プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

この2つについて詳しく知りたいのですが、HP検索しても
あまりうまくつかめませんでした(;´Д`)y─┛~~


至急なんですが教えてください!!


1:りん光の原理
2:りん光の特徴
3:りん光と蛍光の特徴
4:りん光の分析への応用

↑の4つをとくに知りたいのです。
教えてください!!!

A 回答 (5件)

 有機分子は,σ-π*やπ-π*遷移によって光を吸収します。

基底状態は,酸素以外はたいてい一重項です。一重項から一重項への遷移は,同じ多重度間の遷移なので許容遷移になります。つまり,はじめの励起状態は,一重項にあります。一重項励起状態は,スピン軌道相互作用や重原子効果による摂動によってスピン禁制がとけることによって項間交差が起きます。項間交差によって断熱的に三重項状態の高振動準位に遷移します。
 三重項状態から一重項の基底状態への遷移は,スピン禁制なので,常温ではほとんど内部変換による無放射過程によって緩和します。りん光は,液体窒素などによって溶液を冷やして固体にすることで始めて観測されます。また,禁制遷移なのでりん光寿命は,蛍光寿命に比べて非常に長くなります。
 りん光が室温で見えないのは,りん光寿命が長いために酸素による消光や溶媒の運動,衝突によって熱的に失活するためです。
 常温で,観測される長寿命な発光は,遅延蛍光によるものがほとんどです。常温で,りん光が観測されるケースは,項間交差しやすい分子などの特殊な条件が要ります。
 分析への応用ですが,分析条件として試料が低温にできることが条件となります。りん光が,観測されれば項間項差がおきていることと,三重項状態が存在することがわかります。また,カルボニルなどのn電子を持った置換基の存在が示唆できます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

皆さん有難うご座いました!!
すごくわかりやすかったです!

お礼日時:2002/06/03 22:56

以下のサイトが参考になると思います。



参考URL:http://www.ab11.yamanashi.ac.jp/ABB/No1/tachiban …
    • good
    • 1

蛍光は2重項(S遷移)で.燐光はT遷移でしたか.前者は光を当てるなどのエネルギー供給を停止すると発光が止まります。

後者は光を当てるのを止めてもいつまでも光りつづけます。それだけ安定な中間体を持っているのでしょう。

燐光の分析への直接の利用では有りませんが.燐光が観察されたならば安定な3十項化合物が存在することが見当つきます。反応機構の解析には大きな力になります。
    • good
    • 2

燐光は、物質を構成する原子が外部からエネルギーを受けて、原子核の回りにある電子の軌道が高い軌道に移動し(励起状態)、そのエネルギーを放出してもとの軌道(基底状態)に戻るときに出す光です。



燐光の特徴は、外部からのエネルギー供給が途絶えても、しばらくは発光を続けることで、これが、エネルギー供給が途絶えるとほぼ同時に発光をやめる蛍光との違いです。

もう少し正確に言うと、蛍光は励起状態から基底状態に戻るときに出す光、燐光は励起状態から三重項状態に落ちた後、そこから基底状態に戻るときに出す光です。

ちなみに、蛍光・燐光ともルミネッセンスと呼びます。

分析への応用については詳しく知りません。
    • good
    • 1

レポートでしょうか・・・?



以下の成書は参考になりますでしょうか?
====================================
蛍光・りん光分析法/西川泰治,平木敬三/共立出版/1984.11
けい光とりん光/Ralph Sher…[他]/東京化学同人/1971
====================================

ご参考まで。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!