。

インドネシアの田舎から来られたキリスト教の牧師先生のあいさつを通訳したのですが、これがさっぱり聞き取れないのです。 モタモタしていると、米国から来られた宣教師の先生が、インドネシア英語を聞き取りやすいアメリカ英語に直して下さって、ようやく通訳出来ました。 最初の経験でしたので、印象が深いです。 その時、同じ英語でも随分と違うものだと痛感させられました。 

私は技術移転の仕事が主でしたから、技術の専門家を連れて、お客様の工場に出向き、説明をします。 ひどい英語で聞き取れないこともあります。 そこで、肩から提げられる、小型のホワイトボードを携帯して乗り込み、わからない点は彼らに書かせました。 技術の細かなやり取りになると、図で書いたり、現場の配管を見取り図にして説明すると、失敗が防げます。 

工場に三ヶ月もいると、英語で考える習慣が身につきました。 こういうどさ周りが一番英語が身につきます。 田舎の現場ではミスをしたって、たいしたこともないので、平気で失敗を重ねました。 誤訳も沢山あったでしょうが、気にしないで翌日訂正しておきました。 若いうちに現場で英語を使うのが良い訓練になります。 

日本でお客様を迎えて会議の時は、私がホテルまで出迎えに行き、連れて来ました。 タクシーの中で会話をしていると、相手の発音のクセも飲み込めます。 通訳をする場合には、事前に本人と接触出来る特権があるわけですから、これを利用しない手はないでしょう。

それと、外国のお客さんを迎えて会議をする時には、事前に資料を用意して、必要枚数をコピーして配っておくことですね。 それと、会議の議題も黒板に書いて、それに従って進めるとスムーズに行きます。 日本人は外人のお客さんが好きだから、沢山の人が出席して来るでしょう。 外人の客一人に、日本人の出席者が二十人なんてことも少なくありませんね。 こういう席だと通訳も緊張しますね。 ご苦労の程がしのばれます。 

TOEIC830点は立派な成績ですよ。 もうひと頑張りでプロの領域に入れます。 がんばって下さい。 それと、通訳の場が与えられたら、積極的に手を上げて下さい。 何事も経験です。 

最後に通訳のプロを目指されるのなら、英語の発言をすばやくメモに取る訓練をお薦めします。 これは特殊技能ですから、必ず高い評価を受けられますよ。 
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この回答へのお礼

IXTYSさん、本当に貴重な経験話をありがとうございました!また最後に励ましのお言葉もありがとうございます^v^ 貴重なお話から、困難な場合はどうしたらいいか、の対策をたくさん得ることができました。しかし、IXTYSさんはさまざまな場面で通訳をされてこられたのですね。とても参考になり、それ以上に勉強になりました。ありがとうございました!

お礼日時:2007/02/04 00:51

TOEICは900点台、日本語はもっと得意ですが、通訳は苦手なので殆ど引き受けません。

通訳って瞬発力とグルーヴを要求されますからね。

その立場から言わせていただくと、まず大前提として、通訳の依頼が来た際には、自分の実力を説明し、ゆえに「貢献したいし、とてもありがたい話だが、力不足であろう」という言い方をします。つまり、消極的な態度は避けますが、決して背伸びはしません。

それでもどうしてもと言われる場合は、まずは、自分に依頼が来る理由をきちんと確認しておきます。特に質問者さんは「役員の中で、私以上に英語が話せる人がいた」とのことですが、私なら、その役員がいながら自分が必要とされる理由を聞き、それに沿った態度で挑みますね。

一方で、通訳を挟むよりも当事者が直にしゃべってくれたほうが円滑なコミュニケーションが生まれるに決まっているので、参加者が下手だろうが巧かろうが「どんどんしゃべってくださいね」と言います。むしろ、自分は花を添えたり、細かい気配りをする役目に徹するなどします。

それから、サポートをお願いします。サポートとは、事前に資料をもらったり、その場で専門用語などの説明を補足してもらったり、団体が相手の場合はもう1人通訳を手配してもらうなどで、依頼主によっては「それがないと私には無理です」くらいのことを言うときもあります。ですが、「力不足」だと言えば、たいていは言わずとも依頼主の方からそういうものを提供してくれます。特に「専門用語は我々に任せて。あなたに求むは、微妙な英語のニュアンス」というのが依頼主の要望である場合が殆どですから、そう言われれば、それに徹します。

いざ、現場では、差し支えない範囲で自分は通訳として素人級である旨を伝えます。ちょっとした休憩時などに「英語が上手ですね」などとお世辞でも言われればチャンスです。「実は普段の仕事はこれこれで、通訳は力及ばず」と言っておけば、相手が助けてくれますし、参加者の変ないらいらを助長させずに済みます。

会議の同時通訳ともなればそうもいかないでしょうが、やわらかめの通訳をしている先輩がたに言わせると、「翻訳よりもラク」なのだそうで、それは分からない点はその場で質問できるからだそうです。それでも、良質な電子辞書は必携ですよね。逆に辞書を引く頻度が多ければ、相手も察してくれます。

結局、お互いの言いたいことを相手に伝えて、話し合いをスムーズに進めたい思いは、その場にいる人みんなが同じです。変に背伸びして、それを妨げることなく、自分を正直にさらけ出して「伝え合う」というゴールに、みんなで近づけるよう工夫をするといいのではないでしょうか。たぶん、依頼主としては、あなたを育てたいのでしょう。一方で、人選の責任は依頼主にあるのですから、そう重く考える必要もありません。ただし、やってみて、あまりにも荷が重かった分野は、次からきっぱりお断りしていますけれどね。
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この回答へのお礼

分かりやすいご説明をありがとうございました!先日の私の役目は、英語がぺらぺらの役員が外国のお客様と会談中、別の役員が別の外国のお客様に何かを伝えたい時などに、私を起用したい意図だったようですが、ちょっとした会話でも緊張してからか、妙に早口になり関係の無い単語まで使ってしまい、余計に外国人を怒らせてしまいました・・・私の責任です。。。確かに、ucokさんのおっしゃるとおり、「私を育てたい」というのはあったようです。先日その役員に、「通訳はできません。すみません」と気持ちを伝えました。

貴重なアドバイスををありがとうございました!

お礼日時:2007/02/03 15:29

こんにちは。

 #3の再入場です。 

日本はご承知のように、資格がものをいう社会です。 あなたはTOEIC830点の力をお持ちです。 これをさらにブラッシュアップされてはいかがですか。

私はODAの仕事をしており、ビジネス英検の受験が義務づけられていました。 ビジネス英検のA級で、そのなかでもスコア(偏差値)がついています。 ODAのコンサルタントとしてJICAで審査を受ける時には、このグレードとスコアが端的にものをいうのです。 

あなたは、ご自分の830というスコアをどう評価なさっていますか。 満足していますか? もう少し伸ばせると思っていますか? 正直申し上げて、830は英検の準一級程度ではありませんか? TOEIC900で英検の一級相当と理解しています。 英語のプロを目指すのなら、900オーバーは必要でしょう。 それくらいの力があれば、人は納得してくれるものです。 

この国には、自称『英語の達人』がたくさんおられます。 ですから、結局資格とか偏差値でしか評価出来ないのです。 私にとってビジネス英検のスコアは『水戸黄門様の印ろう』でした。 あなたも、是非TOEICのスコアが黄門様の印ろうとなるようがんばって下さい。
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この回答へのお礼

再度ご回答いただいて幸いです^v^ TOEIC830点では、はっきりいって「ビジネス」では通用していません(泣)全くもって不満だらけです・・・(自分に対してですが・・・) IXTYSさんのおっしゃるとおり、900点以上は必要だと、ひしひしと感じています。スコアでは図りきれませんが、はやり「目安」として、役に立つと思います。おっしゃるとおり、「印ろう」は必要ですね! ところで、IXTYSさんのような方でも、通訳での恥ずかしい失敗とか、経験あるんでしょうか?もしあれば、差し支えなければ・・・お聞かせ願えませんか?

お礼日時:2007/02/03 00:11

こんにちは。

 私は65才の男性です。 企業の海外業務と政府の開発援助(ODA)で約40年、海外で仕事をして来ました。 必要上、英語の資格も取りました。 それはODAでは経歴審査とともに、資格も評価の重要な要素となるからです。

通訳に関する経験を、少し話させて下さい。 35才の時、半年夜学の通訳養成所に通いました。 終了に際して、最後の授業を受けた時、校長先生からこういわれました。 『英語にはプロとアマが存在します。 その分岐点は正確に英語の発言をメモに取れるかどうかです。』

卒業してから、機会あるごとにメモを取る練習をしました。 ラジオで英語の演説や座談会を録音し、何回も流してメモ取りの訓練をしました。 自分流の英文速記の記号も編み出して訓練し、自信が出来て来ました。 海外に出て、技術移転の際には講義もしました。 日本から方に掛けられる程度の大きさのホワイトボードを下げて、現場で説明をすることが仕事になりました。

英語は前後の脈絡で判断して訳すことが普通です。 同じ英語といっても、人さまざまです。 わかりにくい訛りがあったら、正直に『パードンミー』(もう一度おっしゃって下さい)を連発されて結構。 そのうち、その方の言い方に慣れて来ますよ。 

私がODAの仕事で海外出張する時には真新しくて分厚い大学ノートを一冊持参します。 帰国するときには、このノートがメモで真っ黒になります。 調査団は帰国すると、不思議な事に海外での細かなやり取りはみんな忘れてしまいます。 (外国にいる時は、しっかり覚えているんですよ。) そうなると、頼りになるのは、私の取ったメモの数々。 

これから、是非とも英語の道を究めて下さい。 一回や二回の失敗になんかめげないでがんばれ。 英語はやっていて楽しいし、奥が深い。 
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この回答へのお礼

すごい人からご回答いただいたな・・・と感激です。そうなんですか!!また、非常にためになるアドバイス、ありがとうございました!私、とうとう「通訳」の夜間学校に行く決心をしました。私にはIXTYSさんのような実力はありませんが、少しでも自信が持てるようになればと思っています。最後に元気の出るアドバイス、ありがとうございました!!

お礼日時:2007/02/02 23:59

通訳を専門にやってはいませんが、いろんな機会にいろんな通訳をやってきました。

もうじき、関係する業界視察団が米国視察に行きますが、米国の業界幹部による講演会の通訳もすることになっており、少しその準備をしているところです。attractiveさんの書かれていることを読んで若い頃を思いだしました。今までの経験から、ご参考までに・・・

まず、通訳を使うことになれている人(会社にあっては上司やトップなど)は、日本語も気をつけてくれますが、そうでない人は、発言内容の「理解」が大変ですね。言葉でなく、その「内容」を通訳する、というスタンスで臨みます。自分が内容的にわかることでしたら対処できますが、そうでないと難しいですね。これは、そういう経験を通し、自分の範囲だけでなく、会社や業界等より広い範囲の知識・情報を増やすことの重要性を認識し、その努力をすべきです(日々こつこつと)。 発言内容が理解できなかった場合は確認すればいいですが、あまりそればっかやっていると「印象が・・・」となる可能性もありますね・・。「知識・情報」が多ければ多いほど、「対処しやすく」なります。

多分、同じような機会が近い将来訪れます。今から、貴社の基本情報、製品概要、市場、業界一般などの情報を整理し、英語でも適切な表現ができるよう自分なりにまとめておく努力を、仕事終わった後の30分でも毎日やって「ストック」しておくといいと思います。やはり、「日々の努力の蓄積」があればあるほど、対処しやすくなります。また、会社ですから、数字がいつもでてきます。意識して日々訓練しておいてください。財務諸表は自分で英文版を作成する訓練をしておくといいです。貴社に英文があれば、それを参考に。無ければ自分なりにつくります。
トヨタ自動車とかいった企業の日英版を参考に、貴社版を作成訓練がいいでしょう(ダウンロードできます)。会計の基本も覚えておく必要があります(投資家が来た場合などに「通訳しやすい」です)。また、貴社の業界に関連する米国企業などのアニュアルレポートなどを読んで、業界で使われている表現・用語などを覚えることも。また、日々「これは英語でなんと言うのか?」と意識し、整理しておくといいです(業界や自社がらみでよく出てくる用語などプラス何でも)。

「過去の失敗談・・」 一番は「訳せない(日⇔英)」ということですね。これはあせります。適当に「ごまかした」ことは多いですね。年を取るとともに、対応の仕方は慣れてきましたが(わからないことは堂々と聞くなど)。たとえば、「過酸化水素水」だの「生物多様性の減少」だの「圧縮記帳積立金」といったような語を「通訳」せねばならない時です。これらは、どうしても訳出せなば意味を成さないのであれば、ことわってあとで知らせるしからいでしょう。でなかったら、「液体(?)」、「生物的な劣化意」、「積立金」くらいで「逃げる」です。特にトップは話題が豊富な人も多く「日本人の美意識に「わび・さび」というのがあります。それらの境地とは・・・」などと、食事の際に・・・ また、時事の話題など(英字新聞は毎日読んでおくべきでしょう)。

長くなるのでこの辺にしますが、ベースは英語力です。聞いた英語がわからない、英語に出来ない、いくら会社や業界の知識・情報が増えても
通訳レベルは上がりません。

「役員ばかりの中に平の・・・」そんな機会が与えられるattractiveさんですから、より期待に答えるべく(通訳だけでなく)がんばって今後を開いていってください。
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この回答へのお礼

非常に貴重なご回答をありがとうございました!おっしゃるとおりだと思います。また、「ごまかしかた」は非常に参考になりました^v^

今は、簡単な文章でも「訳せない」ということがトラウマになってしまいました。おそらく今まで私なりに勉強してきたやっかいな「プライド」から「正確に訳せないといけない」と肩に力が入ってしまい、異常に早口になったり、全然関係ない単語をしゃべって、外人に「は?意味が分からない」と怒られたり・・・情けないです・・・でも、少し元気が出ました。ありがとうございました!!

お礼日時:2007/02/02 23:43

通訳ではありませんが仕事の一環として役員と取引先や閣僚クラスの来賓の通訳(スペイン語)をしたことがあります。

当初は同じような失敗をしました。会社の方針、大きな数字、たとえ話や格言の通訳に困り、相手の発言を通訳するより、日本語の通訳に戸惑うケースが多多ありました。相手に通訳する前に日本語(の内容)を確認しなければならず恥ずかしい思いをしたものです。

唯一の救いは英語と違いスペイン語を理解する人が少なかった時代だったので人前で臆することはありませんでした。そのうちに事前に会談内容を想定できるようになり、不得手な分野の場合は事前に語彙を調べて臨んだり、相手(外人)に知らない単語の意味を聞き返したり、訳を飛ばした箇所を後で補足したりする心の余裕が生まれました。外国人は地位に拘らない人が多いのですぐ親しくなれますので遠慮せずに質問をしたり、言い換えを求めたりすれば日本語への通訳には困らないと思います。

よく言われるように通訳に当たっては日本語力や常識が求められます。
社会経験のない帰国子女がいくら語学が得意でも仕事の通訳に不適なのは日本語力が低いのが主たる原因です。

社内で突然通訳を頼まれた場合は部課長など、仕事のよく分っている人に
遠慮なく助けを求めるべきです。例えば大きな数字や専門語などで助けてもらえるでしょう。また事前に上司のくぜなども聞いておけば役立つときがあります。失敗はたくさんありましたが忘れました。
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この回答へのお礼

早速のご回答をありがとうございました!スペイン語はなせるのですか!?すごいですね。。。書き忘れましたが、もう一つ緊張したのは、役員の中で、私以上に英語が話せる人がいたので、余計緊張しました。。。「失敗はたくさんありましたが忘れました」私もいつかこのように忘れることができればと思います。ご回答ありがとうございました!

お礼日時:2007/02/02 23:31

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