プロが教えるわが家の防犯対策術!

息子の通う幼稚園では、行事をとても大切にしていて、節分も豆まきをきちっとしています。
それは、日本の伝統行事を学ぶという事で、良いことだとは思っています。
しかし、鬼役をしてくださる先生が、とっても気合を入れておられて、子どもたちがとっても怖がるくらいの扮装をされています。
うちの子は、とっても怖がりなこともあり、年中さんですが、節分が近くなり「幼稚園をやめたい」「幼稚園を休みたい」って毎日のように言うようになりました。
今日、幼稚園で節分をしたそうですが、息子はその場では泣かずにがんばったらしいですが、帰宅してから「鬼、怖かった。」「鬼が来る」「幼稚園には鬼がいるからもう行かない」って泣いています。
子どもがここまで怖がるような扮装をする必要ってあるのでしょうか?
もちろん怖がらないお子さんもいらっしゃるとのことです。

幼稚園に、もうすこし控えめの怖くない鬼に扮装して欲しいと申し入れるのはおかしいことでしょうか?
過保護すぎるのかとも悩んでいます。

出来れば、現場の教育者の立場からのご意見をいただければ幸いです。

A 回答 (5件)

幼稚園教諭です。


思いっきり今日、泣く子を抱えてなだめて疲れました。
(年少なので、ほぼ全員泣きました)

節分のねらいというのは、そういう悪の部分を払うというのがそもそもの起源ですし、そこで鬼が怖くないとなれば、それは全部嘘になってしまう…ような気がするのです。
上手くいえないのですが…
強くて恐ろしい鬼を全員で豆をまいて追い出したからこそ、得られるものもあると思うんです。
子どもだからこそ、そういう鬼や悪の存在に畏怖の念を持ってほしいというのもあります。
なまはげやししまいが、優しい顔で…というのであれば、それこそ伝統に反することだと思いますし…
あと、年少ではほとんど泣きますが、年中以上になるとほとんど怖がらず(それでも結構怖い鬼です)むしろ倒すことに燃えています。

結局私の園では、どうしてもイヤだという人は園には特に何も言わず、その日休んでいました。
子ども本人が「鬼怖いから休んだ」と言っていました。
多分、鬼を怖くないようにして欲しいといわれても、うちの園の場合消防署に頼んでるので消防署側の準備になってしまうために対応出来ないと思いますが…
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この回答へのお礼

>思いっきり今日、泣く子を抱えてなだめて疲れました。

なんだか想像が出来て。。。お疲れ様です。

>子どもだからこそ、そういう鬼や悪の存在に畏怖の念を持ってほしいというのもあります。

そうですね。
節分=鬼が怖いではなく、もっと行事の本来の意味を教えてあげようと思います。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/02/05 11:21

ええ~。

ソレってすごくラッキーですよお!お母さん!
思いっきり抱きしめて慰めてやれるチャンスじゃないですか!

私なんか普段、鬼なんかより私(母親)の方が怒ると怖いなって思いますよ。息子にも言われちゃいます。「ママ、怖い」って。トホホです。

でもこの世の中は、本当に怖い人ほど、親切そうだったり、お金持ちに見えたり、大人しそうに見えたり。

それが解った時が本当の恐怖です。

ただの劇、演出に親がマジメに対応しちゃダメですよ。

あれは、先生がやっているんだから怖くないのよ、って教えて行かなくっちゃ。世の中には「ウソで怖がらせて、それもまた楽し」という伝統行事(なまはげ とか)もあることですし。

うちの年長の子は、先日の豆まき会で、小さい子が鬼に怖がって泣いてしまったんですって。だから「あれは先生だから怖くないよ(へへん!)」って教えてあげたそうです。小さい子の代わりに豆を沢山ぶつけてやった、でも若い先生だから後で「豆痛かった?ごめんなー」って謝ったんだって。それも良い事だと思いませんか?

成長のホンの一コマです。温かい目でどーーーんと構えていればいいのでは?
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この回答へのお礼

>あれは、先生がやっているんだから怖くないのよ、って教えて行かなくっちゃ。

何度も、先生が鬼さんのまねをしているだけだから、怖くないよ。
豆をまいて、鬼を追い払いなさいって教えてはいるんですが。。。
その姿を見ただけで怖いみたいで。

でも、子どもにとっての良い経験と思って、見守ってあげたいと思います。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/02/05 11:39

幼い頃に味わうこわい体験は、人間形成に必要なのだそうです。


ぞくッっとするような、異世界の存在。これは子どものファンタジーの世界を広げてゆきます。
先日聞いたある教育者の講演によると、最近の子どもはその、「ぞくッっ」とする感覚がないんですって!恐怖、畏敬の念。これがないから、人を平気で傷つけたり、犯罪を起こしてしまうとも言われていました。
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この回答へのお礼

そういう考え方があるんですね。
過保護で温室育ちをさせたまま、怖いことを知らずに育つのも良くないですね。
これも一つの経験なのかもしれないですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/02/05 11:33

こんにちは。

私も幼稚園教諭です。
うちの園でも、行事は大切にしています。昨日も、豆まきをしました。でも、泣く子どもも、幼稚園に行きたくないと言う子どももいませんよ。なぜなら・・・怖い鬼は幼稚園に来ないからです。
うちの園では、“怖い鬼”ではなく、“悪さをする鬼”を退治します。自分の中にいる怠けた鬼や、泣き虫の鬼などを退治するために豆まきをします。もちろん、幼稚園に悪い鬼がやってこないように・・・と豆まきもしますが。
子どもを怖がらせるばかりが節分ではないと思います。それよりも、節分の由来や、豆まきをする意味!?のようなものをきちんと伝えることのほうが教育的だと思いますが・・・。
haru_aki3さんの子どもさんの通う園の先生の中には、子どもたちを泣かせることに燃えている人もいるのでは?節分という行事ではなく、自分たちがいかに怖い鬼を演出してやり遂げるか・・・に力を入れているように感じます。
園に相談するかどうかは・・・私には判断しかねますが・・・。
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この回答へのお礼

>haru_aki3さんの子どもさんの通う園の先生の中には、子どもたちを泣かせることに燃えている人もいるのでは?節分という行事ではなく、自分たちがいかに怖い鬼を演出してやり遂げるか・・・に力を入れているように感じます。

そうなんです。
男の先生たちが張り切っちゃって(^^ゞ
親としても何がしたいの?!って思ってしまう節があったもので。

>節分の由来や、豆まきをする意味

そうですね。子どもに鬼が怖いって話ではなく、節分の目的をもう一度話してあげたいと思います。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/02/05 11:27

>帰宅してから「鬼、怖かった。

」「鬼が来る」「幼稚園には鬼がいるからもう行かない」って泣いています。
この時、お母さんはどのように対応されているのでしょうか?
「かわいそうに・・・」と深刻な顔をしてそれを見て息子さんもますます不安に感じている?

笑顔で「泣かなかったの?まあ、えらかったのね!頑張ったのね!」と思いっきり褒めて笑顔で抱きしめて安心させてあげ、「それで鬼はどうなったの?(誰か食べられちゃった?)」と聞いてみればどうでしょう?
おそらく最後は鬼は退治されているはずですから「○○ちゃん(息子さん)が頑張ったから悪い鬼も逃げちゃったんだねえ、幼稚園が無事で皆も無事で○○ちゃんが元気でお母さんはうれしいわ。これでもう悪いものが全部いなくなったから今年も1年元気で幸せに暮らせるはずよ!」と言ってあげればどうでしょう?

そしたら息子さんは「鬼が怖かったこと」よりも「頑張った自分」と「鬼がいなくなったこと」の方に注意が向き、ちょっと誇らしい気分になるかも?うまくおだててあげれば「僕、強かったもん!負けないもん!」気分になれるかも?
「あれだけ怖がって嫌がっていたのにちゃんと登園して泣かずに頑張った息子さんの勇気」を思いっきり褒めてあげれば?

「鬼が怖かった」ということよりも「これで悪いもの、災厄が無くなった。立派に立ち向かって追い払えた」ということに重点を置いて対応してあげれば?これが本来の豆まきの意義でしょうし。
特に昔は、子どもに小さいうちから「怖いもの」の存在を教えておくことはいいことだという考え方があったようです。東北のなまはげもそうでしょうし、全国的にも子どもに「地獄絵」のようなものを見せて「悪いことをすれば地獄に落ちる」と教えたりもそういうののひとつらしい。

だから息子さんに「世の中には怖いものがあるけど勇気を出せばだいじょうぶ」という形で気持ちを切り替えさせてあげればどうでしょうか?
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この回答へのお礼

そうですね。
捉え方次第ですよね。
がんばって鬼を追い払うこと、それが出来たことを褒めるようにします。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/02/05 11:18

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