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現在、ミクロ経済学の授業を取っています。 授業も4回くらいやったんですが、判らないことも、ちらほらと出てきました。

プライステイカーの意味が良くわからないんですが……
「自分の行動(需要者、生産者)を変化させても、市場価格にまったく影響を与えられない主体」と言っていたんですが……

言葉通りだと言う感じもしますが、まだ、スッキリしないんですよ。
出来れば、具体例を入れて説明して欲しいんです。

それから、良い参考書を教えて下さい。先生から「入門経済学」by 伊藤 元重さん のを教科書に指定したんです。 先生いわく、「判らなかったら、各自読んでそれを補うように」 って。 この参考書いいですかね。なんか、単語の索引がないから不便な感じがあるんですけど……。

gooドクター

A 回答 (3件)

どうもこんにちは、おせっかいながら、アドバイスを少々。



プライステイカー、日本語にすると価格受容者ですね。これはミクロ経済学の理論上、非常に重要な仮定なんです。どう重要なのか、というのは後で言います。で、プライステイカーってなんなの?という問いに対しては、sassyさんが言われたような例でおわかりかと思います。要するに、その主体の取引規模(財・サービスを需要するにしても供給するにしても)が経済全体の規模から比べて、無視できるほど小さい、ということです。そしてさらに言えば、全ての主体がそうである、という仮定も同時になされているはずです。従って、全ての経済主体はプライステイカーであり、経済はその集合で構成されている、ということです。
なんでこんな「プライステイカー」とかいう仮定をもうけるのか、と言うと、経済主体がプライステイカーでないケースを考えればわかります。例えば現代のガスとか電気とかいったような寡占産業です。寡占、というのは、少数の企業がその産業におけるシェアの殆どを握っているような状態ですが、寡占企業は一般に、自ら価格を設定したり、財・サービスの供給・需要をコントロールすることができます。こういう寡占企業は、自分の行動を変化させる事によって、市場価格に影響を与えることができる主体である、すなわち非プライステイカーなわけです。何故市場価格に影響を与える事が出来るのかというと、例えば産油国が石油ショックを引き起こしたように、わざと財の供給量を減らしてその財の希少性を増加させ、価格を引き上げるのです。
このように、わざわざ経済主体がプライステイカーである、という仮定を設けることによって、寡占や独占の可能性を排除しているわけです。そして何故排除しなければならないのか、と言うと、プライステイカーその他の仮定がなされて展開される「完全競争」の理論と、独占や寡占を仮定して展開される「不完全競争」の理論とでは、そこから導出される結論がまったく異なってくるからです。ですからこのような結論の相違がもたらされるという意味で、プライステイカーという仮定は非常に重要なんです。
要するに、今ragnarokさんが学んでおられるのが完全競争であり、後で不完全競争を学ぶ事になるのですが、その区別をつける要素の一つが、プライステイカーという仮定だと考えてください。

参考書が伊藤元重『入門経済学』になってるとのことですが、僕はそれで十分だと思います。経済理論なんてのは、大学に入ってから初めて学ぶ考え方なのですから、一冊の本を一回読んだだけでわからないのは当然ですし、そんなに不安になる必要はないと思います。とりあえず『入門経済学』をわからんなりに読み通し、それからまた違う本を読んでみる、というサイクルをたどっているうちに、分かってきます。僕自身、そうでしたし。ま、気楽に頑張ってください。あんまり肩肘張ってもわからないのはわからないですしね。
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プライス・テイカーについて、伊藤先生はなんと書いておられますか?


そこを読んで下さい。
『入門 経済学 第2版』、日本評論社、2001年刊、ですよね?
索引ないですか?
初版には巻末に丁寧な索引がついていますよ。 2版にもあったと思いますが。
誤植があるのが困るけど、非常にいい、単純に薦め得る本ですよ。

大抵のミクロ経済学の教科書には、説明がついています。
倉澤資成『入門 価格理論 第2版』(日本評論社)には、価格受容者として説明されています。
「たとえば、読者が日立製作所の株を1,000株もっていたとしましょう。この1,000株を売却するか、あるいは持ち続けるかによって、その日の日立の株価は異なるでしょうか。おそらく変わらないでしょう。日立の総株式数と比較して、1,000株はごくわずかだからです。(中略)したがって、完全競争市場では、各主体は市場から価格を所与のものとして受け取り、それに応じてそれぞれの需要量・供給量を決定すると想定されるのです。市場価格を所与として行動する主体は、価格受容者(プライス・テイカー)と呼ばれますが、需要曲線・供給曲線は、さまざまな価格水準に応じて価格需要者たる各主体が希望する需要量・供給量を表わしています」(173ページ)

上の「日立製作所の株」を「りんご1,000個」「ラーメン100玉」「米1キロ」などに置き換えて考えても変わりありませんね。
多様な「売りたい人」「買いたい人」(本当は供給と需要はこの定義ではいけないのだが、簡単のためこうします)がいる中で、
「兄さん、その商品100円まけてよ、じゃないと俺、買ってやんないよ」
と言っても、市場価格は変わりません。
まけてもらえないから買いたくないとすれば、彼は市場から排除されます。
こうした市場の中にいるのがプライス・テイカー。

伊藤先生の初版では、大根の農家の例で、「市場価格が1人の手では左右されない」ということが説明されています。
こういった財・サービスを何千財、何万財とやり取りしているのが現実の経済です。

もっとも、完全競争市場というのが現実の世界であり得ないので、プライス・テイカーもあくまで「仮定」の話になります。
完全競争市場の仮定は「利潤最大化」「情報完備」などいくつかありますね。現実にはかなりが欠落するため、仮定は成立しません。
それでも議論が成立するのは、
「単純な仮定を少し置くだけで、複雑な事象が説明できる」
という、経済学特有の面白さがあるからです。
限界効用逓減なんて、心理学の立場ではどう見えるんでしょうかね。

経済学の議論は、慣れるまでが肝心です。
例えば、正村公宏『経済学の学び方』(講談社学術文庫、初版が1979年と古いですが、まだ耐久性があります)などで、経済学(経済にあらず)を見るセンスを養いましょう。
また、雑誌『経済セミナー』(日本評論社)も毎月読むといいですね。
辞典としては、金森久雄・荒憲治郎・森口親司編『有斐閣経済辞典 第4版』が近々刊行予定です。
生協・書店・図書館などで自分にあったものを探してみましょう。
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プライステイカーとは全然聞いたことのない言葉ですから、調べて見ました



http://www.toyokeizai.co.jp/pub/stiglitz/in_econ …

上記サイトの完全競争の所に記載されています。

>具体例を入れて説明

全世界全ての取引を、株取引のように取引所で集中的に取引していることをイメージしてください。このような取引所の市場集中で多数の参加者がいる場合、仮に一人の受容者や供給者が売買することを全く行わなくなったとしても、他の人間がそれを補完する為に、価格が全く動かないと予想されます。このような市場に参加する人は集中された取引所の価格が常に正しい或いはそれ以外の価格は存在しない受け入れて売買することとなり、そのようなひとのことをプライステイカーと言う。
こんな感じでしょうか?

経済を論じる為の前提条件に使われるもので、実際に存在することは余りないのかもしれません。


>それから、良い参考書を教えて下さい

申し訳ありませんが、経済学を学んだことがないのでわかりません。
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