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26歳、システムエンジニアをしています。

映画の場面にふさわしい音楽を選曲し、映像と音楽を組み合わせていくような仕事をやってみたいと思っています。
そのような仕事に関する情報を教えて頂ければ幸いです。

ちなみにネットでいろいろ検索してみた所、「sound designer」や「音響編集」などがひっかかりました。
やはり映画学校などに行き、専門的な勉強をしなければ仕事に就けないのでしょうか。

目指したい仕事の名前さえもよく分からなく、漠然とした質問ですみません。よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

その仕事は業界では”選曲”と呼ばれます。

TVでは音楽と効果音をかねることも多いので音響効果、略して音効=オンコウさん、なんて呼ばれてます。

まず映画に関しての選曲の仕事ですが、劇場用映画のほとんどは作曲家に音楽を依頼し、新たなものを作曲してもらっています。そのため映画に既成の音源を当てる選曲を仕事としている方はほとんどいません。
まあ居ることは居るんですけど、当初、作曲してもらった音楽を入れる予定がなかった場面に急に音楽が必要になった(たとえば喫茶店での会話のシーンでお店でかかっている曲や、雑踏の場面で商店街のスピーカーから何か音楽が流れているとか)というような場合に限られます。

サウンドデザイナーは映画の音の三つの要素、セリフ、効果音、そして音楽をどのような形で表現するか(大雑把に言うと、劇場のどのスピーカーからどんな感じで再生するかってところです)を担うスタッフで整音とも呼ばれます。
音響編集は邦画の場合にはまず居ないと思います。洋画の場合はセリフを後から録音しなおすことも多いので、こういった編集作業がどうしても必要になるようですけど。

話が逸れましたが選曲という仕事をされている方たちの主戦場は映画よりもテレビドラマや番組、商品のセールスビデオなどなどになります。
よくニュース映像にも音楽が流れてますよね。殺人事件のニュースだとちょっと不気味な曲だったり、珍しい動物が生まれましたなんていう紹介だと、ほほえましい曲が流れたり・・・、音楽によりかなり雰囲気を変えられるんですけど、これらは選曲するスタッフの腕によります。


特に資格がいるわけではなく、フリーでやっている方もいますが、専門の会社に所属している方がほとんどのようです。
会社といっても数名から10名程度くらいのところがほとんどで、選曲だけではなく会社組織の中では効果音など”映像の音関係”のほとんどをやっているようです。

どういう形でその道に進むかははっきりとはわかりませんが、ボクの知る方たちは映画学校や音響の専門学校を出ていました。
これは”音楽を選ぶ”というセンスだけではなく、ある程度放送機器の取り扱いが出来る、ということが要求されるからだと思います。
今でもスタジオでは6ミリのオープンリールが活躍してますし、場合によってはミキサーを扱うこともあるでしょうし。

主だった会社の固有名を挙げるわけにもいかないと思いますので、Wikipediaから”選曲”と検索してみててはどうでしょうか?
関連会社や番組名などがヒットし、その中に音響関係の会社名もいくつか出てきます。そこから電話で会社へ問い合わせて見るのもいいんじゃかと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5: …
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございました。右も左も分からなかったのでとても参考になりました。
音響編集の仕事が邦画にはほとんど無いことは残念でしたが、音響の専門学校を探してみようと思います。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/02/11 23:17

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