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「○○会議をはじめさせていただきます」って言葉を聴いて、私は異様な感じを受けるのです。
この「○○会議をはじめさせていただきます」という言葉は正しい日本語なのでしょうか?
私は「○○会議をはじめます」でいいように思うのですが、「○○会議をはじめさせていただきます」のように言う根拠とはどのようなものでしょうか?
みなさん、教えて下さい。

A 回答 (4件)

「文法的には間違っていないが、違和感を感じてもおかしくない」が私の回答です。



「させていただく」自体は正しい日本語だと思います。相手の許可を得て何かをしようという時に用います。
ですから例えば「行かせていただきます」は良いのですがとされています。

では「○○会議をはじめさせていただきます」はどちらに当たるのでしょうか?

立場を変えて「○○を許可する」側から発言するとしたら、、「行かさせる」は不適切ですが、「行かせる」「始めさせる」は正しい表現です。
従って「始めさせる」+「させていただく」が連なった「始めさせていただく」は文法的には誤りではないと思います
ちなみにATOKで変換すると「行かさせる」は(さ入れ表現)の警告が出ますが、「始めさせていただく」には警告は出ませんでした。

またWikipediaの「日本語の乱れ」の記事の中に「~させていただくの濫用」という項があり、「一方的な宣言の印象を薄めるために『~させていただく』という表現を使うことを嫌う向きもある」と解説があります。つまり違和感を感じる人も多いということですね。
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この回答へのお礼

早速のご回答、ありがとうございます。
参考になりました。

お礼日時:2007/02/06 21:04

#01です。

誤植がありました

ですから例えば「行かせていただきます」は良いのですが、「行かさせていただきます」は「さ入れ表現」で不適切とされています。
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どうも、この表現は1部宗教団体が広めた言葉ではないかと思っています。

人間関係を大事にしようという考えから、この表現を広めていったのだと思います。しかし、毎週水曜日は定休日とさせていただきます、などといわれると「俺に許可をもとめるんじゃない!」と腹立たしくなります。
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この回答へのお礼

ありがとうどざいます。
少なからず、私も同感の部分があります

お礼日時:2007/02/07 21:35

司馬遼太郎『街道をゆく』に、


「させていただきます」は浄土真宗から来た、すべては阿弥陀如来のおかげ、近江商人がよく使った」
とあるそうです。
弥陀の本願(他力)によって浄土へ往生“させていただく”。この本旨は阿弥陀如来への崇敬でしょう。

「会議をはじめさせていただきます」は、司会・進行役が出席者に敬意を示す意図で使われますね。
たとえば職場内の会議で上長が自ら口火を切るような場合は「はじめます」で十分ですが、取引先(お客様=カミサマ)や役員(エライヒト)が出席する会議で下っ端の進行役が「はじめます」とは言いにくいでしょう。言葉の正否とは別の判断が働くのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

なるほど、浄土真宗から~ですか。
なぜか納得するものがあります。
ありがとうございます

お礼日時:2007/02/07 21:37

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